2024年01月25日 09時35分

留学日記(中国・北京語言大学 中国語DD15期 2024年1月25日) 

ハルビン4日目!

 

この日の予定は主に3つ。索菲教堂(観光スポットになっている教会)、1日目の地元のお母様に教えていただいた道理菜市(軽食の市場)とロシア料理店の三つです。前日の疲れが溜まっていたため、4日目はゆっくりお昼ごろから行動を開始しました。ツアーではなく個人での旅行はスケジュール管理に融通が効くので楽ですね。(ツアーでは激安民宿に泊まることもありませんが^^;

 

教会と市場は隣接しているので、先にこちらに向かいました。途中、中国では道端でよく売られているフルーツ飴の屋台がありました。驚いたことに、この屋台ではフルーツの他にもカニを丸ごと砂糖蜜でコーティングして売っていました。なかなかチャレンジングな店主ですね。

教会はとにかく写真を撮る旅行客でごった返しており、正直私はそこまで興味を惹かれなかったため、友人2人にことわり先に市場を見に行きました。
市場も人が多く、まっすぐ進めないほどでした。お店を眺めつつ歩いていると、友人から電話がかかってきたので一度教会へ向かいました。

教会の近くでは、ダンスをしている方々や、ハルビンの民族衣装を着ている方など、皆さん個性豊かにハルビンを楽しんでいました。

市場では海鮮、おかず、お菓子など、さまざまな食材が売られており、見ているだけでとても面白いです。

ここで私は羊肉の串刺しを買いました。かなり大きめの肉塊に、スパイシーな香辛料がかかっていてかなり満足度高めでした。ハルビンでは羊肉がかなりメジャーで、比較的ハルビンと距離が近い北京にも多くの羊肉串のお店があります。ですが西安の方などは鶏肉、チベットではヤクのお肉など、地域によって主流のお肉が変わることが中国の特徴の一つです。私は日本で生活していた時は豚、鶏、牛などをよく食べていて、羊は全く食べたことがありませんでした。中国に来てから羊肉の美味しさにハマり、週末はよく友人とビールを飲みながら串刺しを食べていました。今では馴染み深い味の一つです。これがもうすぐ食べられなくなるのだと思うと残念でなりません(T ^ T)

今度は甘いものが食べたくなったので、市場の散策再開です。東北の特産のようなスイーツを発見したので即購入。どうやら中にあんこの入った焼き餅のようです。あんこに甘味は全くなく、餅の上に白砂糖をかけて食べるようです。個人的に餅自体に甘味がもう少しあっても良いのではと思いましたが、ここで一つ思い出しました。中国の方は基本的にあまり甘いものを食べないのです!中国人の友人曰く、全く食べないとか、甘いものが嫌いな人が多いと言うわけではなく、単に甘すぎるものを食べない傾向があるそうです。日本は昔からパンナコッタ、ティラミス、シナモンロールにタピオカ、バスクチーズケーキなど甘いものがトレンドの一つになっているので、和洋ジャンルを問わず多くの年齢層に甘いものが愛されている傾向がありますが、そもそも輸入品や海外チックな食べ物が国産に比べて高い中国では、甘いものは準メジャーな部類に入るのかもしれません。ちなみにタピオカのお店は腐るほどあります。

この後3人で中央大街にあるロシア料理店へ向かいました。ハルビン旅行最後の食事です。2人前のセットを頼みましたが、すでに市場で軽食を済ましている3人にはちょうどいい量でした。

よくある中国の欧州料理店の味ではなく、少し変わった香辛料が使われており、異国風の味を楽しめました。本場ロシアに行ったことがないので、本物の味かどうかはわかりませんが

このお店も地元の方に教えていただいたお店です。博物館からご飯屋さんまで、さまざま教えていただき改めてありがとうございました。

ハルビン5日目、午前10時の列車に乗り北京へ戻ります。長かった4泊5日の旅行もこれで終わりです。長いようで短いようでやっぱり長かったです。車窓から見える景色の積雪量がどんどん減っていき、これで極寒の地ともお別れなのだと感じました。

帰りも寝台列車に乗りました。ハルビンの大学から里帰りする大学生の方と知り合い、孫子兵法の現代的応用について聞きました。孫子兵法は中国の皆さんが誰でも知っていると言っても過言ではないほど有名な古代の兵法です。聞いたところによると現代では実践的な兵法としてではなく、人間関係などに応用されているらしいです。内容自体はとても短く、概念的なことしか書かれていないため、「解釈違いが起きないのか?」と思っています。みなさんも中国人の友人ができたらぜひ孫子兵法について聞いてみてはいかがでしょうか〜。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!



M.K.

ページ公開日:2024年01月25日 09時35分
  • キャンパスガイド2023文学部
  • 英語DD
  • 中国語DD
  • 【留学日記】イギリス・バッキンガム大学 夏期語学研修
  • 【留学日記】インド・セントスティーブンカレッジ 春季語学研修