バハルダール大学のMinwyelet Mingist Zerihun准教授が来日
2023年8月5日(土)から8月20日(日)、バハルダール大学のMinwyelet Mingist Zerihun准教授が来日し、日本側の3つの大学・研究機関の視察と講演を行いました。Zerihun准教授は、SATREPS-EARTHプロジェクトのエチオピア側テーマ3リーダーを務めています。
8月7日、Zerihun准教授は創価大学を訪問され、鈴木将史学長への表敬訪問や大学構内およびEARTHプロジェクト関連研究室の視察を行いました。夕方には、理工学部で「Freshwater Fish Diversity in Ethiopia: Research Efforts, Challenges and Opportunities」と題して講演会を行いました。エチオピアの豊富な水産資源の保全と持続可能な利用のための課題や需要について述べられ、質疑応答の時間には大学院生から積極的な質問が行われました。
8 月8日には滋賀県立大学、8月9日には滋賀県琵琶湖環境科学研究センターを訪問され、講演会や打ち合わせなど実りのある時間となりました。
当初、8月13日に帰国の予定でしたが、エチオピア・バハルダールの治安悪化を受けて急遽帰国日を延期するなどイレギュラーな対応となりましたが、JICAや関係者間の綿密な連携により無事故で研修を終えることができました。日本側研究者と直接顔を合わせることで、胸襟を開いた対話やディスカッションをすることができ、有意義な来日となりました。