2018年05月29日

2018年度第1回学士課程教育機構FD・SDセミナーを開催しました

2018年5月25日(金)に、法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎氏を講師としてお迎えし、2018年度第1回学士課程教育機構FD・SDセミナーを開催しました。
「キャリア教育・支援を『大学教育の日常』に埋めもどす」をテーマに、①学生の生育環境と発達上の課題・困難、②大学におけるキャリア教育・支援のこれまで、③キャリア教育・支援の今後に向けて、等についてご講演いただきました。
進学率が増加し大衆化した大学において、組織的なキャリア教育・支援が必要であるが、これまでの支援は学生の依存を強めるという逆説を生んでいないかと指摘され、今後は大学教育以前の課題にも取り組み学生を自立させ、尚且つ大学全体がキャリア教育となることの必要性を主張されました。
学内外の大学教職員33名の方に参加いただき、参加者からは、「自立の仕組みを授業の中でもどのように作り出すかを考えることが必要と感じた」「授業を通して『社会、生活、知識と自身』を考えるきっかけを作り与えることが必要と感じた」等の声が寄せられました。
ページ公開日:2018年05月29日