情報システム工学科の特長

技術力と発想力を伸ばし、情報社会の次世代を担う人材を創出

情報社会の発展に貢献できる志・技術・発想力を持った人材を育てるため、時代の流れに応じた柔軟なカリキュラムと、実験や研究に集中できる施設・設備を用意しています。授業や研究室では教員と学生の対話を重視して好奇心を刺激。産業界とも積極的に連携し、想像力と実践力を養います。

INTERVIEW

ゲーム制作の効率化を目指して、より直感的なプログラミングとデバイスの連携システムを開発


情報システムエ学科
今村研究室4年※
大塚 拓弥
※取材時の所属です。

情報システム工学科を志望されたきっかけを教えてください。

小さいときからゲーム業界で働きたいってうのがあって、その中でもゲームプログラマーを目指していたので、プログラミングを勉強できる情報技術系の学校が良い方と思っていました。創価大学のオープンキャンパスに来たときに理工学部の1階で、手の動きを検出して遊ぶゲームを展示していて、そこで遊ばせてもらった経験からゲーム作りも学べと思い情報システム工学科を志望しました。専門学校も一つの選択肢ではあったのですが、自分の中ではゲーム業界にしか関心が無くて将来的に大丈夫かな?という不安があり、大学で幅広い分野を学びながら、その中から自分の進みたい道を考えてみるのも良いかなというのもありました。

今村研究室ではどのような研究をしているのか教えてください。

ゲームエンジンのUnityをより直感的に扱えるように、触覚と3D操作を扱えるデバイスを使ってゲームのステージ作成を出来るようなプログラミングを研究しています。通常、ゲームのステージは3Dであるにも関わらず、その作成はマウスカーソル等の2D操作で行うしかない為、視点移動等の操作が多く必要になります。その点で、触覚と3D操作を扱えるデバイスを使えば自分の手でパーツを組み立てていく模型製作のように直感的にゲームのステージ制作が出来ます。その上、ゲーム制作の時間も劇的に短縮できる可能性があります。

この分野を志望した理由を教えてください。

私は元々ゲーム制作に興味があり、自らゲームを作っていました。その際に使用したゲームエンジンで不便だと感じた部分がありました。一方で、研究室に置いてあるぺン状のハプティクスデバイスに感動し、それを使った研究をしたいとも考えていました。この二つの思いを合わせて今の研究に繋がりました。実現したとき、自分だけでなくプロのゲーム開発現場にも影響を与えられる可能性がある事から魅力を感じました。また、企業が提供する開発環境を分析して自分の力でさらに改良する事で、より知識が深まりました。研究を進めていく上で、身近にある製品がどれほど事例の想定と対策を練って作られているのかと感動しました。

研究室での学びを生かした将来の目標を教えてください。

昔から目指していたゲーム開発の現場で知識を活かしていきたいです。2年生の後半時に自分でゲーム制作をしようと思い立ち、美術部の友達にも協力してもらいながらひとつのゲームを作り上げる経験もできたし、「応用情報技術者」という資格も取得できたので、こうした経験や資格を生かしてエンターテインメントの分野で社会貢献できるようになりたいです。アーティストやプランナーの意向を具現化できるようなプログラマーが目標です。その為に高い技術と経験を積み、ゲーム制作の現場で負担を減らした物づくりができるような環境づくりに貢献していきたいです。
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