インターナショナル・フィールドワーク

マレーシア社会が抱える課題を発見し、グループで協力しながら創造的な解を見つけ出す経験を。

2年次後期と2年次春季休業期間を活用して、大きく変容する「アジアの現場」を学ぶ科目である「インターナショナル・フィールドワーク I-II 」を実施しています。研修先は多様な文化、宗教、民族が並存しつつ発展を続ける複合社会のマレーシアです。
2年次後期には事前学習として、マレーシアの特性を「歴史・文化・社会」「政治・国際関係」「経済・経営」の視点から、多角的に学び、マレーシアが直面する固有の課題や挑戦に対し、創造的な解を提示するための研究を小グループ単位で開始します。
2週間の研修期間中には、現地の著名な教授陣による講義、マラヤ大学の学生とのディスカッション、企業訪問などを実施。最終日には、現地の教授陣に対し、グループの研究の成果報告を英語で行います。なお、本研修の修了者は4単位を修得することができます。

 

インターナショナル・フィールドワークの全参加者が、
後輩への受講を薦めています。

JIAMING HOU

コウ カメイさん

(2023年度参加)

マレーシアの人々は本当に親切で、このフィールドワークに参加して本当に貴重な経験となりました。文化的課題チームのリーダーとして取り組み、さらに個人的に調査を進めたいとまで思うことができたことが自身にとっての成果です。今後は大学院でこのリサーチメソッドを積極的に取り入れたいと考えています。

ASO Yoshihito

麻生 誉人さん

(2023年度参加)

ケリンチの住民が政治的な開発関係者によって強制移住させられたことが文化やコミュニティの弱体化につながったとの仮説を立てていました。しかし、実地調査の結果、ケリンチのアイデンティティは強固であり、強制移住の影響を受けてもそのアイデンティティが損なわれることはなかったことが明らかになりました。ケリンチの人々のプライドがしっかりと根付いていることが、興味深い発見でした。

MORIKI Hiroyuki

森城 博之さん

(2023年度参加)

このフィールドワークを通じて、学習した分野の疑問を見つけ出し、それをまた質問して解決していく為の基礎力を身につけることができたと自負しています。現地の人々と関わる中で、受ける刺激は想像以上でした。2週間フィールドワークを支えてくださった方々や仲間との経験は自分の宝となっています。

ITO Masaki

伊藤 勝輝さん

(2023年度参加)

フィールド・リサーチをするときは、積極的に質問するように心がけました。人前で話すのはまだ苦手で改善しようと努力してきました。プレゼンでは少し準備不足で満足のいくものができませんでしたが、さらに経験を積んで成長していきたいと思います。現地マラヤ大学のサポートスタッフであるバディーの皆さんは、機知に富んだ学生だったので、的確なアドバイスをもらうことができ、大変勉強になりました。

SHIRATORI Yuka

白鳥 友香さん

(2023年度参加)

フィールドワークを通じて、クリティカル・シンキング、問題解決能力、プレゼンテーション能力を得ることができたと実感しています。特にバディーの皆さんはとても親切で、ホスピタリティに溢れていて、とても感謝しています。

KATO Momoka

加藤 百々華さん

(2023年度参加)

この研修を通して、英語力の向上とプレゼンテーションスキルを磨きたいと考えていました。特に、短期の実践的なプログラムに興味を持ち、プレゼンテーションを通じて成長することができると期待し、このフィールドワークを履修しました。現地でのフィールドワークという目標を明確に持ち、秋学期の1セメスター間、準備に取り組むことができる点が特に魅力的でした。

YAMADA Kaori

山田 香織さん

(2023年度参加)

研修ではマレーシアにおける社会問題を分野別に分かれて研究し、発表しました。実際に現地のローカルコミュニティの方々に取材し、マラヤ大学での授業に参加する事で、現地の問題を言葉だけでなく、自身の経験を通して学ぶことができたことが大きな成果です。今回の研修で学んだ事を必ず創大建設に寄与していけるよう、更に勉学、諸活動に励んで参ります。

MURASE Yuna

村瀬 侑水さん

(2023年度参加)

過去に参加された先輩の話を伺い、このフィールドワークにトライしました。さらなる海外経験を通して世界から学びたいと考えていました。マラヤ大学学長、マレーシア国際イスラム大学学長はともに気さくで人格者でした。なかなか普段接することのできない方と接することができ、貴重な経験となっています。

MIKI Ayaka

三木 綾華さん

(2023年度参加)

私の出発前の目標は、マレーシアで現地調査を行い、私たちが事前に準備した計画が現地の人々にどのように受け止められるかを知ることでした。今回のフィールドワークを通じて、その目標を十分に達成し、より深い洞察を得ることができました。ちなみに、マレーシアの暑さと食べ物の辛さには衝撃でした!

Kato Miki

加藤 美樹さん

(2023年度参加)

このフィールドワークを通して、なぜマレーシアに来たのかを自分なりに再確認できてよかったです。プレゼンテーションの発表では、体調に苦しんだものの、参加メンバーは本当によく頑張ったと思います。メソドロジー(調査メソッド)の学習は有益で、メンバーのプレゼンテーションの発表は大変興味深く、他のグループからの発表を通じて大きな学びがありました。個人の発表スタイルや独自のアイデアに触れることで面白さを感じました。毎日が刺激的で、マレーシアにもっといたいという思いが強くなりました。マラヤ大学学長との交流は大変有意義でした。私たちの意見を理解しようとする姿勢に感銘を受け、大変話しやすかった印象を持ちました。社会に対するポジティブな回答は自身の学びになりました。マレーシア国際イスラム大学学長は親しみやすく、学生の意見を真摯に受け止める姿勢が伝わってきました。

GOTO Nao

後藤 直央さん

(2023年度参加)

今回の研修では、新たな自分に挑戦したいと考えていました。研究でも日常生活でも、曖昧な受け答えをせず、素直になることを心がけました。そうすることで、他のメンバーや仲間とも本音でコミュニケーションが取れるようになりました。また、プレゼンテーションの準備では、もっといろいろなアイデアを出したかった点が反省です。しかし、疲れすぎて頭がうまく働かなかったこともありましたが、来学期を通してさらにさまざまなスキルを身につけていきたいと思います。

MINAGI Yuki

皆木 結希さん

(2023年度参加)

私たちのグループは主要都市の低中流階級のコミュニティに焦点を当ててリサーチしました。この研修の個人的な目標は、自分の生活環境を変えてみること、そして、異文化での価値観や幸福度について考えることでした。グループ研究では、内容の議論が難しかったですが、自分なりに渡航前の目標を達成することができました。それでも、グループメンバーや現地の仲間、先生方、マレーシアの人々の優しさに支えられ、思慮深さや思いやりなど、マレーシア人の生活スタイルや文化、考え方など新たな視点を得ることができました。

MURAI Yoko

村井 陽子さん

(2023年度参加)

杉本先生にこのフィールドワークを勧められて履修しました。秋学期に1セメスター分、しっかり座学で学んだことを、現地で実際に訪問し勉強することに興味がありました。実際に行ってみると、マレーシアで異文化経験の瞬間を幾度と出会いました。私にとって貴重な経験になっています。

Ishihara Mifu

石原 海風さん

(2023年度参加)

私は目的として、課題解決力を探すためにこの研修に参加しました。マレーシアという発展途上国に初めて行くこともあり、経験したことのない留学をしたいと考えていました。現地のマレーシア人はとても親切で、心から人のために働いていると感じました。

KITAHARA Chinatsu

北原 千夏さん

(2023年度参加)

世界にいろいろ行ってみたいと思っていたので、このフィールドワークを履修しました。現地で教授陣の前でプレゼンを実際に実践してみると、反省点もあり、もっと英語力を上げたいと思う素晴らしい機会になりました。

KANO Hana

狩野 巴那さん

(2023年度参加)

マレーシアのハナフィ教授のような素敵な人たちや、素敵なバディーたちと一緒に学べたことに感謝しています。このフィールドワークでは、マレーシアの人々に感動し、助けられ、地球市民とは何か、人に親切にすることの大切さを学びました。勉強面での具体的な能力の向上はもちろんですが、それよりももっと人間性を成長させることができたと実感しています。

Eguchi Hidemi

江口 秀美さん

(2018年度参加)

今回の研修に参加させていただいて、勉強面はもちろん、異文化理解を深めることができ、また一緒に参加した友人とも、お互いに成長し合えるような関係を築くことができました。また、マレーシア国内の様々な場所に訪問させていただき、自分の視野を広げ、日本では知りえないイスラム教の知識など、多くの知的刺激を得ることができました。本当に素晴らしい経験となりました。大変さと、楽しさが共存する、本当に密度の濃い忘れられない2週間でした。

Yamada Taiki

山田 大暉さん

(2018年度参加)

どちらかというとインプットが多かった国際教養学部の必須留学や、学部授業と違い、自分たちの創造性を発揮する機会となりました。留学よりも密接なコミュニケーションをグループ内や研修メンバーと行うことができ、第2の留学とも言える充実した研修となりました。

Kitamoto Rinka

北本 梨華さん

(2018年度参加)

1年次のアメリカ留学とは異なる地で経験を得たく、この研修に参加しました。事前研修から最後のフィールドワークまで、学ぶ内容量はとても多かったのですが、その分成長できたことは確かです。マレーシアが中所得国とはいえ、日本よりも発展している点もあり、手本にできるものもたくさんありました。この研修で得たものを、今後の大学生活だけでなく社会に出てからも活かしていきたいです。

Yannbe Mayuko

山家 万由子さん

(2018年度参加)

現地に赴き、五感を通して得た学びに、大満足の2週間を過ごすことができました。一つの課題に向き合う際に、異なる物事を関連付けるプロセスの重要性を実感しました。これが国際教養という学問が持つ意義であると思うし、これからの私自身の学びに対する姿勢の核となると確信することができました。また、グループワークの中でディスカッションを重ね、「自らがどう貢献することで、グループとして最高の力出せるのか」ということを真剣に考えるきっかけとなりました。

Yamamoto Nao

山本 菜緒さん

(2018年度参加)

事前学習ではマレーシアをはじめ東南アジアに関する基礎知識を学ぶことができ、現地での授業やディスカッション等に生かすことができました。現地では学生との交流や観光を通してマレーシアの人々の人柄の良さを感じ、現地のマラヤ大学やマレーシア公開大学の授業レベルは高かったものの、毎日吸収できるものが多かったと感じました。何より、1学期(約5か月)に及ぶグループワークを通じて、学問的にも人間的にも大きく成長できたことが、この研修の一番の収穫だと思います。

Kuse Tetsuro

久世 哲郎さん

(2018年度参加)

2年次春学期での海外留学では、ほとんどの学生が初めての異文化体験をし、帰国後の秋学期からアカデミックな学びが始まります。このインターナショナル・フィールドワークでは、2年次までに鍛えた英語力とアカデミックな学びを生かし、力試しともいえる「アウトプット」体験をできる貴重な機会になりました。
「英語を使ったアカデミックな学び」は、まだまだ始まったばかり。このフィールドワークで思い切り自らの課題に挑戦し、ぶつかっていく中で、できたこと・できなかったことは、3年次からの学びへの姿勢を変えるきっかけにもなると思います。

Ishino Miki

石野 美貴さん

(2018年度参加)

今回のフィールドワークではプレゼンテーションのトピックを一から決めて、リサーチを行い、現地の講師や学生にインタビューを実施するなど、今までの授業では経験できなかったことに挑戦できる機会が多くありました。この研修を通じて、今までFILAで学んできたことをアウトプットする良い機会になったと感じます。研修中は納得がいくプレゼンテーションができるまで、何度も繰り返しグループのメンバーと話し合ったことが印象的です。現地の担当教員にプレゼンテーションする最終日の前日は、朝の5時まで準備を行い、当日は自信をもって発表することが出来ました。FILAでの学びはとても意義があるもので、それらをより良く吸収するためにも、この研修への参加を是非お勧めします!!

Kobayashi Takami

小林 孝美さん

(2018年度参加)

FILA(国際教養学部)の授業で、何度もグループワークは経験してきましたが、ここまで濃いグループワークは初めてでした。グループ内で何度も考え直し、現地では毎晩ミーティングを行いました。途中、議論が思うように進まず、苦しいときもありましたが、最終的には良いプレゼンをすることができたので、とても充実した良い思い出になりました。
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