2023年10月21日、本研究所の久木田 ステファニー 光子所員が、カナダ・ラバル大学の招待によりヴァンサン・フォーク教授が担当する「世界市民・対話・平和：ダイナミックな研究」の授業にオンラインで参加し、講義を行いました。約12名の学生が参加しました。

久木田所員は「池田大作の『世界市民教育』に関する視点」とのテーマで発表し、創立者の「世界市民教育」に関する視点とテーマに関する幅広い文献や研究を紹介しました。

また、創立者が提唱する世界市民の3つの要素である「勇気」「知恵」「慈悲」について、その意味や教育の分野でどのようにその要素を活かすべきかを議論しました。

講義終了後、質疑応答が行われ、世界市民について学生と意見交換が行われました。
講義終了後、久木田所員は「ラバル大学の学生と交流するいい機会となりました。多くの学生が世界市民について関心を持って取り込まれており素晴らしいと思います」と感想を述べています。

1663年に創立されたラバル大学は、カナダのケベック州にあります。2010年5月4日、ラバル大学から創立者に対して「名誉教育学博士号」が贈られています。
また、2022年4月19日、「世界市民・対話・平和のための池田教育研究所」が設立されており、フランス語圏で初めて池田思想を研究する機関としても知られています。