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2023年09月18日 09時59分

留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD11期 2023年9月18日) 

<夏学期が終わりました!>

 

こんにちは!

DD日記をご覧いただきありがとうございます。

 

7月の中旬から始まったバッキンガム大学での夏学期はあっという間に終わり、今日から2週間ほどの秋休みに入ります。今回は、私たちが夏学期に受けた授業の感想を中心にお話ししていきたいと思います!

 

夏学期の授業は、「French」「Creative Writing Rewriting Empire」の3つでした。

 

French」の授業は、春学期に引き続きフランス語の基本的な文法を学習しました。命令形、代名詞、比較、少し先のこと(英語でいうbe going to)などなど、新しい表現をたくさん学びました。覚えることが多いですが、知識が定着して自分の言葉で表現できることが嬉しく、学習意欲を維持できています。難しいところは先生が丁寧に、繰り返し教えてくれます。分からないまま放置することがないおかげで、学ぶことが楽しい!と思えているのだと感じます。これは少人数制授業の良いところだと思います。

7月下旬には、授業終わりに先生方と大学近くのカフェでお茶をいただきました!

とても雰囲気の良いカフェで、美味しい紅茶と共に話が盛り上がりました。日本のこと、フランスのこと、教育や政治についてなど、たくさんの意見を交わしました。さらにバッキンガム大学を過去に卒業したDDの先輩が、先生の元に送ってくれたという創価大学の保護者向け動画を見せてもらい、先生は日本語が分からないので私たちが動画の通訳をしながら創価大学の特徴や授業、それを語る上で必要な日本特有の文化などを説明しました。聞いた日本語をその場で翻訳することはとても難しく、通訳をしている方々の凄さを感じました。協力しながらうまく伝えることができ、先生に喜んでもらえて良かったです!
 

授業内で行われた期末試験では、春学期からの成長を感じました。特にライティングのテストでは、前回の私の反省点の一つであった接続詞や形容詞、副詞を使ってより豊かに文章を構成することができるようになりました。メールを書くという実用的なテーマが出題され、「テストのための勉強」にならなかったのが良かったと思います。

実はテスト直前、勉強する気が全く起きず、ずっと動画配信サービスでジブリアニメをフランス語で見ていました。蛇足だと思いますが少しは役に立ったと信じたいです(笑)

 

Creative Writing の授業では、物語と詩について学び、創作活動も行いました。初めての英語での創作に戸惑いつつも、楽しみながら作品を作っていくことができました。叙情詩や叙事詩をはじめとする様々な詩に触れ、言葉の使い方や比喩表現を学びました。授業内で作品を発表し合い、学生同士での意見交換を通して高めていき、各々作品を磨いていきました。作品は人それぞれで、とても個性が出ていると感じました。作家それぞれの思考、興味関心、影響を受けているものを垣間見ることができたように思われます。音の使い方や韻の踏み方が上手な学生や、歴史的事象をうまく作品に取り入れている学生など、十人十色でした。私の作品には毎回お菓子やスイーツが登場し、周りからはかなりの甘党だと思われたようです。 書くこと、そして読むことの面白さを改めて感じることができた授業でした。今回私は掌編小説と叙情詩を書きましたが、機会があれば他の種類の小説や詩にも挑戦したいです。

担当の先生がとても陽気な方で、ある日の授業は教室ではなく外で行いました。水の音や鳥の声、草や花の香りに囲まれながらの授業は新鮮でした。

そして授業に行くたびにチョコなどのお菓子をくれるのが嬉しかったです!()

 

Rewriting Empire」は、イギリスがかつて植民地として支配していた地域出身の作家などによる作品を読み、歴史や文化、差別について多方面から考える授業でした。この授業はバッキンガム大学で最も難しい履修のうちの一つだそうで、私たち日本人以外の学生たちも同様に皆で苦しみながら学びを進めていきました() 毎週違う作品を読んでいき、作品や作家について意見を求められるためかなり大変でした。取り扱った作品のうち数冊は日本語でも出版されており、私は創大の図書館で借りて事前に読んでいました。日本語で読んだものとそうでないものとでは内容の理解度に差があり、言語の壁を感じました。特に、アフリカ文学の父と称されるアチェベの「崩れゆく絆」は読み応えがあり、内容は簡単ではありませんが民族の文化や宗教に対する考え方の描写が繊細で、とても印象に残っています。ぜひ多くの方に読んでいただきたい作品です。

授業と同時進行で期末レポートを書いていく様式にはなかなか慣れませんが、学部プログラムに移行してからの初めての期末レポートもなんとか書き切りました。フランス語以外の夏学期の試験は秋学期末にあるため、数ヶ月後の試験に向けて休みの間に復習を重ねたいと思います。
最後の授業では、先生が私たちの好みに合わせてその場で本棚から一冊選んでプレゼントしてくださいました。

表紙、文量、あらすじを読んでみて、すべてが私好みすぎてとても嬉しかったです。

秋休み中にゆっくり読みたいと思います!

 

以上が私たちの夏学期に受けた授業の振り返りでした!授業数が少ないながらも、とても濃い時間を過ごしました。秋学期の授業でもたくさん文学作品を読み、たくさん学んでいきたいと思います!

 

そして、私は8月の初めに創大のオープンキャンパスの「なんでも相談コーナー」に未来サポーターズという団体の一員として、オンラインで参加しました!事前の打ち合わせなどは授業の合間に参加して準備をしました。当日はイギリス時間では夜中でしたが、受験生と対話させていただき、とても身になる2日間でした。受験生の中には「DDでイギリスに留学してみたかった」とバッキンガムでのDDプログラムが2023度生の派遣で終了してしまうことを残念に思っている方もいます。そのような方々の想いも背負いつつ、今後も勉学に励みたいと改めて決意する場にもなりました。

 

他にもキャリアイベントや勉強会など、日本で行われるオンライン開催の行事には積極的に参加しています!世界を簡単に繋ぐことができるインターネットのありがたみを日々感じています

 

2週間の休みでしっかり疲れを取って、次の学期も頑張ります!

秋休みの思い出もまたご紹介できたらと思います!

 

次回もお楽しみに!


 

R.S

 

ページ公開日:2023年09月18日 09時59分
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