• Tag:
  • 留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD11期 2023年6月16日) 

2023年06月16日 11時36分

留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD11期 2023年6月16日) 

<春学期が終わりました!>
 

こんにちは!

DD日記をご覧いただきありがとうございます!

15日に、私たちのバッキンガム大学での春学期の期末試験が終わり、創価大学よりも一足早く夏休みに入りました。テスト終わりに先生のお宅に招待していただき、アフタヌーンティーを楽しみました!

私たちの代は、日本人学生が都内の別の大学からも2名来ています。今回は日本人5名で先生のお宅におじゃましました。夏休みの計画やそれぞれの家族の話などでとても盛り上がりました。

 

今回のDD日記では、私たちが春学期に受けた授業やテストの感想、そして後半で大学の施設を簡単に紹介していきたいと思います。

 

前回も少し触れた通り、バッキンガム大学は4学期制となっており、各学期の後に2〜3週間の休みがあります。1学期9週間からなっているため、年間で36週の授業があります。創価大学の授業は年間30週なので、比較すると6週間(1ヶ月以上)多く授業を受けていることになります。学びの機会が多いことはうれしいことです…。

 

多くの授業が2時間のレクチャーと1時間のチュートリアルから構成され、1つの科目につき1週間に合計で3時間の授業が行われます。レクチャーで学んだことを元にチュートリアルでクラスメイトとディスカッションをして理解を深めていくといった具合で進みます。レクチャーは創価大学の授業の多くと似ているように、先生がスライドを用いて講義を行い、授業によってはディスカッションやペアワークなどがあります。レクチャーは1クラスにつき学生が多くても10〜15人程度の授業であるのに対し、チュートリアルはより少ない人数で行います。私が受けたチュートリアルは4〜8人ほどで、先生と学生の距離が近く、質問などもしやすいと感じました。ディスカッションが中心になるため、レクチャーで学んだことを理解して自分の意見をきちんと持っている必要があります。英語力がまだまだの私にとっては、スライド等に提示された内容を読んで理解し、先生や学生の話を聞いてメモをとり、自分の意見を英語で伝えるという全てのことが大変ですが、鍛えられている実感があります。(笑)

 

実は、私たちが春学期に所属していたのはファンデーションコースといって、学部のコースに所属する前の準備段階なのですが、周りの学生のレベルの高さに学部コースに入ったらどうなってしまうのかとドキドキしています。留学生は通常ファンデーションコースで1年間学習してから学部に入るのですが、私たちは2年弱で卒業しなくてはならないため、今学期分だけをファンデーションで過ごし、夏学期からは学部コースで英文学を学びます。仲良くなった友人たちとの別れは悲しいですが、私は文学が好きなので夏学期からの授業もとても楽しみです!

 

春学期に受けたファンデーションコースでの授業は、「Academic Writing」、「Critical Thinking」、「Britain Since 1945」、「French」の授業が1週間にそれぞれ3時間分ずつでした。

「Academic Writing Skills」と「Critical Thinking」は互いに連携されており、「Critical Thinking」の授業で学ぶ、情報に対する信頼や信憑性の考え方などを前提として「Academic Writing Skills」の授業で文章や段落がどのように役割を担っているのかなどを学びました。私にとっては内容が難しく、どちらの授業もレポートの作成に苦戦しました…。さらに「Critical Thinking」では授業内でディベートを行いました。英語でのディベートは初めてだったためとても緊張しましたが、先生方のアドバイスや仲間との話し合いを通して、最後まで楽しみながら乗り越えられました。限られた時間内で主張するため、皆早口になり、リスニングが苦手な私はあまりメモをとれませんでした…(笑)

 

「Britain Since 1945」はイギリスの戦後史です。私は歴史も苦手なのですが(笑)、分からない部分は先生に質問して丁寧に説明してもらいました。初めは難しいと感じていましたが、流れが掴めてくると興味が出てきて楽しいと思えるようになりました。よかったです。歴史を学ぶことは文化を学ぶことにもなるので、イギリスのファッションや音楽などにもより興味が湧いてきました。イギリスの歴史や文化を学んだ上で、改めて文学や映画などの作品に目を向けてみると違った見方ができるかもしれません。この授業は期末試験とレポートの両方がありました。テストは記述式で、内容はあまり難しいものではありませんでしたが、後半にかけて記述量が増え、途中で手が疲れてしまいました…。授業で学んだことを存分に発揮してテストに臨みました!

 

そして「French」です。私たちは創価大学で1年間フランス語の基礎を学びました。が、もちろん甘くはありません。まず感じたのは、英語でフランス語を学ぶことの難しさです。フランス語の単語を学ぶにも、対応する英単語の意味を知らない、なんてこともあります(笑)創大の授業では日本語で授業が行われていたので、今思えばとても理解しやすかったです。そして私は動詞の活用形を覚えるのに苦戦しています。主語によって活用が変わる上、規則動詞だけでも3種類、そして頻出動詞の多くはなぜか不規則動詞です…。さらには女性形男性形、それによって変化する冠詞などなど…覚えることがたくさんです。私の勉強時間の多くはフランス語に費やされているため、少しずつではありますが文法の間違いが減ってきました。今後も頑張ります…。フランス語は、授業の時間を使って3週間に渡ってテストが行われました。文法テストをはじめとして、スピーキング、リーディング、ライティング、リスニングの試験がありました。まだ春学期に創大で学んだフランス語の内容と重なる部分も多少あったため、なんとかなりましたが、夏学期以降はより苦しむことになりそうです。

 

 

続いて大学や周辺の施設についてです!

バッキンガム大学の建物はどれもレンガ造で見た目がとてもかわいいです。大学に限らずイギリス中にレンガ造の建物が見られます。ロンドンでは火災対策として建物にレンガを使うという法律があるみたいです。レンガの積み方にもいくつか種類があったりと、建物だけでも見所がたくさんあります。

私がよく利用する施設は図書館です。勉強するために行くことが多いのですが、迷子になりそうなほど部屋がたくさんあるので、気分によって場所を変えられるところもお気に入りポイントです。試験期間はなんと夜の0時まで開館しています。遅い時間になるとエナジードリンクの匂いがあちこちから漂ってくるのが印象的でした・・・(笑)

私のお気に入りの場所はこちらです。奥まった場所にあり集中できます。試験期間は特にお世話になりました。

 

次に紹介したいのは大学内のバーです。イギリスでは18歳から飲酒ができますが、私自信はお酒に弱いためほとんど飲むことができません…。ここでは週末の夜などにパーティが開かれることがあり、学生たちはお酒を片手に夜中までダンスをしたり喋ったりと楽しんでいます。私も何度かパーティに参加していますが、友達が増える上、皆ノリがよく、漫画やアニメを初めとして日本に興味を持ってくれる学生が多く、友達との会話を楽しむことができます!

この時はWhite Partyでした!ドレスコードはもちろん白。たくさんの学生が参加しており、お酒を飲まなくてもとても楽しめました。


私たちが住んでいる施設も紹介したいと思います。私たちDD生は皆、大学内の学生寮で生活しています。11期は現在、私ともう1人がHutber House、もう1人はHailsham Houseという寮に住んでいます。学生寮の数がとても多く、私は全ての名前と場所を把握していませんが、私たち3人が住んでいる寮はどちらも授業でよく使う建物から距離が近いためとてもありがたいです。私は、1年次に創価大学の万葉国際寮で生活していたのですが、バッキンガム大学の寮と創価大学の寮は全く違うと感じます。創大は各寮に門限があり、残寮生が生活をサポートしてくれる体制でした。万葉国際で暮らした私は、ユニットのメンバーたちがまるで家族のようで、多くの時間を共に過ごしました。夜中まで一緒に課題をして励まし合ったり、女子トークや方言の話などをして盛り上がった日々は、とても大切な思い出です。一方でバッキンガム大学の寮は、ほぼ一人暮らしのような感覚です。キッチンとバスルームが共用のため、たまにキッチンで友達に会って「最近授業どんな感じ?」みたいな会話をする程度です。それぞれが自立、独立した生活を送れるという面でとても気に入っています。もちろん門限や寮則もありません。そして万葉国際と比べると部屋がとても広いため、自室で生活することにとても満足しています。

Hutber Houseはキッチンが他の寮より狭いのですが、天窓がついていてとても気持ちがいいです。


最後に大学周辺にある私のお気に入りの施設です。それは、教会です。私は教会に足を踏み入れたことがなかったのですが、初めて訪れた時はステンドグラスの美しさに見入ってしまいました。とても静かな場所なので、心を落ち着かせたいときに適しています。

小さな町ですが魅力がたくさんある場所です。バッキンガムの町探検も、夏休み中にできたらいいなと思っています!

 

 

今回は、授業の話や大学の施設の話などで盛りだくさんとなりました。夏休みは適度に羽を伸ばしつつ、7月中旬から始まる夏学期に向けて気持ちを作っていきたいです!

近日中に、ずっとお話したいと思っていた「私がイギリスに来てから個人的に驚いたこと」を紹介したいと思います。たくさんあるのでぜひご覧ください!

 

次回のDD日記もお楽しみに!


 

R.S
ページ公開日:2023年06月16日 11時36分
  • キャンパスガイド2023文学部
  • 英語DD
  • 中国語DD
  • 【留学日記】イギリス・バッキンガム大学 夏期語学研修
  • 【留学日記】インド・セントスティーブンカレッジ 春季語学研修