学生のみなさまへ

CETL学習支援とは

CETL学習支援について
本学では、より質の高い授業を提供するため、先生方が日々研鑽に励んでいます。そうした向上・改善の取り組みを支援しているのがCETL(教育・学習支援センター)です。CETLは授業改善のためのワークショップや講演会、教員同士の情報交換や相互研鑽の場として教育サロンや勉強会などを開催しています。
日本の大学の多くは、CETLのような教育改善支援の部署や組織をもっています。その中で、CETLの先導的な取り組みはさまざまに評価されてきました(詳細)。これからも、学生のみなさんと力を合わせて本学の教育改善を後援して参ります。
また、これまでCETLで行っていた、学生向けの学習・履修相談、レポート診断および学習セミナーなどの学習支援サービスは、2013年秋より新たに誕生したラーニング・コモンズSPACeに移行しました。

お役立ちリンク集(大学院生)

国内・海外の諸大学FDセンターより、大学院生のみなさまがより充実した、実りある研究生活を送るためにヒントとなり得るような情報をまとめました。
なお、「学外のみなさまへ」のページでは、国内・海外の諸大学が教育改善のために取り組んでいる活動や、より良い授業を構築するための理論的・実践的内容が紹介されています。将来、大学教員をめざされる方はご参考にお役立てください。
名古屋大学 高等教育研究センター(「ティップス先生からの7つの提案」大学院生編) 充実した大学院生活を送るために、意識しておきたい基本的なポイントがまとめられています
イリノイ大学アーバナシャンペン校 University of Illinois, Center for Innovation in Teaching & Learning (Teaching/Faculty Career Timeline, Masters Students) 将来大学教員を目指したい修士(博士前期)課程の大学院生のためのタイムラインです。
OnlinePhDProgram.org (105 Indispensable Resources for Online Academic Research さまざまな専門分野の学術文献を検索できるサーチエンジンが一覧でまとめられています。
Tomorrow's Professor スタンフォード大学FDセンターがスポンサーをしています。
メーリングリストに登録すると、毎週2回、大学教育や研究に関する身近で具体的な話題をあつかった記事が届きます。
Tomorrow’s Graduate Students and Postdocsには、大学院生のための興味深い記事も掲載されています。

お役立ちリンク集(PASS)

CETLでは、授業改善に関する教員からの相談に個別に対応するコンサルテーション・サービスを行っています。加えて、2014年後期から、CETLで訓練を受けた学生(PASS:Peer Assessment Support Staff)を当該授業に派遣し、授業者の望む情報の収集を行うサービスも開始します。
以下に、PASSとして活動していただく学生のみなさんに役立つと思われるサイトや文献を集めました。

大学教員から見た「授業」とは何かを知る

PASSのみなさんが先生方の授業改善をお手伝いしていくにあたって、このサービスの対象者である「先生の立場」を知っておくことはとても大切です。先生はどのようにして大学の授業を設計し、実践するのか?―――そこには、単に学生の立場から見ていたのでは分からない、さまざまな構成要素があります。このように、先生から見た「授業」とは何かを構造的に把握することで、先生方の授業を観察するみなさんの視点もより立体的・具体的になり、改善に向けた、より効果的なサービスが提供できるはずです。
ページ上の「授業の基本」や「困ったとき」をご覧ください。授業を設計するステップや、授業の設計・実践の過程で先生が出あうさまざまな問題と解決へのヒントがまとめられています。

本学のファカルティ・ディベロップメント(FD)の取り組み

ファカルティ・ディベロップメント(faculty Develoment:FD)とは、大学教員の教育能力向上のための個人的・組織的取り組みのことです。本学でも、CETLと他部局とが協力してFD活動に取り組んでまいりました。PASSのみなさんのサービスも、これらFD活動の大切な一環につらなっています。
「教員のみなさまへ」のページでは本学がこれまで取り組んできたFD活動の概要がまとめられています。

他大学の学生FDスタッフの活動

本学以外にも、学生による授業改善のお手伝いが活発に行われている大学があります。他大学の学生が母校の授業改善のためにどんな貢献をしているかを知ることは、新たな触発や学びの発見につながることでしょう。