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2023/03/20

第37回創価女子短期大学卒業式を挙行しました

3月18日(土)、第37回創価女子短期大学卒業式が第49回創価大学卒業式と合同で、池田記念講堂で盛大に挙行されました。式典には、イギリス・バッキンガム大学のジェームズ・トゥーリー副総長(学長)が出席し、卒業生の門出を祝いました。

式典では、創価女子短期大学の水元昇学長の開式の辞に続き、田代康則理事長が創立者からのメッセージを紹介。続いて、短大生129名に「短期大学士」の学位記が代表の学生に授与されました。

その後、本学と交流のある海外の著名な教育・文化機関からの各賞が代表に贈呈されました。
〇「インド・創価池田女子大学世界友情賞」:井関春香さん
〇「インド・創価池田女子大学池田香峯子名誉学長賞」:古越理恵さん

また、「マリー・キュリー賞」が川上音子さん、山田月さん、松井陽奈子さん、橋本美紀さん、出口雛さん、中野菜摘さん、高橋友海さん、北澤由香さん、北野愛花さん、小林彩乃さん、廣川恵子さん、蒔苗ひかりさん、石川琉南さん、森本美里さん、岸恋歌さんに贈られ、学科総代の「香峯賞」を五十嵐桜さんに、「創立者賞」が石村美紀さんに授与されました。

卒業生代表抱負などの後、鈴木将史創価大学学長は告辞で、「卒業生、修了生、保護者の皆様、寄付者の皆様、教職員、すべての皆様に厚く御礼を申し上げます。特に、久しぶりに保護者の皆様を会場にお招きすることができました。(中略)これから皆さんが打って出る社会には、決して当たり前ではない、予想もしない状況が待ち受けていることは間違いありません。しかし、いまだかつてない困難を克服して卒業される皆さんは、必ずや創立者のおっしゃる通り、いかなる試練の挑戦にも逞しく応戦し、乗り越えていってくださると信じています。皆さんが一人ももれなく、『価値創造を実践する世界市民』へと成長されることを心から念願して、告辞といたします」と述べました。

続いて、トゥーリー副総長(学長)が祝辞を述べ、インド独立の父であるマハトマ・ガンジーの「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」、「私は失望すると、いつも思う。歴史を見れば真実と愛は常に勝利を収めた。暴君や残忍な為政者もいた。一時、彼らは無敵にさえ見える。だが結局は滅びている。それを忘れないでほしい」、「敵と相対するときには、その敵を愛で征服しなさい」との三つの言葉を送りました。

本学創立者の池田大作先生はメッセージの中で「逆境の坂道を勇み登りゆく正義の若人の生命には、必ずや天の喝采と大地の祝福が待っています。わが愛する皆さんは、コロナ禍など何重にも制約や不自由が課される中、歯を食いしばり、学友と励まし合って、探究と錬磨の道を走り抜いてきました。一人一人を讃え見送るように、キャンパスの桜も時を逃さず咲き始めたではありませんか。(中略)国際性・多様性・独創性、そして人間性に満ちた、平和の学府から巣立つ皆さんは、世の分断や対立の闇を打ち破る、聡明にして快活、誠実にして強靭なる価値創造の生命の光を、昇りゆく旭日のごとく放っていってください。そして、いずこにも希望と信頼の花咲く大道を、負けじ魂朗らかに開いていただきたいものであります。」とエールを送りました。

式典後には、卒業生全員で保護者への感謝を込めて『母』の合唱を贈り、短大校舎にて、学位記が授与されました。
ページ公開日:2023/03/20