関西国際大学 濱名 篤学長

2022年10月14日 10時54分

第9回創価大学教育フォーラム(第20回FD・SDフォーラム) を開催しました

    鈴木将史 学長

     2022101日(土)創価大学中央教育棟にて、第9回創価大学教育フォーラム(第20FDSDフォーラム)を開催しました。学内外より大学関係者や高等学校教員、学生ら約126名の参加がありました。

    フォーラムでは、鈴木学長の挨拶の後、関西国際大学 学長 濱名 篤氏より「多様化する学生とこれからの大学教育~コロナ禍を経ての課題と可能性~」と題して基調講演を賜りました。

     濱名氏は、コロナ禍以前から、現在に至るまでの大学教育の変化した背景や、関西国際大学の学生支援型IRの取り組みで得られたデータから読み取れるコロナ前とコロナ禍の学生の違いとそこから見られる学生の変化、また大学が取り組むべき課題などについて概要を述べられました。ポストコロナを見据えて、コロナ禍に起きた様々な変化への対応策や、大学側のマインドセットの転換などにも触れられました。そして、「このような転換期において、ともすれば、何から手をつけてよいのか分からない社会実験のような環境の中で、我々は教育の責任を負わなければなりません。このような状況下で我々がやるべきことは何かを考えた時、地道に自分たちの実践についてエビデンスを蓄積し、認識を共有して、学生たちに適合した形の処方箋をどう組織的に検討していくかが大切です。」と述べられました。

    参加者からは「今後、多様な学生に対し、授業内容や生活指導など様々な面において、どのように対応していくのがよいかを考えていくうえで有益な内容でした。」、「オンラインであっても、学習の目標や意義を明確にすれば、学生の学びが得られることがわかり、自信になった。」、「学力と大学生活の満足度は比例してないということや、大学設置基準法の改正内容について、行政に携わっておられた経験からお話しをいただき大変参考になった。」などの声が寄せられました。

    また、午後には学部別のFD分科会という形で法学部、文学部、CETL、障害学生支援室がそれぞれセミナーを開催しました。各セミナーのテーマは以下の通りです。

     

    分科会テーマ

    法学部:「法学部におけるSDGsESG教育」(池田眞朗 武蔵野大学法学研究科所長、慶應義塾大学名誉教授)

    文学部:「文学部メジャー制が目指すもの」(村上 信明 教授)

    「文学部における初年次教育の再編:学生の学びをいかに確保するか」(森下 講師)

    CETL:「LTD話し合い学習法の基礎と活用」(安永悟 氏 久留米大学 文学部 教授)

    障害学生支援室:「アドバイザー研修」 (山﨑 めぐみ 教職大学院 准教授)

    概  要

    9回創価大学教育フォーラム・第20FDSDフォーラム

    開催日時: 2022101()

    教育フォーラム  10301130

    学部別FD分科会 13001430

     会  場: 創価大学 中央教育棟 教育フォーラム : AB103教室

                                                                      学部別FD分科会: 各教室

    ページ公開日:2022年10月14日 10時54分