卒業生のVOICE

VOICE (2023 ALUMNI)

#1 坂本 亮さん

凸版印刷株式会社(2023年3月卒業)

FILAでの学びがキャリア形成に繋がる

凸版印刷株式会社

坂本 亮さん

FILAでの学びがキャリア形成に繋がる

入学式で私は、英語で執り行われる学部長挨拶や学部説明が全く理解できず、大学生活に対する漠然とした不安を感じつつも、新しい環境に飛び込んだ心が躍るような感覚を今でも鮮明に覚えています。FILAでは授業はもちろんのこと、課題も英語で、英語4技能(Listening, Reading, Writing, Speaking)をフルに使う事が日常です。そんな中でも1番の困難は「進級・卒業要件のスコアを取得しなければならない事」でした。日々の課題にプラスして、毎日必ず3時間はスコア取得のために勉強に取り組んではテストを受ける、その繰り返しでした。自ら厳しい環境に身を置き、困難を乗り越え、2度の海外留学を経た事で、今では1人で海外旅行へ行く事や、英語を使った海外の方との円滑なコミュニケーションを取る事が出来るまでに成長しました。また、様々な専門分野を学べる学部授業だけでなく、必須留学などを通して様々な背景を持つ同期と共に、異なる文化や、価値観を学べた事はFILAにいたからこそであると、恵まれた環境に感謝しています。

FILAでの学びは、①困難を乗り越える力②広い視野を持てた事の2点だと考えています。困難を乗り越える力は、就職活動という長く厳しい闘いを挫折する事なく終えられた事に、とても大きく影響していると思います。私はよく他の学部や他大学の友人から「就活が厳しすぎて辛い」という言葉を聞いていましたが、FILAでの生活を乗り越えた私にとって、積極的に就職活動を進める事が出来ました。広い視野という点では、より多くの事業を行っていて、変化が大きい企業で更に自分の視野を広げていきたいと考えるようになりました。将来は、印刷や広告の影響力で、日本のモノ・コトの魅力や文化を世界に発信していきたいと思っています。

受験生へのエール

FILAの授業カリキュラムはとても厳しいです。その分、他の学部生が経験できない大きな世界に飛び込む事や、多くの努力が必ず実になる学部であると断言します!もしこのVOICEを読んでくれているあなたが挑戦したい、成長したいと思うなら、それに応えてくれる環境がFILAにはあります!僕のように入学時全く英語ができなくても、何年後かには世界で活躍できる素養は身に付けられます!

最後に。FILAへ入学を望むあなたの大きな飛躍を、楽しみに待っています!

FILA Party in SFU
カナダの湖にて
バンクーバーの港風景
マレーシア研修のメンズ
現地学生とのバスケ交流
坂本 亮 
名前 坂本 亮
留学先 カナダ・サイモンフレイザー大学
主な専攻分野 国際政治経済
指導教授 ジョナサン・ルックハースト
好きな言葉 「常に胸を張って生きろ」
好きな本 君の膵臓を食べたい
趣味 スタバ巡り
自己紹介ハッシュタグ #マイペース #旅行好き #インスタグラマー
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#2 谷内 君恵さん

大手物流企業(2023年3月卒業)

可能性は無限大

大手物流企業

谷内 君恵さん

可能性は無限大

自分の可能性が無限大であることを学ぶことができました。FILAに入って3年でTOEICの点数が約400点上がり、私自身が一番苦手だったリスニングもオーストラリア留学やFILAの英語授業のおかげで一番得意な分野となりました。何よりもFILAには全世界から集まる優秀な学生が多く在籍しているので、そのような仲間から影響を受け、それまで挑戦できなかったことに挑戦できるようになりました。私自身も本来は保守的な性格でリスクを恐れ、コンフォートゾーン(ストレスの無い環境)から抜け出すことができませんでした。それでも、周りの仲間から刺激を受け、他人の可能性が最大化していくのを目の当たりにしたことで、私もしたいことは何でも挑戦するようになりました。また、FILAの仲間のみならず、留学中に出逢った友人ともお互いに刺激し合うことで相乗効果になり、将来の可能性を更に広げることができます。創価大学、そしてFILAに在学していた5年間は私の人生で最も楽しくて成長を実感した5年間となったので、今度はここで学んだことを最大限に社会に還元したいと思います。

就職活動においては、FILAで留学できたからこそ、自分の価値観を広げることができ、将来私も国際的な舞台で活躍したいと思うようになりました。志望企業を外資系のみと絞り、留学中で乗り越えたエピソードを私自身の強みとして内定をいただくことができました。

受験生へのエール

私自身が受験生だった頃も毎日の勉強がストレスになることや、自分の将来が不安になり辛い思いをしました。途中で「どこの大学でもいい」と、諦めそうになった時もありました。しかし、FILAに入り、留学したいとの思いが強く、なんとか最後まで頑張ることができました。振り返れば、その短期間の努力がそれからの人生に大きく影響するものであったと強く実感しています。完璧な結果を出せなくても、努力した分だけ夢に近づくことができるので、悔いが残らないように最後まで走り抜けてください!

留学先(オーストラリア)での写真①

留学先(オーストラリア)での写真②
留学先(オーストラリア)での写真③
留学先(オーストラリア)での写真④
FILAの思い出
谷内 君恵
名前 谷内 君恵
留学先 オーストラリア・グリフィス大学
主な専攻分野 アントレプレナーシップ
指導教授 ジョージ・ワン
好きな言葉 If you want to have the rainbow, you have to deal with the rain.
好きな本 ハリーポッター
趣味 中国の時代劇鑑賞
自己紹介ハッシュタグ #自転車練習中 #実は中国人 #お肉は骨付きが好き
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#3 石川 美夏さん

有限責任監査法人トーマツ(2023年3月卒業)

社会のマイナスをプラスに

有限責任監査法人トーマツ

石川 美夏さん

社会のマイナスをプラスに

国際教養学部では、自身の学びの視野を大きく広げることができました。入学当初は英語の授業に慣れることができず、その日の課題を理解するだけで精一杯なこともありました。しかし、カナダへの留学をきっかけに、できる限り英語を使う環境に身を置くことを意識し始め、徐々に英語に対する言語の壁が無くなっていきました。その後は興味のあった政治・教育分野だけでなく、経済・哲学・心理学など幅広いテーマを学ぶ中で、全てを繋げて考えていく力を身につけていくことができました。

各国から集まる留学生との交流の中で、異文化理解や国家間格差への興味が深まり、発展途上国や貧困層など、より苦しい環境での生活を強いられている人々に貢献できる仕事がしたいと思うようになりました。中でも教育格差に関わりたいとの思いからFILAの教育関連の授業を受け、ゼミではアフリカの教育格差について研究しました。その結果、教育格差改善には行政や政治の質の向上が必要であることを感じ、公共領域を相手に課題解決に関わることができる内定先のコンサルティング企業への入社志望に繋がっていきました。入社後は目の前の課題解決を通して人々の生活の質向上に貢献し、社会のマイナスをプラスに変えていく仕事がしたいと思っています。

受験生へのエール

日々の地道な勉強は苦しく、孤独を感じてしまったり、なかなか成果が出ずに諦めそうになってしまうこともあるかと思います。しかし、自分で納得できるまで努力し抜いた先にある結果は、どんなものであれ、みなさんの将来にとって決して間違いのない道に繋がっていきます。前に進み続ける限り可能性は拓き続けていきます。何があろうとも、その度に立ち上がっていけばきっと乗り越えられると信じています。みなさんがみなさんらしく、後悔なく挑戦できるよう、心から応援しています!

FILA FamilyでBBQ!(1年時)

カナダ留学・バンクーバー市街観光
カナダ留学・現地で出会った留学生と
ジェニファークラスのみんなと (1年時)
石川 美夏
名前 石川 美夏
留学先 カナダ・サイモンフレイザー大学
主な専攻分野 国際政治
指導教授 ジョナサン・ルックハースト
好きな言葉 やらない後悔よりやる後悔
好きな本 獣の奏者
趣味 音楽鑑賞・お菓子を食べること
自己紹介ハッシュタグ #ロックバンド #シェアハウス #ラーメン
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#4 松岡 勇太朗さん

日本ヒューレット・パッカード合同会社(2023年3月卒業)

日本の生産性向上に貢献したい

日本ヒューレット・パッカード合同会社

松岡 勇太朗さん

日本の生産性向上に貢献したい

全ての授業が英語で行われたため、始めのうちは全くついていくことができませんでした。国際寮でFILAの仲間と夜遅くまで学びあい友情も深めながら必死に授業内容をキャッチアップしたことは良い思い出です。また、学部留学と交換留学を通して英語とスペイン語を習得することができました。現地では、活きた語学力をつけようと積極的に現地の人や文化に触れる中で寛容な精神力を培うことができました。

留学中に現地の友人や他国からの留学生とキャリアについてディスカッションする機会がありました。その際、「日本の会社は長時間労働の割に生産性低いよね」と言う意見があり大変ショックを受けました。グローバルな社風のもと、ITソリューションの提供を通じて日本の生産性の向上に貢献することを目標に外資系IT企業を選びました。

受験生へのエール

創価大学の国際教養学部は世界での学べる環境が整っています。自分の可能性を信じ、大きな夢を持ち、それを実現できる舞台があなたを待っています。一緒に頑張りましょう!

交換留学先(メキシコ)の仲間たちと

学部留学先(カナダ)のクラスメイトとご飯
交換留学先(メキシコ)のホストファミリーと
松岡 勇太朗
名前 松岡 勇太朗
出身 神奈川県
留学先 カナダ・サイモンフレイザー大学
主な専攻分野 国際ビジネス
指導教授 ジョージ・ワン
好きな言葉 経験に勝る財産なし
好きな本 WE HAVE A DREAM
趣味 サウナ、VR卓球
自己紹介ハッシュタグ #ハーモナイザー #海 #スマイル

 

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#5 原田 笑夏さん

パナソニックエナジー株式会社(2023年3月卒業)

翻訳なしで英語で意思疎通したい

パナソニックエナジー株式会社

原田笑夏さん

翻訳なしで英語で意思疎通したい

 「翻訳なしで英語で意思疎通したい」という思いから、国際教養学部への入学を決意しました。しかし入学してからは、全て英語で行われる授業・膨大な量の課題・TOEFLに向けての勉強などに毎日追われる日々でした。また、2年次からは新型コロナウイルスにより留学からの強制帰国・全ての授業がオンライン化となり、想像していた大学生活とは全く異なる厳しい大学生活でした。しかし、入学前に自分が掲げた目標に立ち返りつつ、共に困難に立ち向かい挑戦する同じ学部の友人の存在に励まされながら、4年間走り切ることができました。一生涯の友人と出会い、授業や学部留学を通して語学力の向上と世界の多様な価値観を学べた国際教養学部で勉強できたことは、私にとってかけがえのない思い出です。

 国際教養学部の授業やカナダへの学部留学を通して、様々な国の慣習や価値観に面白さを感じると同時に、グローバルな視点から現在の社会問題を考えるようになりました。また、ゼミで私の中で興味のあったEV(Electric Vehicle:電気自動車)について日本と海外を比較分析したことは、EVバッテリーが担う重要な役割と今後の可能性を知るきっかけになりました。これらの経験から、多様な価値観を持った世界中の人たちと共に働きたい、世界中の多くの人に幸せを与える大好きな自動車に関わりたい、その中でも特に環境問題を抱える自動車業界を根本的に支えたいと思うようになりました。今後は、国際教養学部で培ってきた逆境でも前向きに努力し、結果を出すまで諦めない精神を持って、人間の幸せと環境負担が矛盾なく調和した車社会を築くことに貢献していきたいです。

受験生へのエール

国際教養学部は、自分の視野と可能性を大きく広げることのできる環境が整っています。受験勉強は終わりが見えず、辛くて逃げたいことが多いと思いますが、今の努力が必ずあなたの未来を創っていきます。「何のため」に今勉強しているのかと自分が掲げた目標や夢を大切に、また、自分の無限の可能性を信じ、全力で挑戦していただきたいと思います。皆さんが希望の進路に進めるよう心から応援しています。

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VOICE (2022 ALUMNI)

#1 筒井 佳穂さん

日本アイ・ビー・エム株式会社(2022年3月卒業)

“挑戦し続ける根気強さ”で、世界中の人々の喜びを作り出したい

日本アイ・ビー・エム株式会社

筒井 佳穂さん

“挑戦し続ける根気強さ”で、世界中の人々の喜びを作り出したい

私は、海外への強い憧れから国際教養学部へ入学しました。しかし、実際の学生生活の厳しさは生半可なものではなく、英語の授業や毎日の膨大な量の課題、TOEFLの勉強など、高校との大きな差に戸惑いを感じました。その中で5年間走り続けることができたのは、国際教養学部でともに挑戦する、多様性豊かな友人がいたからです。友人が常に私を認め、応援してくれたからこそ、海外ボランティアや2か国での長期インターンシップなど「やりたいこと」を実現し、妥協のない学生生活を送ることができました。あっという間の5年間の中で、挑戦し続ける根気強さを養い、自身の可能性を広げることができたと思っています。

大学2年の時には、先輩方の影響でIT・コンサルティング業界に対し、漠然と「かっこいい」という気持ちを抱いていました。この業界への興味をさらに深めるきっかけとなったのは、シンガポールでの長期インターンシップに挑戦したことです。自身のアイデアと行動でインターンシップ受け入れ先企業の課題解決に貢献できたことに達成感を感じ、「自身の価値を相手に提供し、喜びを作り出したい」と考えるようになりました。相手の「したいけれどできない」壁を取り除き、「できる」に変えるコンサルタントとしての仕事に魅力を感じています。国際教養学部での学びを活かしながら世界中の人々の自己実現へ貢献し、社会に喜びを作り出していきます。

受験生へのエール

受験勉強をしていると、辛いことや苦しいことがたくさんあり、不安に思うこともあるかもしれません。しかし、今のその頑張りが、将来の夢や目標を叶えることに必ず繋がります。「夢や目標に向かって全力で努力している姿はかっこいい!」これは、私が国際教養学部で挑戦し続ける仲間を見て実感したことの1つです。自身の可能性を信じ、使命の道を勝ち取られることを心より応援しております!

南カリフォルニア大学のキャンパスにて
留学先での一コマ
筒井 佳穂
名前 筒井佳穂
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 マネジメントサイエンス
指導教授 ウール アイトゥン オズターク教授
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#2 中西 春香さん

NECソリューションイノベータ株式会社(2022年3月卒業)

粘り強く物事をやり遂げる力を身に付けた4年間

NECソリューションイノベータ株式会社

中西 春香さん

粘り強く物事をやり遂げる力を身に付けた4年間

この4年間は、自分自身との闘いでした。英語が好きで、海外への憧れがあったことから、全ての授業が英語で行われ、留学も経験できる国際教養学部への進学を決意しました。しかし、入学後は周りの高い語学力に圧倒され、自分の考えを英語で伝えられないもどかしさと膨大な量の課題に追われ、挫折の連続でした。それでも、目的に立ち返ることで、目の前の困難にも楽しんで立ち向かえるようになりました。そして何より、先輩方や志の高いクラスメイトが自分を奮い立たせてくれました。学部の授業や留学経験を通して価値観・人生観を広げ、粘り強く物事をやり遂げる力を身に付けることができたと思います。

国際教養学部で幅広い分野の専門的な授業を受ける中で、広い視野を持ってより多くの人の力になりたい、変化が大きい環境に身を置いて学び続けたいと考えるようになりました。また、手話クラブでの活動を通して、社会のあらゆる差異をなくしたい、人や組織の可能性を引き出したいと思うようになりました。現代の産業や生活を支えるITは、社会により大きな影響を与えられると考えています。

受験生へのエール

国際教養学部は、自分自身に向き合い、大きく成長できる場所です。苦楽を共にしながら高め合える仲間に出会い、刺激を受け、視野を広げる経験ができます。思うような結果が出ず悔しい思いをしても、「何のため」を問い続け、自身の可能性を信じて挑戦していただきたいです。あとから振り返ると最高な日々だったと思えます。みなさんが使命の場所で輝けるよう、応援しています!

カナダ留学中の一コマ
支え合ってきた、国際教養学部の仲間とともに
中西 春香
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 カナダ サイモンフレーザー大学
主な専攻分野 国際平和学
指導教授 ヴェセリン・ポポフスキ教授
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#3 河村 秀和さん

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(2022年3月卒業)

今度は自分が、誰かの「不可能」を「可能」にしたい

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社

河村 秀和さん

今度は自分が、誰かの「不可能」を「可能」にしたい

「20歳になるまでに、留学を経験したい」
そんな動機から始まった国際教養学部での4年間は、「挑戦と応戦」の連続でした。1年次は、All Englishの授業と論文、プレゼンテーション等、多くの課題に圧倒され、理想と現実のギャップに何度も苦しみました。しかし、それらの「挑戦」を通して多くの学友と切磋琢磨し合う中で、少しずつ課題を克服し、勉学面だけでなく精神的にも成長することができました。3年次以降は、学生自治会での学部運営、国際寮の副寮長としての寮運営活動と両立しながら、専門分野の哲学を始め、社会学や開発経済学、マーケティング等様々な分野で学問に励みました。決して平坦な道ではありませんでしたが、多くの尊敬する同期や先輩方に支えられ、何とか走り切ることができました。国境だけでなく、自分の可能性の限界も越えることができたこの時間は、私の人生の原点です。

アウェイな環境での「挑戦」に、学友と「応戦」した4年間の中で、「社会が抱える『不可能』を『可能』に転換したい」という思いからIT・コンサルティング業界に関心を持ちました。念願のオーストラリア留学を終え、迎えた2年次春休み。新型コロナウイルスの世界的な蔓延によって、当初予定していた5年卒院進学から4年卒就職活動へと大幅な進路変更を決断しました。また、当時在籍していた学生自治会でも活動のオンライン化を余儀なくされ、生身で異文化と触れ合えた2年次とは対照的に、閉塞感が漂う日々を過ごしていました。しかし、授業や諸活動のオンライン化によって、未曾有の事態でも学内・学外活動を継続できたことから、ITが持つ力の大きさを痛感しました。また、コロナ禍で早期化・リモート化した就職活動においても、多くの先輩方や卒業生の方々に支えられたことで、「不可能」と思われた進路の実現と諸活動との両立を「可能」にすることができました。今度は自分が、誰かの「不可能」を「可能」にしたいです。

受験生へのエール

「どこにあろうが、ダイヤモンドはダイヤモンドである。その輝きは、決して失せることはない。」この言葉は、創立者が就職活動に挑む草創期の先輩方を激励された際に使われたものです。私自身、入学前まで「自分は何もできない」と自分を悲観的に見ていました。しかし、「一番自分が成長できる学部に入って自分の可能性を開花させよう」と国際教養学部への進学を決意したことで、全てが変わり始めました。皆さんは、一人ももれなく、無限の可能性を持つ「ダイヤモンド」です。しかし、ダイヤモンドは磨かなければ原石のままです。国際教養学部には、学問的にも人間的にも磨かれる環境が整っています。世界市民の「原石」が「ダイヤモンド」へと光り輝く4年間。その可能性を思う存分発揮できるよう、陰ながら応援させていただきます。

寮の友人と
副寮長を務めた滝山国際寮でのスポーツ大会
河村 秀和
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 オーストラリア グリフィス大学
主な専攻分野 哲学(プラグマティズム思想)
指導教授 ロバート・シンクレア教授
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#4 松本 雄大さん

株式会社マキタ(2022年3月卒業)

粘り強く努力し続けて拓いた未来

株式会社マキタ

松本 雄大さん

粘り強く努力し続けて拓いた未来

国際教養学部での5年間は、多くの困難があり最も苦しかったと共に、最も成長することが出来た期間でした。入学当初から、講義をはじめ、オリエンテーションや友人とのディスカッションまでもが英語で行われ、自らの英語力の低さに悔しさを覚える日々でした。その悔しさをバネに、「誰よりも努力すること」「絶対に挫けないこと」を胸に、机に向かう毎日でした。そして、挑戦をしていく中で、英語力は着実に伸び、自分に自信を持てるようになりました。

ここまで努力し続けてこれたのは、苦悩を分かち合い励まし合ってきた学部の友人や、可能性を信じてくださった教授陣の方々のおかげです。私にとって、この学部で学んだ事や経験した事、そしてこの学部で出会った友人は、かけがえのない宝物です。

国際教養学部での新興国の公共政策についての学びや、アメリカへの学部留学を経て、途上国の発展に関心を持つようになりました。そして、ケニアへの交換留学にも行かせていただき、アフリカの人々の生活の豊かさの根底を支え、人々の幸せに貢献したいと思うようになりました。

今後は、この学部で過ごす中で培ってきた、粘り強く努力する力・何があっても負けない忍耐力を持って、進路先の製品によって、世界規模で社会づくりをサポートしていきたいと思います!

受験生へのエール
松本 雄大
名前 松本雄大
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 国際公共政策学
指導教授 ローレンス・マクドナルド教授
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#5 大森 濯斗さん

日本サムスン株式会社(2022年3月卒業)

新たな学びと挑戦

日本サムスン株式会社

大森 濯斗さん

新たな学びと挑戦

国際教養学部での学生生活は新たな学びを得ることの連続でした。すべての授業が英語で開講されることに不安を抱いての入学でしたが、整備されたカリキュラムのもと、学友と切磋琢磨したことで英語力を伸ばすことが出来ました。

1年次のカナダへの学部留学では、異なる価値観を持つ人々や異文化交流を通して、グローバルな視座を養うために必要な基礎を築くことが出来ました。2・3年次は専門科目を履修し、各分野における最高の教授陣や同期とのディスカッション、プレゼンテーションを通して現代における様々な問題や課題を多角的な視点から捉える力を養いました。課題やテストのために友人と寝る間を惜しんで勉強したことも、今となってはとても良い思い出です。他にも8000単語を越える英語の論文執筆やマレーシアへの海外研修など、国際教養学部ならではの学びはかけがえのない思い出であり、貴重な経験をすることが出来ました。

「人々の当たり前を支えたい」という想いで就職活動を行っていました。その中で、進路先である半導体系企業を選びました。半導体は家電をはじめ、スマートフォンや自動車、先端医療といった分野まで幅広く使われており、まさに私たちの当たり前を支えているものだといえます。日常生活で目にする機会はほとんどありませんが、人々の日常に不可欠な半導体を通じて「人々の当たり前を支える」という想いを実現したいと考え、進路先を決定しました。

受験生へのエール

国際教養学部では一生涯の友人と切磋琢磨することで、自分の可能性を最大限に切り拓いていくことが出来ます。これから大学生になる皆さんには、勉強やサークルなどすべての活動に全力で挑戦し抜く中で、皆さんの個性が輝く大学生活を送っていただきたいと思います。受験期間は順調にいくことばかりではなく、大変なことも多いとは思いますが、受験勉強を通して培った努力や経験は今後の人生で無駄になることはありません!皆さんが最高の大学生活を送ることができるよう応援しています!

カナダのホームステイ先にて

ゼミ仲間
イギリスの留学先にて
大森 濯斗
名前 大森 濯斗
留学先 カナダ・サイモンフレーザー大学(FILAプログラム)、イギリス・マンチェスターメトロポリタン大学(交換留学)
主な専攻分野 社会学
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VOICE (2021 ALUMNI)

#1 江口 秀美さん

大手住宅総合機器メーカー(2021年3月卒業)

全力疾走で駆け抜けた4年間

大手住宅総合機器メーカー

江口 秀美さん

日本の水周り製品を世界に広め、人々の生活をより豊かにしたい

この4年間を振り返るとひたむきに走り続けた毎日でした。
入学時のオリエンテーションが全て英語で行われ、全く理解できず、心が折れたのを今でも鮮明に覚えています。「学部での学びは全て英語で行われる」ということを身を以て痛感し、私のこの学部での学びはその挫折から始まりました。そこからは、日々課題と格闘し、授業では慣れない英語でディスカッションやプレゼンと戦う毎日でした。大変な日々でしたが、日々の勉学や留学を通して、徐々に英語が自分の一部となり、様々なフィールドの勉学から学んだことが繋がりを持ち始めていくところに面白さを感じ、のめり込んでいきました。また、その中で、親身になって支えてくださる学部の先輩や大きな志を持って共に勉学に励む学部の友人が私の原動力でした。そして、この学部で共に戦い抜いた同期や、その人たちとの思い出は一生の宝物です。

この学部で海外経験をさせていただき、また異文化についての学びを深めていく中で、日本には「美しさ」という誇るべき文化があることに気づきました。そして日本の「美しさ」は、トイレやお風呂、キッチンなどの水周り製品などの清潔さが作り上げていると痛感しました。この日本の水周り製品を世界に広めていくことで、世界の人々の日々の生活をより豊かにできると感じ、この進路を希望しました。今後は、この学部で身につけた英語力、教養、そして4年間学び抜いた根性をもって、海外への事業拡大に貢献していきたいと考えております。

受験生へのエール

この学部では大変なことや辛いことがたくさんありますが、それ以上に楽しいことがあり、たくさんのことを学び、自分の可能性を大きく開花させることができます。そして何よりも一生支え合っていきたいと思える最高の仲間ができます。これまでの人生で一番密度の濃い4年間を過ごすことができると思います。ぜひ自分の可能性を信じて、挑戦していってください!

江口 秀美
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 アジアの経済
指導教授 杉本一郎教授
出身高校 名東高校
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#2 佐野 大樹さん

株式会社日立製作所(2021年3月卒業)

学友と共に走りぬいた4年間

株式会社日立製作所

佐野 大樹さん

ITの知識を身に着けながら、途上国の発展に貢献

国際教養学部での4年間は自分の可能性を大きく切り拓く、充実した4年間でした。授業だけでなく英語でのプレゼンテーション、マレーシアでの短期研修や、8000字の卒業論文の執筆など、多くの挑戦を通して、入学時には想像もできなかった自分に成長することができました。日々の学習と並行して寮行事や就職活動などの両立に挑戦することは決して簡単ではありませんでした。しかし、同じように多忙な環境下でも気を緩めることなく挑戦を続ける同期と切磋琢磨し合えたことで乗り越えることができました。世界各国から集う教授陣のもと、学問的にも人間的にも大きく成長できる学部です。

ITの知識を身に着けながら、将来的に途上国の発展に貢献できると思い、今の進路を目指しました。大学二年の夏にセブ島で1か月ほど生活し、途上国と先進国の生活水準の差に衝撃を受けました。安定した水も供給されない、公共交通機関も発達していない、そんな地で生活をしたことから、将来、必ず途上国の生活水準の引き上げに貢献できる人材になりたいと思うようになり、最先端のIT技術や新興国での事業実績に魅力を感じました。また、国際教養学部から進路先に進んだ例がなかったので、新たな道を開拓したいと思い、第一志望に据えて挑戦しました。

受験生へのエール

受験勉強を通して壁にぶつかることが多くあると思います。私自身も、高校3年の秋ごろまで模擬試験の結果はほとんどE判定でした。何度も挫折しそうになりましたが、応援してくれる家族や友人に恩返しがしたい、との想いから諦めずに勉強に取り組み続けました。諦めずに本気で挑戦できたからこそ、成績も徐々に伸び、最終的に合格を勝ち取ることができました。必ず大きく成長できる学部ですので、最後まで諦めずに頑張ってください!応援しています!

マレーシアでのインターナショナルフィールドワーク
創大祭で、杉本ゼミの仲間と展示を作成
佐野 大樹
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 開発経済学
指導教授 杉本一郎教授
進路先 株式会社日立製作所
出身高校 座間高校
Close

#3 中浜 梨花さん

SMBC日興証券(2021年3月卒業)

自分の可能性を諦めない

SMBC日興証券

中浜 梨花さん

自分の可能性を諦めない

卒業後の進路は、国際教養学部での日々の学びが大きく影響しました。もともとお金を扱う仕事は難しいイメージがあり、もっと違うアプローチで世界平和に貢献したいと考えていました。授業の中で、ある目的のために集められた資金がその目的を果たすために上手く運用されていなかった事例を学びました。その時、より賢い資金調達・運用を行えば、社会の発展に貢献できると感じ、金融業界を志望しました。

国際教養学部の4年間は怒涛でした。壁にぶつかるたびにこの辛さからずっと逃げられないと何度も思いましたが、振り返るとあっという間だったように感じます。入学当初、学部の仲間と比較して「私なんて」と考えていました。そんな私がこの学部で4年も学ぶことができたのは、勉強の良し悪しではなく、私を励ましてくれた多くの仲間のおかげです。留学経験や仲間との出会い、学生を信じ応援してくださる教授陣からの学びを通し、私の世界・価値観は大きく広がりました。自分の可能性を信じることができたからこそ成長できたのだと思います。

受験生へのエール

国際教養学部では今まで自分が見えていた世界が全く別のものに感じる学びや出会いがあります。きっと将来を思い描くとき、自分が選んだ道が本当に正しいのか、このままでいいのか不安になることもあるかもしれません。皆さんの可能性は無限大です!創価大学では夢を実現するために切磋琢磨できる同志がたくさんいます!皆さんが国際教養学部で自らの可能性を引き出し、自身の使命の道で活躍できることを心から祈っています。

中浜 梨花
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 公共政策
指導教授 ローレンス・マクドナルド教授
出身高校 創価高校
Close

#4 藤井 玲音さん

日本電気株式会社(2021年3月卒業)

自分自身と葛藤し、“私”を確立したかけがえのない時間

日本電気株式会社

藤井 玲音さん

“私”を確立したかけがえのない時間

国際教養学部での4年間は悩み、葛藤し続けた期間だと思っています。
同じ学部の仲間は入学時から視座が高く、主体的に行動している方々が多く在籍していました。そんな中、私は特にやりたいことも持ち合わせておらず、日々、英語での授業に食らいつくことに必死でした。学年も進み、授業に慣れた私でしたが、やりたいことが全く見つからず、周りとの差を感じて自問自答する日々を過ごしていました。そういったレベルの高い環境、そして自身を変えるのに適した自由な環境というのが整っている学部なのだと改めて気づきました。

近年では技術の発展がめざましく、もっと高度な技術が今後もできていくことをさまざまな方面から見聞きします。しかし、私にとってそのような先端技術を感じることがほとんどありません。その“わからない”がIT業界の興味を引き立てました。その中でも、IT技術を社会に反映し、「“人”と“技術”の共存」を目指す姿勢に憧れ、進路先へ進むことを決めました。

受験生へのエール

国際教養学部は様々な意味で“自由”な学部だと思っています。これを良しと捉えるか否かで大学生活の過ごし方に大きな影響を与えるでしょう。今一度、自分のやりたいこと、実現したい夢などを考える機会をつくってみてください。もし迷っても、様々な分野で活躍している先輩方が全力でサポートしてくれます。国際教養学部で全力を尽くしてください!Fight on!

藤井 玲音
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 経営科学
指導教授 ウール アイトゥン オズターク教授
進路先 日本電気株式会社
出身高校 常滑高校
Close

#5 鈴木 由紀さん

日本アイ・ビー・エム株式会社(2021年3月卒業)

自身の可能性を拓く本気の挑戦

日本アイ・ビー・エム株式会社

鈴木 由紀さん

自身の可能性を拓く本気の挑戦

国際教養学部での4年間は、「常に挑戦!常に全力疾走!」の日々だったと感じています。悩みながらではありましたが、長期留学・2週間のマレーシア研修・ゼミ活動など、やりたいと思ったこと全てに主体的になって取り組んだからこそ、充実感のある楽しい挑戦でした。その中で、生きた英語力・自分の考えを発信していく力・困難に屈せずチャレンジし続ける根気強さを養うことができたと考えています。

国際教養学部の大きな魅力の1つは、幅広い学問分野を学びながら、自らの興味を専門分野として探究できる点だと思います。私は、専門分野であるアジア経済学のほかにも、哲学・政治理論・ジェンダー学などを学びました。そのような中で、身の回りに起きていることを当たり前だと捉えるのではなく、「なぜ」と問いかけ、あらゆる観点からものごとを俯瞰して考えられるようになりました。

また、ゼミで扱った統計学と自身の興味を掛け合わせて取り組んだ、「人とのつながりが自己肯定感に与える影響」をテーマとする英語での卒業論文の執筆も、楽しくやり遂げられました。これからも新しいことを貪欲に学び続けていきたいと思います!

大学入学当初は”自分なんて”と、なかなか自信を持てませんでした。しかし、学部での4年間の学びを通して、異なる文化や価値観を持つ相手を理解しながら自分の考えを堂々と発信していく喜びを感じ、自分自身を信じて行動できるようになりました。そのような変化から、私は人生をかけて、年齢や性別に関係なく皆が輝いて生きる社会を実現したいと強く思いました。そして、国籍問わず様々なメンバーと共に、人々の暮らしを支えるテクノロジーの活用でスピード感を持って日本の変革に携わりたいと考え、外資系IT業界を志望しました。加えて、私の大切な価値観である「自分自身を通して相手に寄り添って悩みを解決したい」という想いより、現在の進路先に決定しました。

受験生へのエール

「労苦と使命の中にのみ 人生の価値は生まれる」 こちらは、創立者が創大生に贈ってくださった指針の1つで、私のモットーでもある言葉です。今のみなさんの血のにじむような努力は、目先の試験結果だけでなく、これからの人生にも必ず活きてきます。地道ですが目の前の1つ1つに向き合い、今できることに全力を尽くした先に勝利があると思います。周りと比べることなく、自らの可能性を信じて楽しく勉学に励んでいきましょう!私も生涯学び続ける決意です!皆さんひとりひとりが使命の進路先を勝ち取られることを心より応援しています!

鈴木 由紀
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 カナダ・サイモンフレイザー大学
主な専攻分野 アジア経済
指導教授 杉本一郎教授
進路先 日本IBM
出身高校 田辺高校
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VOICE (2020 ALUMNI)

#1 戸口 光一さん

アクセンチュア株式会社(2020年3月卒業)

スポーツを通して世界に連帯を作っていきたい

アクセンチュア株式会社

戸口 光一さん

スポーツを通して世界に連帯を作っていきたい

幼少の頃から長年サッカーをしており、台湾留学中にはプロサッカー選手として活動する機会に恵まれました。台湾でのある試合で私が決勝点をあげた際、多国籍のチームメイトからもみくちゃにされて祝われました。この時の感動から、スポーツは国籍や価値観を超えて人々に連帯をもたらす計り知れない力があると感じ、人生をかけてスポーツを通して世界に連帯を作っていきたいと思うようになりました。そのためにまずはコンサルタントとして基本的な社会人としての実力や胆力と、時代の先端を行くITの技術や表現の方法などを学びたいと思いこの進路に決定しました。

国際教養学部での学びはさまざまな学びの出発点でした。卒業のためには全く関心がない分野の授業も取らなければいけませんが、そこで新たな関心や問いの発見がたくさんありました。興味がたくさん見つかりすぎて何を集中的に深めるのかはとても迷いましたが、気になった分野はすべて教授に話を聞いたり、他学部の授業を履修して学びを深めました。好奇心をくすぐられっぱなしで困りました。

受験生へのエール

文学者・魯迅の言葉に「多有不自滿的人的種族,永遠前進,永遠有希望。」(自己満足しない人間の多くは、永遠に前進し、永遠に希望を持つ)というものがあります。貪欲に挑戦し続けることが一番大切だと心に刻んでこれまで進んできました。常に目標を掲げて一生涯挑戦し続けましょう!

戸口 光一
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学、台湾・台湾国立政治大学
主な専攻分野 計量経済学
指導教授 杉本一郎教授
進路先 アクセンチュア株式会社
出身高校 創価高校
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#2 吉葉 伸二さん

日系IT企業(2020年3月卒業)

出生に関わらず、全ての人が桜梅桃李の自己実現ができる社会の実現を

日系IT企業

吉葉 伸二さん

出生に関わらず、全ての人が桜梅桃李の自己実現ができる社会の実現を

途上国への渡航から、ITに興味を持ちました。国際教養学部で学ぶ中、フィリピンやマレーシア、カンボジアなどの途上国に行き、そこで出会った人と自分の間に大きな違いを感じることがありました。それは、大学まで苦労せずに通うことができた自分と、生まれてすぐに食べ物や飲み水などが不足して生きることが精いっぱいの子どもたち、という違いです。たった数千キロメートル生まれる場所が違うためにこのような現実があることを実感しました。その現実を変える、どこに生まれても、一人一人が桜梅桃李の道を進むことが出来る社会を実現したいと決意し、まず国・都市の発展の基盤に日本の優れた技術・製品で挑戦したいと、IT業界を志望しました。将来は、国内外で人々の生活の基盤を支える貢献していきます。

国際教養学部で学んだことは全て今の進路につながっています。人生初の海外留学、英語で幅広い分野の専門的な授業を受けたこと、マレーシアでのフィールドワークに参加したことなど、数多くインプットを経験しました。そして、卒業論文では、世界基準の学術的な文章作法や研究手法のもと、今まで学んだことをアウトプットしました。このように学びを次につなげていけることが、国際教養学部の大きな魅力だと思います。もう1つの魅力は、学部生の仲の良さです。1学年約90名で、世界中から学生が集うこの学部は、4年間で自然と皆が友人になっていきます。FILA Family (国際教養学部家族)という言葉があるほど仲が良いです。また、国籍も様々で、一人一人の興味の分野も違い、普段の会話でも様々な視点からの意見が出るのでとても楽しいです。後輩サポートや学内活動に一生懸命な世界中の友人と共に過ごし、困難を乗り越えていける魅力的な学部だと思います。

受験生へのエール

大学は自身の可能性を大きく広げられる環境であると思います。私も高校時代には、自身の可能性を広げたいと思い、英語が苦手だった自分にとっても最も挑戦的な学部である国際教養学部を選びました。そして、国際教養学部での4年間を通し世界を舞台に学びを得ることができました。共に切磋琢磨する仲間、心から尊敬する教授方や職員の方々との出会い、先輩や社会で戦う卒業生の姿を見て自分自身の生き方を深めることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。この国際教養学部で皆さんが自身の可能性を広げ、桜梅桃李の人生を進んでいくことを心から祈っています。

吉葉 伸二
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 国際経済学
指導教授 杉本一郎教授
進路先 日系IT企業
出身高校 創価高校
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#3 松下 由紀さん

富士通株式会社(2020年3月卒業)

ハードだからこそ、自身の限界突破を可能にする学部

富士通株式会社

松下 由紀さん

ハードだからこそ、自身の限界突破を可能にする学部

国際教養学部へ入学を決めたのは、留学や学部の授業で行われるディスカッションを通して、多様な価値観を学び、多角的な視野をもって問題を分析する力、確かな英語力で自分の意見を論理的に主張する力を身に着けたいと思ったからです。卒業を迎える今振り返ると、国際教養学部での学びを通して、これらの目標を達成できたと思います。時には、大量のタスクをやり遂げられるか不安もありましたが、仲間たちと常に切磋琢磨し、励まし合ったから、いくつもの壁を乗り越えられました。国際教養学部では、ハードだからこそ自身の限界突破を可能にする学びができると確信しています。

東京や留学先のカナダでの生活を経験後、地元徳島県に帰省した際、美しい自然や伝統・文化などがあるにもかかわらず人口減少と過疎の影響を受け衰退する地方の惨状を目の当たりにしたことから日本の地方衰退問題解決に貢献したいと考えるようになりました。どのような業界からアプローチしたいか模索した結果、常に進化し続け、社会への影響力が大きいという理由から、IT業界に決めました。また、日本で確立した技術基盤を将来的に海外へ展開していきたいと考え、地方創生につながる農業IOT分野に積極的に取り組むグローバル企業である富士通株式会社へ入社を決めました。

受験生へのエール

自分の中の常識をくつがえすような学びや、新たな視点を得ることができるのは国際教養学部ならではの特色だと思います。ぜひ、自分の理想像を描き、何のために学ぶのかを問いかけながら勉学に取り組んでみてください。今の努力が着実に未来を作っていくと思います。どうか、あと一歩の負けじ魂でがんばってください!応援しています!

松下 由紀
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 カナダ・サイモンフレーザー大学
主な専攻分野 国際経営学
指導教授 ジョージ・ワン教授
進路先 富士通株式会社
出身高校 関西創価高校
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VOICE (2019 ALUMNI)

#1 加藤 優香さん

株式会社公文教育研究会(2019年3月卒業)

「教育」こそ人間に内在する無限の可能性を開くカギ

株式会社公文教育研究会

加藤 優香さん

「教育」こそ人間に内在する無限の可能性を開くカギ

私の現在の進路選択の背景には「教育を通して人々が自分の可能性を最大限に発揮できる社会を創りたい」という思いがありました。そうした思いを抱くようになったきっかけは、国際教養学部での学びでした。

私は入学当初、英語があまり得意でない学生でした。次の授業の宿題すら把握できず、途方にくれたり、留学生や帰国子女といった既に英語が堪能な周囲に圧倒されたりすることも多くありました。しかし、向上心溢れる国際教養学部の友人や一流の教授陣と共に、徹して学び続ける中で、学ぶ楽しさ・喜びを感じ、1年次と2年次には成績優秀者に選んでもらえるまでに成長することが出来ました。

この経験を通して、私は人間には無限の可能性が備わっているということと同時に、「教育」こそ人間に内在する無限の可能性を開くカギになることを実感しました。だからこそ、「教育」を通して人々の可能性の拡大に貢献したいと思い、就職活動の際にも、教育業界を第一志望として掲げ、現在の進路を選びました。

受験生へのエール

国際教養学部で過ごした4年間は私の視野や可能性を大きく広げてくれました。それは、この国際教養学で、向上心溢れる仲間や、心から尊敬する教授陣と出会い、そうした同志と共に、自分の限界に挑戦する日々を送ることができたからだと感じています。

皆さんが国際教養学部で様々な挑戦を経験し、今の自分からは想像できないほど大きく成長されることを心から祈っています。

加藤 優香
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 カナダ・サイモンフレイザー大学
主な専攻分野 リーダーシップ論
指導教授 マリア・グアハルド教授
進路先 株式会社公文教育研究会
出身高校 創価高校
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#2 松本 健太さん

クイーンズランド大学大学院進学予定(2019年3月卒業)

FILAで培った多角的視野から、気候変動問題にアプローチしたい

クイーンズランド大学大学院進学予定

松本 健太さん

興味のある分野から難民問題にアプローチ

スマホなどの身近な製品に使用される鉱物資源が生産国での人権侵害や紛争と関連してきた現実を学び、身の回りの製品が誰かの悲惨に繋がらないよう、持続可能な資源の利用を研究したいと思ったことが進学のきっかけです。入学当初は国際機関で難民支援に従事したいと考えていたのですが「難民支援と言っても色んな専門家が必要だから自分の好きな分野を究めなさい」とある国連職員の方からアドバイスを頂き、関心のあった環境分野での大学院進学を決めました。ゼミのレンツ教授や進学された先輩が親身に相談に乗ってくださり、学部で学んだ分野とは全く異なる専門ですが、合格を勝ち取ることができました。

国際関係論が専門の教授のゼミに所属していましたが、国際教養学部のカリキュラムのおかげで経済学や哲学、社会学など幅広い分野を学ぶことができ、気候変動など一つの問題を考えるにあたっても多角的に捉えられるようになったと感じています。また、普段の授業から留学生を含む多様なバックグラウンドを持ったクラスメイトと議論やプレゼン、英語で卒業論文を執筆したことが、英語圏の大学院に進学することへの自信に繋がったと思います。

受験生へのエール

究極的には、どんな環境であっても自分の行動次第で学びを深めることはできると思いますが、国際教養学部は留学や寮生活でのカルチャーショックをはじめ、当たり前だと思っていた価値観を見つめ直す機会に溢れています。そのおかげで知的好奇心を広げ、勉強の楽しさを知ることができました。私は最終的なキャリアとして教員を志していますが、国際教養学部で学んだおかげで様々な進路を考慮した上で進学を決定することができました。人生百年時代と言われるこれからを生きる受験生の皆さん、ぜひ選択肢の幅を広げてみてはいかがでしょうか!

松本 健太
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・ジョージメイソン大学
主な専攻分野 国際関係論
指導教授 ハートムット・レンツ教授
進路先 クイーンズランド大学進学予定
出身高校 関西創価高校
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#3 阿部 宏子さん

大手アパレル副資材メーカー(2019年3月卒業)

Made in Japanを世界に発信し、人々の生活の質の向上に貢献したい

大手アパレル副資材メーカー

阿部 宏子さん

Made in Japanを世界に発信し、人々の生活の質の向上に貢献したい

二か国の留学を経験した際に、日本人としてのアイデンティティを意識し、現地の人達が日本製品を高く評価していたことから、将来はmade in Japanを世界に発信し、人々の生活の質の向上に貢献したいと考えました。就職活動では日系メーカーを中心に受け、何社か内定をいただきました。その中で、高品質へのプライドと高い技術力があり、人々の生活に密着した製品に携われること、そして世界を舞台に活躍できる機会が多くあることから現在の企業への入社を決めました。

国際教養学部に5年間在籍し、入学時の自分とは比べものにならないほど大きく成長したと思います。1,2年次は日々の課題に忙殺され毎日必死でしたが、その中で鍛えた英語力や問題解決力、時間管理力があったからこそ、留学中は有意義に過ごせ、3年次以降に学ぶ専門科目への理解を深めることができました。授業以外でも、寮生活などを通して異文化理解を深め、また、友人と切磋琢磨し、鼓舞し合った日々は金の思い出となりました。

受験生へのエール

創価大学国際教養学部では、自分の可能性を大きく広げることができます。留学やマレーシア研修、日々の課題、また大きな刺激をくれる仲間たちとの日々は、今後の人生において必ずや糧になっていきます。受験勉強で辛いときは、ぜひその後の自分をイメージして、夢を広げていってください。創価大学ではたくさんの素敵な先輩が皆さんを待っています!体調第一で、焦らず日々の課題に取り組んでいってください。応援しています!

阿部 宏子
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 オーストラリア グリフィス大学、中国 北京語言大学
主な専攻分野 政治学
指導教授 山田竜作教授
出身高校 関西創価高校
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#4 綾部 悠太郎さん

三菱自動車工業株式会社(2019年3月卒業)

移動の先にある喜びや感動を通して、人々の活力を引き出していきたい

三菱自動車工業株式会社

綾部 悠太郎さん

移動の先にある喜びや感動を通して、人々の活力を引き出していきたい

国際教養学部では、長期留学や短期海外研修、また日々の国際教養学部の授業を通して世界中の人々と協働し、リーダーシップを発揮する中で、討議推進力や課題設定力、目標達成力などの力を磨くことができました。また、日本語・英語両方での高度なコミュニケーション力も身につけることができたと思います。

さらには、入学時からすべて英語で行われる授業や膨大な課題、卒業時には8,000字の英語論文など、常に「できそうもないこと、誰もやったことがないことにチャレンジしていく」ことが経験でき、そういった意味では、「ちょっとのことでは折れない不屈の精神力」や「先駆の戦いで新たな道を拓いていく開拓力」を磨くことができたと感じます。

進路については、3年次の6月からサマーインターンシップのプログラムに参加し就活をスタートしました。海外で働きたい、国際教養学部2期生としての新しい道を拓きたいとの思いから、就職活動を進めていく中で、航空業界や自動車業界に魅力を感じるようになりました。必ず結果を勝ち取って、創立者やお世話になった人たちにお応えするとの思いで、全力で面接に臨んだ結果、ありがたくも希望の自動車企業より内定を頂くことができました。

私自身、小さいころ車に乗ってよく家族旅行に行った経験がありますが、車に乗って移動した先にある「新しい出会い」や「新しい体験」は、日々の活力につながっていたと思います。そのような「移動の先にある喜びや感動」を通して、「人々の活力を引き出していきたい」と思い、三菱自動車を志望しました。世界中のいかなる道路環境でも安定した走行性能を発揮することができる弊社の自動車を通じ、私の志である「世界中の人々の活力を引き出していく」ことが実現したいと思っています。入社後は、国際教養学部での経験を活かし、海外営業として働かせていただきます。

卒業後も、自身の誠実な振る舞いを通して、母校である創価大学の発展に貢献していけるよう、社会で活躍していく決意です。

受験生へのエール

 大学受験という自分の人生の節目にあたって、どれだけ本気になれるか真剣になれるかが勝負だと思います。本気になって挑戦すれば、自分の思ってもみなかった可能性が開け、どんなに高い壁でも越えられる自分に変わっていきます。大学受験もそうですが、人生には覚悟を決めて本気の挑戦をしなければならない場面がいくつかあると思います。創価大学には、そんな「本気の挑戦」をする機会が沢山あり、その「本気の挑戦」を共にできる仲間がいます。ぜひ、創価大学に入学して、創立者のもと、本気の4年間を過ごしてください!

綾部 悠太郎
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ 南カリフォルニア大学
主な専攻分野 アジア経済・開発経済学
指導教授 杉本一郎教授
出身高校 鎌倉高校
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#5 鎌原 一徳さん

ソフトバンク株式会社(2019年3月卒業)

リベラルアーツ教育だからこそ無限に広がる進路

ソフトバンク株式会社

鎌原 一徳さん

リベラルアーツ教育だからこそ無限に広がる進路

自分が進路を決めるにあたって大きな転機となったのは、1年次の必須留学のあと、4年次に経験したシンガポールでの交換留学生活でした。もともと研究者になるために大学院進学を目指していました。勉強・研究漬けの毎日でしたが、劣悪な環境で働いている移民の人々を目の前で見て、もっと直接人の役に立てるようなモノやサービスを届けたいと思うようになり、大学でのプログラミングや統計・機械学習の学びを活かしたいとエンジニアを志しました。その中でも弊社の「もう誰も一人ぼっちにはしない」のメッセージに共感して、働くことを決めました。

国際教養学部では、ハードな生活で慣れることがあまりなく、ずっと挑戦する日々だったと思います。英語の授業、留学、TOEFL、集中的に鍛え上げられるゼミ、そして8,000ワードに及ぶ卒業論文と。また友達の興味が皆バラバラなので、研究や授業の話していても、とても勉強になりますし楽しいです。一生懸命な毎日だからこそ、生涯の仲間もできましたし、自ら主体的に学んで成長していく、「学び方を学ぶ」ことができたと思います。

受験生へのエール

大学は、可能性を広げる場所だと思います。自分が高校生の時は、大学で、ましてや文系の国際教養学部でプログラミングや機械学習を使った研究ができると思っていませんでしたし、シンガポールの大学でコンピュータサイエンスを勉強して、まさかそのままエンジニアになるとは全く思っていませんでした。大学に限りませんが、時には大変な思いをして、たくさん笑って、いろいろな経験をして、様々な分野のことを学ぶからこそ、見えてくる社会の形があります。思いもよらない成長の在り方があります。ぜひ自分の新しい可能性を楽しみにしながら、生き生きと今の挑戦を楽しんでください!

鎌原 一徳
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 経済・エージェントベースシミュレーションのパラメータ分析
指導教授 高橋一郎教授(2019年3月に本学退職)
進路先 ソフトバンク株式会社
出身高校 創価高校
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VOICE (2018 ALUMNI)

#1 加藤 真一郎さん

独立行政法人国際協力機構(2018年3月卒業)

自分の目と足を使って、世界のこどもたちに貢献したい

独立行政法人国際協力機構

加藤 真一郎さん

自分の目と足を使って、世界のこどもたちに貢献したい

JICAを志したのは、高校時代に見た、子供兵士に関するビデオがきっかけです。世界には、こんなにも美しい笑顔を持ちながらも、苦しんでいる子供たちがいるのかと思うと胸がえぐられました。

大学2年次、フィリピンに訪れ、1ヶ月間の教育ボランティアを行い、自分の目と足で、改めて子供たちのために何かしたいと決意。就職活動の結果、独立行政法人国際協力機構(JICA)より内定をいただきました。

国際教養学部での学びは密度が高く、世界一流の教授陣から学べることは実に多彩です。学部での学びも大いに活かして、世界の子供の未来をより希望にあふれたものにするべく、社会で奮闘したいと思っています。

創価大学国際教養学部は、世界を変えていこうという気概の持つ学生の志を、実現へと導く足がかりになることは間違いないと確信しています。

加藤 真一郎
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
就職先 独立行政法人国際協力機構
出身高校 関西創価高校
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#2 牧野 りささん

ダイトロン株式会社(2018年3月卒業)

国際貿易に携わり日本と世界の架け橋に

ダイトロン株式会社

牧野 りささん

国際貿易に携わり日本と世界の架け橋に

「国際教養学部で鍛えた英語コミュニケーション能力を活かして、日本と世界の架け橋になりたい。」

そう強く感じたのは、オーストラリアでの留学生活を通し、改めて日本のモノづくりのレベルの高さを実感したときでした。そこで将来は、日本の技術力を世界に発信していける「貿易」に携わりたいと考えるように。就職活動の結果、入社後は念願の国際貿易業務に携わる予定です。自身のスキルを磨きつつ、精一杯貢献していけるよう努力して参ります。

国際教養学部での4年間を振り返ると、とても濃く、決して楽なものではありませんでしたが、その分、知識以上の人間力を身につけることができました。その背景には、互いに高め合い、切磋琢磨した仲間の存在がありました。一人でも多くの方が、国際教養学部での学びに挑戦し、自身の可能性を拓いていかれることを念願しております。

牧野 りさ
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 オーストラリア・グリフィス大学
主な専攻分野 Global Business
指導教授 Dr. George Wang
就職先 ダイトロン株式会社
おススメの授業 History and Theory of World Economy, Marketing, Contemporary Political Theory, Transnational Migration
出身高校 致遠館高校
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#3 青山 洋明さん

PwCあらた有限責任監査法人(2018年3月卒業)

社会が抱える問題の解決に貢献したい

PwCあらた有限責任監査法人

青山 洋明さん

社会が抱える問題の解決に貢献したい

国際教養学部では英語の習得や留学の経験はもちろんのこと、経済学やプログラミングの授業など、学問的な知識から実践的な能力まで幅広く磨くことができ、非常に充実した学びを得ることができたと感じます。また、2年次後期に実施される「インターナショナル・フィールドワーク」では、マレーシア経済発展のためにどうしたらいいかをグループで考え、実際現地に赴き、リサーチを行い、最後はマレーシア公開大学教授陣の前でプレゼンテーションを行いました。その経験を活かして、3年次後期にはマレーシアで開催された「ソーシャル・イノベーション国際会議2016」に参加し、教授や大学院生とともにプレゼンテーションをさせていただくことができました。学問として学んだことを、自分の目で見て確かめ、現実に還元していく非常に貴重な経験となりました。

こうした経験を通じ、次第に将来は「実力を身に付け、社会に大きく貢献していきたい」と強く思うようになりました。就職活動を行った結果、PWCの存在意義である「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」ことを使命とするコンサルタントとして、働くことを決めました。

国際教養学部には心から尊敬したいと思える教授陣・仲間がいます。国際教養学部での学びが、自身の可能性を拓く原動力となることを確信しています。

青山 洋明
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・南カリフォルニア大学
主な専攻分野 経済学、プログラミング
指導教授 高橋一郎教授
就職先 PwCあらた有限責任監査法人
おススメの授業 Management Science
出身高校 関西創価高校
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#4 村松 里美さん

アクセンチュア株式会社(2018年3月卒業)

世界中の人々が笑顔で豊かに暮らす社会に

アクセンチュア株式会社

村松 里美さん

世界中の人々が笑顔で豊かに暮らす社会に

「苦手な英語を克服したい!」「留学や海外研修を通してアウェイ体験を積みたい!」との思いで、創価大学国際教養学部への入学を決めました。

入学後は、アメリカ留学での文化交流ボランティアや、マレーシアでの経済開発プロジェクトを通じて、他者への共感、相互理解力を身に付けることができ、次第に国際問題に関心を寄せるようになりました。就職活動の結果、課題解決力を磨き、社会においてより高度な『便利』『快適』を実現するため、コンサルタントとして働くことを決めました。世界中の人々が笑顔で豊かに暮らす社会構築に貢献し、世界を駆ける人財に成長していく決意です。

思えば、学業やクラブ活動、アルバイトなど、数々の挑戦をサポートしてくれる大切な国内外の友人に恵まれ、常に自分の成長や可能性の広がりを肌で感じた4年間でした。

これから大学進学を目指す方は、自分がどのような進路に進むべきか悩むこともあるかと思いますが、必ず、自分にしか拓けない道があると確信しています。国際教養学部での4年間の貴重な学生生活を通じて、失敗を恐れず、最高の仲間と共に、無限の可能性を広げる日々を過ごされることを願っています。

村松 里美
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
就職先 アクセンチュア株式会社
出身高校 関西創価高校
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#5 増子 浩幸さん

サセックス大学大学院(2018年3月卒業)

発展途上国での識字率向上に貢献するために

サセックス大学大学院

増子 浩幸さん

発展途上国での識字率向上に貢献するために

私が国際教養学部へ進学した理由は、「とにかく留学へ行きたかった」からです。

しかし、実際には国際教養学部では英語以上の学びがありました。国際教養学部では、世界で起きている問題を多角的に捉えられるように、人文・政治・経済という3分野を基礎教科としており、私はこの学部で学んでいく中で、「発展途上国における教育」に関して問題意識を持ちました。特に、ケニアにある孤児院でのボランティア経験では、「発展途上国での識字率向上に貢献する」という具体的な使命を感じ、そのためには教育開発学を学ぶ必要があるため、海外大学院への留学を決意。猛勉強の結果、英国サセックス大学大学院への進学を決めました。

まだ何を勉強すれば良いか、どんな進路を選べば良いか分からないという方もいるかもしれませんが、この創価大学国際教養学部には、自身の可能性を最大限拓いていける最高の環境が整っています。国際教養学部を目指すという選択は間違いなくご自身にとって、実りの多い選択になることと思います。

増子 浩幸
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
留学先 アメリカ・ジョージメイソン大学
主な専攻分野 social policy
指導教授 ラリー・マクドナルド教授
進路先 英国サセックス大学大学院
おススメの授業 Education for Sustainable Development
出身高校 蕨高校
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#6 チョン・スンジンさん

創価大学大学院 国際平和学研究科(2018年3月卒業)

日韓の平和関係構築のために

創価大学大学院 国際平和学研究科

チョン・スンジンさん

日韓の平和関係構築のために

創立者の世界平和構想を実現するため、国際教養学部1期生として入学しました。学部授業では、多様な教授陣から、文化・歴史、経営・経済、社会・政治に分類された複数の学問分野について、幅広く勉強しました。また、1年次のアメリカ留学では、多国籍の思考体験し、学ぶことができました。

私が進学先として選んだ、創価大学大学院国際平和学研究科は、この4月より開設される新しい大学院です。カリキュラムは主に、国際関係論と平和学の分野で構成されています。

大学院では、日韓の平和関係構築のために貢献したいという願いを叶えるため、専門的な知識を身に付け、外交的な葛藤を解決できる政策を立案する力を磨きたいと思っています。各国が複雑な外交課題を抱えるこの時代に、人類が進むべき道を、踏み外さぬよう、国際教養学部で学んだ知識をもとに、知恵を発揮し、志を同じくする多くの人たちと一緒に、力を付けてまいります。

国際教養学部では、自分が持つ小さな枠から脱し、世界に向けたマクロ的な見識を育くむことができます。そして、世界市民として自分が何をすべきかを考えられるようになります。挑戦しても後悔はない、素晴らしい学部です。是非、創価大学国際教養学部で素敵な4年間を過ごしていただければと思います。

チョン・スンジン
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
進学先 創価大学大学院国際平和学研究科
Close

#7 西岡 大吾さん

PwCあらた有限責任監査法人(2018年3月卒業)

語学×専門知識×実践の4年間

PwCあらた有限責任監査法人

西岡 大吾さん

語学×専門知識×実践の4年間

多様性に溢れる一流の教授陣や英語圏での海外留学など、充実した学習環境とプログラムに魅力を感じ、国際教養学部への進学を決断しました。

入学後は、日々の授業やアメリカ・ジョージメイソン大学での留学、タイでの海外インターンシップなど、自身の語学力や専門的知識を磨くと共に、実践を通して身につけた力を試す機会を多々頂き、充実した学生生活を送ることができました。
就職活動の結果、春からはコンサルタントとして働くことを決めました。両親を初め、私を支えてくださった多くの方々に感謝すると共に、社会や人々にとって重要な課題を解決できる人間となれるよう、能力面のみならず、人間的にも日々成長していく決意です。

1人でも多くの皆さんが創価大学国際教養学部での刺激的な日々に挑み、自分の可能性を最大に拓いてゆかれることを心から祈っています。

西岡 大吾
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
就職先 PwCあらた有限責任監査法人
出身高校 三次高校
Close

#8 前田 美貴さん

ユースシアタージャパン株式会社(2018年3月卒業)

国籍を超え、感動の渦を巻き起こしたい

ユースシアタージャパン株式会社

前田 美貴さん

国籍を超え、感動の渦を巻き起こしたい

英語や多角的な視点から物事を判断する知識はもちろんのこと、目標を勝ち取るまで諦めない姿勢を、4年間で大きく磨くことができたと感じています。努力を惜しまない素晴らしい仲間と出会え、皆と切磋琢磨しながら走り抜いた国際教養学部での大学生活でした。

特に2年次に参加したマレーシア・インターナショナルフィールドワーク研修では、テーマに沿って一本の動画をゼロから作成。表現することや感動を生み出す楽しさに改めて気づき、入学時からぼんやりと抱いていたエンターテイメントの世界へと進路を真っ直ぐに見据えることができました。

就職先ではミュージカル公演を中心にイベントを主催することはもちろんのこと、レッスン業も行っています。「エンターテイメント×教育」という要素が非常に面白く感銘を受け、入社を決意しました。入社後は、国際理解が深い所属メンバー達と生み出したコンテンツで、国籍を超えて感動の渦を巻き起こし、国際交流に繋げていきたいと考えています。  

国際教養学部では、自身の可能性を大いに広げることができると確信しています。進路の可能性も自分次第で何通りにも導き出すことができます。そのために必要な力を、国際教養学部での4年間を通して養うことができたと、実感しています。

前田 美貴
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
就職先 ユースシアタージャパン株式会社
出身高校 関西創価高校
Close

#9 関口 裕美さん

アビームコンサルティング株式会社(2018年3月卒業)

FILAの仲間がいたからこそ、世界が広がった

アビームコンサルティング株式会社

関口 裕美さん

学部の仲間と共に、驚きの成長

国際教養学部での4年間は、驚きの連続でした。課題や授業の難しさはもちろんですが、それに果敢に立ち向かい乗り越えていく国際教養学部の仲間に圧倒されたからです。自分には到底できないような挑戦に臨んでいく仲間に感化され、揉まれながら、一歩一歩成長していく自分にはさらに驚かされました。

また、留学やマレーシア研修など数々の異文化体験や学問知識に触れる中で、自分の世界がどんどん広がっていくのを実感できたのも、国際教養学部にいたからこそです。留学や寮で出会った外国人留学生と友情を築く中で、自分の生きる場所と世界は切っても切り離せないものとなり、いつか世界中の人々に影響を与えられる仕事に就きたい思うようになりました。

その中で業界や職種に限らず多くの人に影響を与えられるコンサルティングの仕事はとても魅力的です。いつか世界を支える1人となれるよう、これからも仲間と励まし合いながら成長していきたいです。

関口 裕美
学部 国際教養学部国際教養学科 卒業
就職先 アビームコンサルティング株式会社
出身高校 創価高校
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