GPA制度

GPA(成績平均点数)とは

GPA(Grade Point Average)とは、各科目の成績評価と単位数から成績点数:GP(Grade Point)を換算し、その成績点数の合計を総履修単位数で割った数値です。最高は、5.0 最低は0.0になります。
GPA =(GP×その科目の単位数)の総和 ÷ 最終評価の総履修単位数

PF評価の科目とR評価の科目は、GPA算出から除外されます。

通算GPA2.00以上が卒業の条件になります。

◆GPAの算出対象科目について

GPAの算出方法は、前述のとおりですが、その算出について再履修して修得した成績(評価と単位)がある場合は、再履修前の成績(成績評価と単位数)はGPAの算出対象に含まれません。
したがって再履修した科目の評価がCからDとなりGPが下がった場合は、D評価の成績が算出対象とされます。またE評価となり不合格になった場合は、修得単位数が減ることになります。
留学や海外語学研修で単位を修得した科目については履修登録を行いませんが、所定の手続きにより、単位の認定が行われ、成績が評価される場合があります。この場合は、その成績評価が「S・A・B・C・D・E・N」で行われた場合は、GPAの算出対象となります。反対に、成績が「P・F」および「R」で評価された場合は、GPAの算出対象とはなりません。

◆GPAの算出の例

GPAは次のように算出することができます。
科目名 単位数 評価 GP×単位数
経済学 2 A 4×2= 8
平和学 2 S 5×2= 10
一般経済史 4 E 0×4= 0
会計学 4 B 3×4= 12
体育実技 1 N 0×1= 0
民法 4 D 1×4= 4
合計 17   34
もし民法を再履修して評価がAに変わるとGPは4から16に+12となります。
再履修科目は履修単位数に加算されないので次のようになります。

◆GPAによる学業指導と退学勧告

  1. 成績評価が決定した時点で、当該セメスターのGPAが2.00未満の場合は、学生本人に通知し、担当教員よる面談(学業指導)が行われます。
  2. GPAが2期連続して2.00未満の場合は、学生本人と保護者に通知し、学生本人が担当教員との面談(希望する保護者は面談可能)を行います。
  3. GPAが3期連続または累計で4期2.00未満の場合は、学生本人と保護者に通知し、学生本人が学部長との面談(希望する保護者は面談可能)の上、退学勧告となります(連絡がとれない場合や面談に応じない場合も退学勧告)。

修得単位数とともに、この通算GPAも意識して、学修に取り組んでください。

成績発表と成績に関する問い合わせについて

◆成績発表について

成績発表はセメスターごとに、ウェブ上で行います。必ず各自で確認してください。保護者には郵送で通知します。保護者の住所や学生本人の住所が変更になった場合は、速やかにWeb上で住所変更をしてください(特に学生寮から退寮して、住所が変更になる場合は早めにしてください)。また、次の時期に保護者のもとに「成績通知書」が届かない場合は、教務第2課の窓口で確認をしてください。
  前期 後期
卒業年次生(4年) 9月上旬 2月下旬
在学生(1~3年) 9月上旬 3月下旬

◆成績に関する問い合わせ

ウェブ上に成績発表された後、成績評価について問い合わせする方法は次のとおりです。「成績評価に関する質問票」の受付期限は、Web上と掲示にてお知らせします。期限を過ぎると受け付けできませんので注意してください。
  1. 「履修・成績関連トップページ」(Web)にログインします。
  2. メニューの「成績評価に関する質問」を選択すると、成績一覧が表示されますので、質問する科目を選択してください(選択した科目が間違いないか確認してください)。
  3. 質問を書く欄に、質問事項(出席状況、試験受験状況、レポート提出の有無、評価基準に関する事項など)を入力してください。その際、英語圏のネイティブの先生への質問は英語で記入してください。
  4. 質問票の入力確認を行った後、質問を送信してください。
  5. 正常に行うと「受付番号」が表示されますので、その番号を必ず控えておいてください。
  6. 教員から回答が来ましたら、ポータルサイトでお知らせしますので、教務第2課窓口で学生証を持参の上、受付番号を口頭で伝え、担当教員からの回答を受け取ってください。