シンポジウムの様子

2019年02月28日 10時00分

SPACe開館5周年記念シンポジウムを開催!

     2月23日(土)、ラーニング・コモンズSPACe開館5周年を記念して、ラーニングアリーナにてシンポジウムを開催し、学内外から約40名の方が参加しました。

     関田SPACeセンター長による開会挨拶の後、本学を代表して、田代康則理事長より「語学にもっと力を入れればよかったという卒業生の声から、留学生スタッフと会話を楽しめるスペースとしてワールド・ランゲージ・センター(WLC)を1999年に設立、2000年には学習支援に力を入れようと教育・学習支援センター(CETL)を設立した。SPACeはこの2つのセンターを組み合わせ、新たな学習拠点として2013年に開設した。この5年間で約200万人の学生が利用し、学生の好評を得ている。今後も大学としてSPACeを中心にさらなる教育力の向上に力を入れたい」とのご挨拶がありました。続いて、山﨑めぐみ副センター長から「SPACeのこれまでとこれから」と題して、SPACeの取組み報告が行われました。

     次にSPACe開設当時、助教として学習支援に携わった斉藤幸一氏(現広島修道大学学習支援センター)、嶋田みのり氏(現東北学院大学ラーニング・コモンズ)、木原宏子氏(現同志社大学ラーニング・コモンズ)の活動報告が行われました。斉藤氏は、SPACe開設前後は「ハコのナカミをつくる」時期であったと振り返り、現在の職場に深化し、つなげることができていると報告されました。嶋田氏はSPACe開設からの3年間の様々な経験が今の職場で活かせていると多数の写真を用いてご紹介になり、木原氏は、SPACeの学生スタッフの育成や学習セミナーを中心に振り返り、現在の職場で活かしていること、新しく求められていることについて話されました。

     質疑応答では「SPACeの課題は」「学生の利用率の高さの要因は」との質問に、「外部への発信力が必要ではないか」「教員との連携や授業と結びつけることがポイント」等の応答がなされました。最後に、望月CETLセンター長より挨拶があり、本シンポジウムは閉会となりました。
    ページ公開日:2019年02月28日 10時00分