久木田 ステファニー 光子所員の研究発表スライド

2022年05月02日

世界市民教育に関する「第1回国際シンポジウム」で本研究所所員が発表

開  催 日 2022年4月8日
会  場 ゲルフ・ハンバー大学(カナダ)
主  催 同大学 世界市民に関する創価教育研究所
テ ー マ 国際社会環境における価値創造教育の実践


本学の交流校であるカナダのゲルフ・ハンバー大学「世界市民に関する創価教育研究所」の主催で、4月8日(現地時間)に「第1回国際シンポジウム」が開かれ、本研究所所員の久木田 ステファニー 光子講師がオンラインにて参加し、分科会で発表を行いました。

創立者は、このシンポジウムに対してメッセージを贈り、「国際社会が幾多の困難に直面する今こそ、『生命』に発想の起点を置かねばならず、若き生命の尊厳を断じて守り、無限の創造力を解き放っていく教育の挑戦にこそ、希望の光源があると信じたい」と期待を述べ、共感と賛同の声が寄せられました。

同シンポジウムは創価教育の最新の研究成果や実践報告を共有するために行われたもので、「国際社会環境における価値創造教育の実践」のテーマのもと、カナダをはじめスペイン、ケニア、本研究所などの創価教育の研究者や学生がオンラインで参加し、本学新任の鈴木将史学長が挨拶しました。

久木田 ステファニー 光子所員は、分科会で「創価大学の学生が定義する世界市民とは(Exploring How Soka University Students Define Global Citizenship)」と題し研究発表を行い、創価大学で実施したアンケート調査を基に、個々の学生がどのように世界市民という概念を定義づけているのかを紹介しました。「創価大学の学生は世界市民を定義する上で、競争的側面より平和で持続可能な世界を築く責任感や共感力等を持つことが重要だと示す学生の方が多く見られ、大学の『建学の精神』が反映されていることを感じました」と感想を述べています。
ページ公開日:2022年05月02日