創価女子短期大学×SDGs

学長挨拶

水元 昇 学長
 創価女子短期大学は、2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)について、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットの達成に向けた教育・研究を推進します。このSDGsの根本理念は、「誰ひとり取り残さない」(No one will be left behind)にあります。
 
 本学の創立者池田大作先生は、1996年コロンビア大学ティーチャーズカレッジで「『地球市民』教育への一考察」をテーマに講演され、地球的課題を自覚させる教育を念願され、具体的に「平和・環境・開発・人権」の四項目を挙げられました。2000年に国連でミレニアム開発目標(MDGs)が発表された後、2003年、本学で新カリキュラム「地球市民教養科目」を設置し、地球的課題を「平和」「環境」「開発」「人権」の4つの視点から学び、「人類の幸福と平和を創造する地球市民の育成」をスローガンに掲げました。そして、建学の指針を胸に社会で活躍できる人材育成を目指し、これまで1万2,000人を超える卒業生を輩出してきました。 
 
 SDGsという言葉だけをみると、2015年以降に何かを始めたような印象をお持ちかもしれません。しかしながら、本学は、開学当初から社会課題への解決に向けた人材育成の取り組みを行ってきており、以前からの取り組みをスプリングボード(跳躍台)として、更にSDGsの達成に向けて貢献していきます。

創価女子短期大学のSDGsへの取り組み

教育面では、短大入学1年次春学期に全員が受講する「基礎ゼミナール」において、「これからの社会を考える」をテーマに、SDGsの様々な分野を学習します。その上で、1年次秋学期以降も、地球市民教養科目を中心に、学びの先に自らの未来を描くことができるようにSDGsについて学びを深めていきます。2年次には、ゼミナールで実践的な学びを行い、SDGsを「他人事」ではなく「自分事」と捉える機会を提供していきます。具体的には、大学コンソーシアム八王子の学生発表会等の機会を活用し、自治体とも連携し、社会課題解決への提案を行います。

短大独自の取り組みとしては、ICT教育の充実を図ると共に、全学生へのiPad配布、授業時等のデジタルデータ配信による紙の使用枚数の大幅削減、ボランティア部によるエコ活動、学内のウォーターサーバー設置など、SDGsの各ゴールの達成に向けて貢献していきます。 “Think globally, act locally.”(世界視野で考えて、ローカルに行動する)とあるように、短大生が身近なところから行動し、環境や人権など世界的な課題に思いを寄せる人材へと成長できるように、大学としてもSDGsの実践を行っていきます。

創立者池田先生は、「大学こそ問題解決のための英知を結集し、新しいアプローチを育む揺籃であり、時代変革への力強いエネルギーは青年、なかんずく学生たちから生まれると確信する」と仰ってくださっています。

開学40周年に向けて、また、2030年SDGsの達成を目指し、本学は新たな歴史を築いていきたいと思います。

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