2024年5月11日、中央教育棟AE256教室にて、関田一彦　副学長／CETLセンター長による「授業設計基礎Ⅰ」を開催し、教員18名が参加しました。
　授業の導入におけるコミュニケーションやアクティブラーニングが求められた背景、ペアリーディングやジグソー法といった授業手法、ガニエの９教授事象から見た良い授業のポイント、学生の学習意欲を想定した授業展開の重要性などについて学び合いました。講義の中では、グループディスカッションを通じて、参加者同士の意見交換も活発に行われました。
　アンケートには、「自身の振り返りができ、課題も明確になりました。他学部の先生方の経験も聞かせて頂き、これからの指導の要点が理解できました。講義内容は知りたかったことが詰まっていて大変深い学びになりました。」「内容の説明のみにとどまらず、例えば導入の部分など、実際に学生が経験するような展開でセミナーが進められ、講義受講者の体験もできたことが有意義でした」「授業に必要な要素を改めて言語化していただいたことで、自分の授業に足りない部分や自信を持って良いのではないかと思える部分を発見出来ました。また、他の科目の先生方とお話しできたことで、授業の中で学生にフィードバックを与えやすい科目と、そうでない科目があることが分かり、大変勉強になりました。」等の声が寄せられました。