＜内モンゴル日記①＞
 

創大祭、白鳥祭の開催おめでとうございます！

10月に入りました。今年の中国は９月29日から約一週間ほど連休があったため、これを機に内モンゴルへ2泊３日のツアー旅行に行ってきました！

今回のツアーは、主に北京の海淀区にある大学に通っている学生を対象としたものでした。北京大学、清華大学、北京語言大学、北京航空大学、北京師範大学、北京外国語大学など、様々な学生さんが参加されていました。移動のバス代、宿泊費、現地での食事代、ガイド代、各エリアでの観光チケット代を含めて1100元（約22,000円）です。

一日目、9月29日の早朝5時に北京語言大学に集まり、約7時間かけて内モンゴルへバスの旅です。

ところがここで今回の旅行1番の大問題が！！！

実は私……盛大に寝坊しちゃったんです！！！Σ('◉⌓◉’)

前日の午後6時まで授業があったため、旅行の準備が遅れてしまい、当日の深夜2時までずっとパッキングをしていました。流石に寝た方がいいかなと思い、3時まで仮眠をしようとベッドに入ったら案の定でした(T ^ T)

結局タイマーに気づかず、異変に気づいた友達が5時4分に電話をかけてくれたことにより起きることができましたが、あの電話がなければ…と考えるだけで恐ろしくなります。

今までの中国旅行では、飛行機のチケットのパスポート番号を間違えたまま空港に着いたり、ホテルのガラス扉を盛大に割ったり、旅先でスマホのデータ量がなくなったりしてきた私ですが、寝坊したことは一度もなかったので油断していました…！

なんやかんやで5時20分に無事バスに乗ることができました。

真っ暗の中、手鏡と感覚だけでメイクをしたのは今となってはいい思い出です。ただ、揺れ動くバスの中でアイライナーは二度と引きたくないと心に誓いました。みなさんもツアー旅行の寝坊・遅刻にはお気をつけください！

朝9時頃に第一のパーキングエリアに到着です。ここでは温かい小籠包を買いました。

午後1時ごろに昼食の場所に到着です。長旅で身体中凝り固まっていましたが、温かいスープを飲むと一気に気分が和らぎました。今回のツアーでは、毎食にスープやマントウ（中国の伝統的なパンのようなもの、出来立ては本当に美味しい）などが提供されました。スープにはみじん切りにされたパクチーが入っています。4月に中国に来たばかりの頃と比べると、多少は耐性がつきましたが、美味しく食するにはまだまだ修行が必要だと感じました(ｰ ｰ;)

ちなみに、旅行から帰った後にモンゴルの友達にモンゴルの食事について尋ねると、スープにパクチーは絶対に入っていないそうです。内モンゴルといえどやはり中国なんだと改めて思いました。

食後はまたバスで小一時間ほど揺られ、一日目の宿泊施設・ゲルに到着しました！！

ゲルに着いた際、歓迎のお酒を飲みました。かなり度数が高く、飲んだ後の喉が焼けるような感覚が冷えた体にはたまりませんでした。最高です。あれは白酒だったのかな？なんとなく味が焼酎と白ワインを足して二で割ったような感じでした。あんまり美味しくなさそうに描写してしまって申し訳ないです…。

この時点で午後4時ぐらいだったと思いますが、空気が寒く、乾燥していてとても大変でした。冬物のアウターを持ってきて正解でした。

ゲルで一休みした後は、近くの草原まで移動し乗馬体験です！

初めて乗った馬は生き物特有の生きた熱を帯びていて、ちょっぴり感動しました。

大体往復で30分ほど馬に乗っていました。時々急に走ったり、他の馬と馬の間に割り込んだりと面白かったです。

乗馬体験の後は夜ご飯です！内モンゴルの方々が歓迎のダンスや歌を披露してくださり、とても楽しかったです。疲れた時の美味しいご飯とビールは最高でした。

食事の後は夜空の下でキャンプファイヤーを楽しみました。キャンプファイヤーといっても、小学校の林間学校でするようなものではなく、ほぼクラブみたいな感じでした。

ですがさすが内モンゴル！雲ひとつない夜空では、都会では見られないような美しい満月が煌々と輝いていました。ちょうどこの日は中秋の名月ということもあり、満月を眺めながらあらかじめ買っておいた月餅を食べました。

キャンプファイヤーは終わる気配が見えなかったので、早々にゲルへ戻りお風呂に入りました。

夜中は真冬並みに寒かったので、温かいシャワーや暖房の効いたゲルは本当に気持ちよかったです。

（To be continued…）

M.K.