2022年04月07日 10時53分

『データサイエンス入門』が全学必修化されました!

     

     2022年4月5日、共通科目『データサイエンス入門』が全学必修化されました。日本語と英語の両言語で開講されています。この春学期は看護・法・経営・教育・国際教養の5学部のほぼすべての1年生およそ700名に加え、2年生およそ35名が履修しています。実社会で価値創造を実践する人材を輩出するため、創価大学ではデータサイエンス教育を推進しています。

     反転授業を基本とするこの科目では、オンデマンド学習と対面アクティブラーニングを行います。学生が各自で動画教材を学習したうえで、週一回の対面セッションに集います。対面セッションでは先輩学生であるSA2人につき履修学生50名程度を担当し、データ分析演習やLTD(Learning Through Discussion)などを行います。

     SA(Student Assistant)とは、訓練された上級生が下級生の学びを促進するために教員と共に教育補助を行う制度です。この科目では24名のSAが活躍しています。対面セッションの運営のほとんどをSAが担います。

     初回のセッションでは、アイスブレークを行った上でシラバスを確認し、データサイエンスを学ぶ意義を議論しました。また有志の学生で授業外学習を行う勉強グループを結成しました。

     

    受講した学生からは以下のような声が寄せられました。

    • とてもアットホームな雰囲気で楽しかったです!オンライン動画はデータサイエンスについてわかりやすく説明されており、最初は慣れない専門用語が多くて戸惑いましたが、2回、3回と見るうちに段々理解が深まりました!次の授業も楽しみです。(児童教育学科1年・女子)
    • 自己紹介の場を与えて貰うことで「授業を聞きに集まった知らない人達」から「一緒に学ぶ仲間」になったことに驚きと嬉しさがありました。(法律学科1年・女子)
    • 勉強グループに参加したことで、同じ学部で支え合い、励まし合える友人と出会うことができたので本当に良かったです!最初は参加するのを迷っていましたが、今では参加して良かったと思います。(経営学科1年・女子)

     

     先輩として対面セッションを担当したSAの一人(経済学科3年・男子)は「SAになって良かったなと感じるほどとても楽しく、あっという間の時間でした。授業開始前はいろいろ不安や緊張もありましたが、履修してくれている学生の皆さんが積極的に授業に取り組んでくれて、想定していた以上にスムーズに授業運営することができ、とても良かったです。また、授業の開始前と後で、教室の雰囲気がすごく明るくなっていたことにとても驚きました。緊張感がほぐれ楽しそうに受講している履修生に、私も多くの元気をもらい、私自身SAをすることが他の授業に対してのモチベーションになっています。これから本格的に授業が始まり、内容も難しくなっていくとは思いますが誰一人取り残されないようにしっかりとサポートし続けていきたいです。」と語っていました。

     本科目は「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」(数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム)に準拠しています。また、本学のデータサイエンス教育の取り組みは、文部科学省が推進する数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)に認定されています。

     

    創価大学のデータサイエンス教育の概要・詳細については、以下の動画をご参照ください。

    「データサイエンス入門」紹介動画

    「データサイエンス副専攻」紹介動画

    創価大学グランドデザインとデータサイエンス教育(馬場前学長)

    創価大学のデータサイエンス教育の歴史(浅井データサイエンス教育推進センター長)

    ページ公開日:2022年04月07日 10時53分