本学理工学研究科情報システム工学科専攻・博士前期課程２年の砂田拳人さん（鳥居研究室）が、「情報処理学会第85回全国大会」にて学生奨励賞を受賞しました。
 

　主催の一般社団法人情報処理学会は、1960年に設立された日本最大の情報処理分野の学会で、会員数は2万人を越えます。今回の全国大会は、年に1度の学会最大の大会です。
 

　砂田さんの発表は、「MQTTブローカーに対するSlowDoS攻撃対策の検討」というテーマで、MQTTブローカに対する各種攻撃を実装して、その有効性を評価したものです。実験では，MQTTプロトコルのオープンソースであるMosquittoをRaspberryPi4に実装し、評価をおこなったところ、その結果，Keepliveの設定時間を短くとることで有効な対策となることが分かりました。
 

　受賞した砂田さんは、「学生生活の最後の発表でこのような賞をいただき、大変に光栄です。これからの社会人としての生活に良いスタートを切れたと思います。修士で学んだことを忘れずに頑張りたいと思います。」と語られました。