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2021/01/04

2021年新年のご挨拶 理事長 田代康則

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
平素より創価大学・創価女子短期大学の発展のために多大なるご尽力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

まず、はじめに、新型コロナウィルス感染拡大が続く中、感染のリスクと対峙しつつ、私たちの生活を支えてくださっている医療従事者の皆様、心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。本当にありがとうございます。また、本学の看護学部卒業生の看護師も最前線で尽力されています。一日も早い新型コロナウィルスの収束と、皆様のご負担が軽減していくことを心より念願しております。

1月2日、3日に開催された「第97回東京箱根間大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)」に創価大学陸上競技部駅伝部が2年連続4回目の出場を果たしました。全217.1キロを10人の選手が一丸となって走り抜き、目標の3位以内となる総合2位、並びに往路では見事優勝を勝ち取り、創立50周年の年の素晴らしいスタートとなりました。
選手の活躍をはじめとして、サポートスタッフやテレビの前からから熱い声援を送ってくださった多くの皆様に心から御礼を申し上げます。選手たちは、この経験を生かし、次の目標に向って出発しました。どうか今後とも応援をよろしくお願いいたします。なお、今回の箱根駅伝出場に際し、多くの皆様から多大なご支援を賜り、誠にありがとうございました。

本年4月2日には、創価大学は開学より満50周年の佳節を迎えます。創立者池田大作先生が示された建学の精神を根本に、学生第一の理念のもと、創造的世界市民の育成に取り組んでまいりました。この間、開学時の3学部から、現在は8学部、5研究科、2専門職大学院と通信教育部4学部へと拡大し、卒業生は大学(通信教育部含む)・短期大学を合わせて約10万人となりました。また、2013年に竣工した中央教育棟をはじめ、この50年でキャンパスも目をみはるほど発展しました。
昨年より本格的にスタートした創立50周年記念事業では、創価教育研究所を「池田大作記念創価教育研究所」に発展的に改称し、研究者のネットワーク構築および教育・研究成果の発信等による世界市民教育の拠点構築への取り組みを開始するほか、オンラインを活用しての「価値創造×SDGs」WEEKと称した識者による連続シンポジウムの開催や、「創価大学50年の歴史」の出版および記念展示等の準備に努めてまいりました。

このような50周年記念事業の推進にあたり、昨年9月より開始した「創価大学創立50周年・創価女子短期大学開学35周年記念寄付事業」(2022年8月末まで)では、厳しい経済環境のなか、創友会、白鳥会、会友会の会員ならびに支援者の皆様からの尊きご芳志を賜り、心より御礼を申し上げます。ご寄付をいただいた皆様のご芳名は、新たに設置された「創価大学寄付者電子銘盤」に残させていただきます。皆様からの尊きご支援をもとに、次なる50年の基盤構築をしてまいります。

創立50周年の本年は、周年記念事業の展開と同時に、中長期計画である新グランドデザイン「Soka University Grand Design 2021-2030」開始の初年度となります。また、昨年開学35周年を迎えた創価女子短期大学は、開学40周年を目指し、「短大中期計画2021-2025」に取り組んでまいります。学校法人創価大学は、これまでの理念と伝統を重んじるとともに、社会に新たな価値を生み出す最高学府であり続けるため、創価教育学体系発刊100周年となる2030年への歩みを力強く進めてまいる所存です。

結びに、新しい年のはじめにあたり、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

2021年1月 学校法人創価大学理事長 田代康則
 
ページ公開日:2021/01/04