オークランド大学

ニュージーランド最高峰での英語学習

大学概要

City of Sails(帆の都市)と呼ばれるニュージーランド最大都市
グローバル都市・オークランドで、ダイバーシティを肌で感じる英語学習
■English Language Academy (ELA)での英語学習スケジュール
・期間:3月中旬~6月中旬 (約14週間)

■オークランド大学基本情報
・設立:1833年
・所在地:ニュージーランド・オークランド
・学生数:約46,000人
・留学生の割合:約18%
・QS世界大学ランキングで上位100位より上位にランクイン

オークランド大学の特徴

世界大学ランキング・トップ100
 オークランド大学はQS世界大学ランキングにおいて常にトップ100入りしており(2023/2024において68位。QSとは「クアクアレリ・シモンズ社」が毎年9月に更新している大学ランキング)、ニュージーランドの大学でNo.1の評価を受けております。

キャンパスの充実
・オークランド大学キャンパスは中心街から徒歩5分
(※ELAのプログラムは中心街のビル校舎で行われます。)
・IELTS testing, PTE Academic, and Pearson VUE testing centre
・オークランド大学のジム、図書館、銀行、保健室等も利用可能

ELAカリキュラム特徴

それぞれのレベルに合った英語学習が可能
【General English(4週間)】
 General Englishでは、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能をバランスよく鍛えるプログラムになります。また、クラスでの授業を通じて、個人、ペア、さらにグループで学びを深めることができます。
 クラスはプレイスメントテストの結果を基に、それぞれの実力に合ったクラスに分けられるので、安心して授業を受講することができます。クラスは以下の通りです。

-Levels Elementary (CEFR level A1)
-Pre-Intermediate (CEFR level A2)
-Intermediate (CEFR level B1)
-Upper Intermediate (CEFR level B2)
-Advanced (CEFR level C1)


【Academic English(10週間)】
 General English(4週間)の後、Academic Englishを受講していただきます。こちらでは個人の技能を高めるためのプログラムになります。4技能はもちろん、アカデミックスキルも身に着けることでワンランク上の英語力を目指します。

-Levels EAP Intro (CEFR level B1 / IELTS 4.5)
-EAP 1 (CEFR level B1+ / IELTS 5.0)
-EAP 2 (CEFR level B2- / IELTS 5.5)
-EAP 3 (CEFR level B2 / IELTS 6.0)
 

参加資格(語学能力)

IELTS 6.0以上の英語力がある場合は、履修不可。
Academic English 移行時にIELS 4.5相当が必要。

居住形態

ホームステイ(食事:平日2食、休日3食)

授業の様子

アジア・中東・南米・ヨーロッパなど世界中から集まる学生と授業に参加

【General English(4週間)】
・ディスカッション
・グループワーク
・生活で求められるコミュニケーション など

【Academic English】
・論文作成 など

研修生の紹介

留学期間 2019年3月~2019年6月(2年次春学期)

Q.創価大学に入学しようと思った理由を教えてください。

 
特別奨学金付きで合格をいただけたことがきっかけでした。もともと別の大学を志望しており、2年間の浪人も経験しました。いよいよ後が無くなった時に、自分が学びたいと思っていた国際教養学を扱う学部があるということで、創価大学にも出願しました。それ以外に併願先がなかった中、合格し入学しましたが、最初の1年間は創価大学での学びになかなか意味を見出せませんでした。しかし、留学先でのかけがえのない出会い、授業や寮生活でできた仲間との交流を通して、創価大学にいたからこそ得られた学びや経験に大きな価値を感じるようになり、今ではこの大学で学べることに強い誇りを感じています。

Q.その中で、国際教養学部を選んだ理由を教えてください。

 
高校卒業後の進路について悩んでいるときに、国際教養学という学問があることを知り、当時自分が興味を持っていたことを学べると思いました。また、大学卒業後の人生に生きる、本当の学びの力を身につけられると思ったからです。自分が育った地元にはアメリカ海軍の基地があり、幼いころからぼんやりと海外文化への興味を抱いていました。最初は異文化を専門に学ぶ学部を志望していましたが、世界の共通言語である英語を駆使し、国際的な視点も持って、一つの学問分野に縛られずに学んでいけるという国際教養学の存在を知りました。知識を得るだけではなく、一生涯の学びで社会に貢献していくための基礎力や、世界の最先端の情報に触れるための英語力を鍛えたいと思い、国際教養学部を志望しました。

Q.留学先を選んだ理由を教えてください。

 自分たちの学年からニュージーランドが新しく留学先に加わったということもあり、先輩からの情報も限られ、当時のニュースでもニュージーランドについて触れられることはあまりなかったので、知らないことが多いという意味で、一番興味が湧いた国だったからです。中でも出発前に一番関心があったことは、ニュージーランドで話されている英語です。受験や英語の授業で耳が慣れていたアメリカ英語とは、発音や語彙などで異なる点が多く、現地で初めて生で耳にしたときは、本物だ!と思って感動しました。

Q.オークランドに着いたときの第一印象を教えてください。

 
日本での生活や、テレビで見る海外のイメージとは何かが違う、というのが第一印象でした。ニュージーランドが多くの人種の暮らす国だということは、もともとイメージにもあったのですが、空港のスタッフの中には今まであまり見たことのないような方たちがいて、のちにその人たちはポリネシア系のバックグラウンドを持つ方だとわかりました。そして、オークランド空港からホームステイ先へと向かうバスから外にふと目をやると、日本と同じ左側通行の車道にはたくさんの日本車が走っており、車道の上だけを見ていると日本とあまり変わらないのに、その少し脇を見ると家のつくりや玄関前の広い芝生など、その光景は確かに日本と違いました。これが自分にとって初めて海外を目の当たりにした瞬間でしたが、いざ目にしたその風景は、それまで自分が知っていると思っていたニュージーランドやそのほかの国の姿とは少し異なり、まだ自分が知らない何かがここにある、と漠然と感じさせられたのを覚えています。

Q.キャンパス内の設備など、創価大学と比べてどう違いましたか?

 
細かい設備に関しては創価大学と大きな差はなかったかもしれませんが、立地の面でいうと、オークランド大学は市街地の近くに、いくつものキャンパスが分散しているという点で大きく違うと思います。私たちのプログラムが行われた建物は、メインキャンパスからは少し離れており、ジムや図書館などのほかの施設を利用するには少し距離を歩かなくてはなりませんでした。しかし、街中のキャンパスということですぐ近くに公園やカフェがあり、少し歩いて街に出ればレストランやショッピングを楽しめる場所もあり、課外時間に気軽に訪れることができました。

Q. ホームステイ先はいかがでしたか?

 
自分が留学中に滞在したホームステイ先では、サモア系ニュージーランド人のお母さんとフィジー人のお父さん、6歳ともうすぐで1歳になる女の子がいて、それに加えてオークランドの専門学校で学ぶ、お母さんの姪にあたる方が暮らしていました。太平洋の島国にルーツを持ち、ニュージーランドではアイランダーと呼ばれる自分のホストファミリーは、親戚とのつながりをとても大切にしていて、ホームステイ先には連日のように親戚が訪れるので、帰宅すると家に知らない人がいたということが何度もありました。ホームステイをしていた私とのつながりも大事にしてくれたので、一緒に買い物へ行ったり、食事をしたりする機会に恵まれました。留学先で一番多く覚えた英単語は食べ物の名前かもしれません。ホームステイを通じて自分は、日常での英会話を学んだだけでなく、多民族国家ニュージーランドを構成する、アイランダーの文化を知ることができ、それは同時に、自分とは全く違う環境に置かれた一つの家族と生活を共にするという、貴重な体験でもありました。
 
Q. 留学中に参加したサークルやボランティア活動はありますか?

 
サークル活動ではありませんが、私たちのような英語プログラムの生徒向けに学校が企画した、オークランドの観光スポットを巡るツアーや、ラグビーのハカでも有名なニュージーランドの原住民、マオリ族の文化を体験できるイベントなどに参加しました。あるイベントでは、ニュージーランド固有の植物を使って、マオリ族の伝統工芸である、草木編みのかごを作る体験をしました。マオリ族の血を引くイベントコーディネーターの方がその日の朝に積んできた植物の葉を使って、ルールに従って、マオリ語で植物への感謝などを述べてから実際にかごを作り始めました。英語を学ぶプログラムの中だけではなかなかできない、ニュージーランドの文化に触れる良い機会となりました。

Q. 留学中、苦労したことはありますか?

 
ニュージーランドの朝型の生活に慣れるのに苦労したりもしましたが、留学中ならではの日常生活のトラブルや、自文化のとらえ方の変化にも悩みました。また、ニュージーランドでの生活に慣れてきたころ、徐々に自分の「日本人らしさ」に嫌悪感のような感覚を抱くようになり、それまでの自分やほかの仲間たちの、日本人らしい振る舞いなどを否定したくなるようになりました。最終的に、帰国後は、日本の文化をより客観的にとらえられるようになり、自分が否定しようとしていた部分も含めて自分の文化をより好きになることができました。

Q. 留学を振り返って成長したと思うことはありますか?

 自分が留学中に一番伸ばすことができたのは、コミュニケーション能力です。個人的に、ニュージーランドにはフレンドリーな人が多いと思うのですが、エレベーターやバス停、道端など、日本では絶対に話しかけられないような場面で声をかけられることが多くありました。いつ話しかけられてもいいように心の準備をしているうちに、自然と自分自身をオープンにするようになったと思います。それがよかったのか、留学を通してたくさんの人に出会うことができ、それがニュージーランド留学での一番の財産となりました。また、プログラムの後半の授業では中国出身のクラスメートが半数を占めていて、その人たちとのコミュニケーションがなかなかうまくいかず、ディスカッションなどでは半ば感情的になりながら自分の意見を伝えようとしていました。伝えたいと強く思いながら話すことで、正しい文法で話そうとばかりしていた癖が改善され、英語で話す力が伸びました。

Q. 国際教養学部進学を悩んでいる人や希望している人に向けて、メッセージをお願いします。

 
入学した後に自分で選択できる授業が多いので、幅広く学びたいという人にお勧めできる学部です。言語の壁や、いろんな分野を学ぶという点で、他学部に比べると専門性は劣るかもしれませんが、卒業後に英語で政治や経済、歴史や哲学の本まで読めるようになるだけでも、その後の人生は大きく広がっていくと思いますし、そうできるように今自分も頑張っています。現在志望をされている方は、国際教養学部の求める価値に気づけたこと自体に大きな意味があると思います。入学までに様々な試練もあると思いますが、そのすべてを乗り越え、ともに社会のために学んでいけることを願っています。

スケジュール

 
平日・休日の過ごし方
  平日 休日
午前

授業

(Academic English)
 

授業

(University Preparation - elective)

ホストファミリーと外出
午後 学校で自習 図書館で自習
夕方 ホストファミリーと夕食 ホストファミリーと夕食
宿題  

とある1日の過ごし方
6:00 起床 
6:30 朝食
7:00 ホームステイ先からバスで登校
8:15 授業開始(授業2時間×2コマ=4時間)
13:00 クラスメートと昼食
14:30 学校で自習
17:00 ホストファミリーの子供たちのお迎えや買い物
18:00 ホームステイで夕食
19:00 授業の課題
21:30 就寝
  • キャンパスガイド2023国際教養学部
  • Study Abroad 留学先紹介
  • Seminar Activity ゼミ紹介
  • 国際教養学部 公式Facebook
  • 国際教養学部 公式Instagram