2021年10月19日

第8回創価大学教育フォーラム(第19回FD・SDフォーラム) を開催しました

    関田 一彦 副学長

    10月16日(土)に第8回創価大学教育フォーラム(第19回FD・SDフォーラム)がオンラインで開催され、学内外より大学関係者や高等学校教員、学生ら184名が参加しました。

    フォーラムでは、馬場善久学長の挨拶の後、関田一彦副学長(教育・学習支援センター[CETL]長)が、同日13時から学内関係者を対象に開催した学部別FD分科会の概要を発表しました。続いて「自己点検評価の学生参画の在り方について」と題して、鈴木将史副学長(全学自己点検・評価委員長)が本学の自己点検評価の学生参画の歴史や、取り組み、今後の展望などを紹介しました。

    鈴木 将史 副学長

    その後、立命館大学 教育開発推進機構 教授 / 教育・学修支援センター副センター長の沖 裕貴氏が、「大学における自己点検評価と学生参画」と題して基調講演しました。沖氏は、大学において内部質保証や教学マネジメントが重要とされる背景や、その位置づけ、方法論などの概要を述べました。また、評価に直結する教育・到達目標の設定の仕方やそこで述べられる事項を反映した形でのシラバス作成の注意点など具体的な話題にも言及しました。

    沖 裕貴 氏

    さらに、質保証における学生参画については、[学習・教育評価]、[カリキュラム設計と教育診断]、[教科ベースの研究と探求]、[教育と学習の学識]の4つの分野での国内外の学生参画の在り方について様々な事例を紹介しました。
    そして、「アセスメントのチェックは、機関、プログラム、科目などの各階層でそれぞれエビデンスを示しながら、ディプロマ・ポリシーを意識してその整合性や体系性、系統性を示せる取り組みになっていることが重要。(中略)質保証における学生参画は世界的に見ても基本の取り組みになっている。今後も更にその積極的な充実が求められる」と述べました。

    参加者からは「授業を運営するうえで、評価表の基準やルーブリックの策定などに向けてヒントを得られた。シラバス作成の際に役立てていきたい」、「学生参加によるカリキュラム検討が行われている大学の例を知ることができ、とても参考になった」、「自己点検と学生参画について、具体的な項目や実例を通して、認識を深めることができ、非常に啓発された貴重な機会となった」などの声が寄せられました。

    概  要

    第8回創価大学教育フォーラム・第19回FD・SD フォーラム

    開催日時:2021年10月16日() 15時~17時

     会  場: ウェビナー(オンライン)
     参加者数:184名

    ページ公開日:2021年10月19日