CETLとは

ご挨拶

センター長あいさつ

センター長 関田 一彦 副学長・教授
関田 一彦
教職大学院 副学長・教授

教育・学習支援センター(CETL: Center for Excellence in Teaching and Learning)は20005月に開所しました。以来20年以上にわたり、創価大学のFDFaculty Development)推進機関として、教員一人ひとりの教育力向上を支援しています。

創価大学は創造的地球市民の育成をめざす人間教育の世界的拠点です。学生の主体性を尊重し、学生一人ひとりの創造性の開発に向けた学部の様々な取り組みを応援しています。さらには学内の様々な部局・委員会と連携し、専門教育と一般教育を合わせた学士課程総体の教育力向上に努めています。

学生の主体性を尊重するためには、教員個々の、そして学部の主体性も尊重されねばなりません。学生に対しても教員に対しても、創価の学び舎に集ったすべての人たちの学びと成長を支援したい、というのがCETLの願いです。FDは大学の義務となりましたが、それは教員への一方的な押し付けではありません。CETLは当事者の自主性を尊重しつつ、時代の要請に応えるサービスを提供・開発していきます。

副センター長あいさつ

副センター長 大場 隆広 准教授
大場 隆広
経営学部 准教授

2019年4月から、CETL副センタ―長になりました大場と申します。

私は2016年4月に創価大学に着任して、経営学部で経営史という科目を教えています。前任校は札幌の学校でしたが、着任当初、前任校と創価大学との違いとして大いに驚いたのが活発なFD・SD活動でした。毎月のように、FD・SDセミナーの案内がメールで配信されてきて、「なんて、教員の教育スキルアップに熱心な学校なのだろう!」と思いました。しかも、セミナー講師の人選も工夫されていて、飽きさせないプログラムになっていたのにも驚きました。

これまではCETLが提供する取り組みに気楽に参加して楽しむ側でしたが、今年から提供する側にまわることになり、四苦八苦の毎日です。微力ながら、これからの創価大学の教育・学びの向上に、少しでも貢献したいと思っています。よろしくお願い致します。

目的・事業

目的

CETLの目的・事業について
学生の学習に対する要求の多様化という状況のもと、本学は学習支援と教育支援が不可分であるとの認識に立ち、2000年に「教育・学習活動支援センター」を開設しました(2014年度から「教育・学習支援センター」に改称しています)。2013年9月には、学生の多様化と社会からの教育改善要求の高まりの中で、学生の学習活動支援を中心的に担う部署として、学士課程教育機構内に、総合学習支援センター(通称SPACe)を新設しました。詳しくはこちら
これを受け、CETLは教育活動のよりいっそうの向上と発展に向け、教育と学習の往還を重視し、学生中心の大学教育の促進を目指します。学生向けサービスを総合的に提供するSPACeと協働しながら、本学の教育ミッション達成に向けてより多角的な活動を展開して参ります。

事業

CTELの事業について
上の目的を達成するために、本センターは次の事業を行います。
 
  1. 教員に対する授業改善の支援
  2. 学部・部局の教育改善の取り組みに関する支援・協働
  3. 学教育および関連領域に関する調査・研究
  4. 調査・研究資料の収集、整理及び保管
  5. センター事業に必要な出版物の刊行
  6. 国内外の教育機関との交流
  7. 創価大学ファカルティ・ディベロップメント委員会から委託を受けた業務
  8. その他、前条の目的達成に必要な事項

大学教育支援プログラムの特長

大学全体の教育改革・授業改善を推進。それを具体化したのが、CETL(教育・学習支援センター)です。

CETL(教育・学習支援センター)は、各学部をはじめ、ラーニング・コモンズSPACeの各部局、図書館など、学内の他機関との連携・協働により、学士課程教育の充実支援など総合的な学習支援体制の整備を進めています。またCETLでは、ファカルティ・ディベロップメント(FD)を大学教員の成長、そして大学組織人としての成長と捉え、個々の教員の教育改善・自己研鑽の支援を積極的に行っています。

全学部でFD を実践。教員、学生が一体となって、大学教育支援プログラムを推進。

FDは、教育機関としての大学がその責任を果たしていく上で非常に重要な取り組みです。大学にとって、学生こそが最大の資源です。ただし、この資源を発掘し、精錬あるいは練磨する技術者がいなければ、資源は眠ったままです。学生を鍛え育てる教員の技量の高低が、大学教育の成果を決定します。だからこそ、教員の教育力向上を支援するFD活動が重要であり、FDの推進は大学の責任です。

創価大学は、学生参加、学生中心、学生第一の三原則を掲げ、創立以来、学内の運営にも、学生参加の原則を実現しています。

全学協議会、学部協議会の構成と実績 創価大学は、1971(昭和46)年以来、創立者の指針でもある「学内の運営に関しても、学生参加の原則を実現し、理想的な共同体にしていきたい」という学生中心の大学です。一口に学生中心といっても、さまざまな次元の取り組みがあります。FDに関しても、授業アンケートの実施やPASSなど、学生の声を反映した改善を進めています。

PASSは、Peer Assessment Support ServiceとPeer Assessment Support Staffという2つの内容の略称です。前者が教員同士による授業改善サービス、後者が前者のサービスを支援するスタッフを意味し、後者には訓練を受けた学生も含まれます。PASS学生は大学教員の授業改善をお手伝いする活動を展開しています。

沿革

1998年10月 「教授・学習活動支援センター」準備委員会発足
1999年3月 「教授・学習活動支援センター」準備委員会、学長にあるべきセンターの構想を答申
同月 学長ビジョンにおいて、FD活動の中心機関として「教授・学習支援センター」(当時仮称)の設置計画 発表
2000年1月 第1回FD講演会開催(講師:寺崎昌男氏)
2000年3月 第1回海外視察派遣
2000年4月 坂本辰朗教育学部教授を初代センター長に、6名の教員がセンター員としてスタート
2000年5月24日 「教育・学習活動支援センター」(Center for Excellence in Teaching and Learning :略称CETL)がA棟2階法人事務局跡に開設
同月 学習相談窓口対応サービス開始
同月 第一回学生向け学習技能講習会「レポートの書き方」開催
2001年1月 第一回教授法研修会(講師:杉江修治氏)
2001年2月 広報誌『C.E.T.L Quarterly』創刊
2003年9月 文部科学省の特色ある大学教育支援プログラムを選定 テーマ:『「学生中心の大学」のための教育・学習支援』
2004年3月 第1回全学FDフォーラム開催
2004年4月 Annex オープン
2005年3月 文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援プログラムを選定 テーマ:『ICTを活用した自律的学習の推進』
2007年9月 「アニュアルレポート」創刊
2009年9月 「大学教育・学生支援推進事業(テーマA) 大学教育推進プログラム」に採択
2010年4月 学士課程教育機構 発足  CETL編入
同月 e-learning推進のためのCETL分室設置
2011年3月 CETL「Quarterly」、「アニュアルレポート」を当機構広報誌(SEED)へ統合
2013年9月 新総合教育棟完成に伴いCETLが同西棟8Fに移転、学士課程教育機構内にSPACeが新設されCETLと一部業務内容を分担

組織図

CETLの位置づけ

センター構成員

2023年度 CETLセンター構成員リスト

センター長 関田 一彦 副学長・教授 教職大学院
副センター長 大場 隆広 准教授 経営学部
センター員




 
蝶名林 俊 准教授 経済学部
小島 健 准教授 経済学部
中山 賢司 准教授 法学部
和足 憲明 准教授 法学部
森下 達 准教授 文学部
鈴木 拓也 教授 経営学部
泉谷 道子 准教授 経営学部
鶴田 真紀 教授 教育学部
戸田 大樹 准教授 教育学部
寺島 美昭 教授 理工学部
窪寺 昌一 教授 理工学部
添田 百合子 准教授 看護学部
能見 清子 准教授 看護学部
山田 竜作 教授 国際教養学部
章 瞬源 講師 国際教養学部
服部 南見 講師 学士課程教育機構