Vol.12

行田清美さん

・ 卒業年度・入学期:2016年度卒・30期
・ 所属学科:英語コミュニケーション学科
・ 勤務先等:地方公務員心理職

創価女子短期大学とわたし

創価女子短期大学開学40周年、大変におめでとうございます。

創立者、奥様に温かく見守られ、過ごした短大生活は、私にとって、自身の悩みを大きく乗り越え成長できた、かけがえのない2年間でした。「2年間で4年間分以上の力を」との創立者のご期待を心に留め、できる限りの挑戦をしていこうと決意した短大時代。勉学、資格試験、学生会の活動にと精一杯取り組みましたが、挑戦すればするほど悩みは増え、思うように結果を出せない自身の不甲斐なさに落ち込み、自信をなくしてしまうこともありました。

しかし、どんな私のことも信じて支えてくれる短大姉妹、親身になって寄り添い、具体的なご助言をくださる教職員の方々のおかげで、一つ一つの悩みから逃げずに挑んでいくことができました。 “何のために学ぶのか”、“限られた時間をどのように活用していくか”、“どのように心身の体調を整えていくか”等、短大生活の中で直面した困難は、編入学後の大学・大学院での学び、社会に出てからの生活の中で生かされています。

自身が悩み抜いたからこそ、目の前の一人の心に寄り添い、その方がより自分らしく生きていけるようになるためのお手伝いをしたいと考え、臨床心理士の資格を取得。現在は、心理職として、お子さんやご家庭に関わる相談業務に携わっております。自身の力不足を痛感する日々ですが、相談者が感じられている悩みや困難を少しでも軽減していけるように、学び、励んでおります。

短大を卒業し、あっという間に10年が経ちますが、貴重な2年間を共にした友人と今でも励まし合えること、また、卒業後も様々なかたちで白鳥姉妹と縁させていただけることが嬉しく、感謝の思いでいっぱいです。
創立者は、短大開学30周年に発刊された『創立の精神を学ぶ』(創価女子短期大学編)の特別寄稿の中で、「わが使命の舞台で青春の誓いを胸に生き抜き、勝利と幸福の実証を示す卒業生の姿-創立者にとって、これにまさる喜びはありません」と、卒業生へ温かな思いを寄せてくださいました。
心から尊敬する白鳥姉妹の皆さま!短大卒業生としての感謝と誇りを胸に、自身の使命の道を歩み抜いてまいりましょう!

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