サイモンフレイザー大学

多国籍な環境で、国際性豊かな人材へ成長

大学概要

カナダ、バンクーバーの一流大学付属学校で英語学習
■スケジュール
・期間:1セメスター(約4ヶ月)
・時期:3月上旬~6月下旬
・対象:国際教養学部2年生

■基本情報
・設立:1965年
・所在地:カナダ バンクーバー
・学生数:約30,000人
・留学生の割合:約20%

カリキュラムの特徴

カナダ文化を題材に英語を鍛える
・Canadian Studies
・Composition
・Listening Practice
・Oral Skills
・Reading Skills
・New Media

これらに加えて、TOEFLを強化する特別セッションを取ることが可能です。(年によっては提供されない場合があります。)

参加資格(語学能力)

特になし

居住形態

全員、ホームステイをして頂きます。

授業の様子

・Listening Practice(英語の映画や動画を鑑賞)
Oral Skills(トピックに基づいたディスカッション)
Composition(基本グラマーとエッセイ) 
Literature(本や詩の一部についてクリティカルシンキング)
News Media(ニュースの記事を要約・ディスカッション)
Canadian Studies(カナダの地域について調べて発表)

研修修了生の紹介

松岡 勇太朗さん (2017年度入学)

留学期間 2017年9月~2018年4月

Q.創価大学に入学しようと思った理由を教えてください。


受験勉強をする中で、いわゆる優秀な学生が目指す難関大学を、ただ漠然と目指していました。そのようなモチベーションから、受験2か月前の冬休みは、全く勉強が手につきませんでした。世論に従うだけで、心の底から難関大学に行きたいと思っていないのではないか、自分はただ周りに合わせるだけの人間なのではないかと悩んでいました。そんな中、創価大学10期生の父から、創価大学を受験してみないかと言われ受験することにしました。はじめは、ただ受けてみるだけと思っていましたが周りの人の話や父の創価大学に抱く思いを感じ、自分もこの大学に入って大きく成長したいと心から思えるようになりました。そして創価大学に合格し入学しました。

Q.その中で、国際教養学部を選んだ理由を教えてください。

もともと国際教養学部というものに興味がありそのような系統の学部を受験校としていました。その中でも創価大学の国際教養学部は少人数授業ですべての授業を英語でおこなうという点にものすごく魅力を感じました。もう一つの理由としては、留学が必須だったということです。大学に入ったら絶対に留学したいと思っていたので本当に自分にあった学部だと思い志望しました。

Q.留学先を選んだ理由を教えてください。

1つ目の理由は、カナダのミックスカルチャーな点に惹かれたからです。カナダに行けば、様々な国の多様な価値観を持った人と会話ができると思い、良いなと思いました。2つ目の理由は、ホームステイが経験できることです。現地にいる人間と同じ生活を共にすることで本当の意味でのカナダの文化を知ることができると思いました。

Q.カナダに着いたときの第一印象を教えてください。

なんて親切な国なんだ!と思いました。カナダに着いてから最初の一週間、慣れない環境で交通機関使用時には何度も迷いました。そんな中、つたない英語で話しかけて道を聞きましたが、現地の人々は笑顔で教えてくれ、世間話をしながら一緒にバスに乗ってくれました。このようなことが多々あり、最初の2か月間はワクワクで街中の知らない人に話しかけて会話を楽しみました。後で、ホストママに変な子ねと笑われたので止めましたが。(笑)

Q.キャンパス内の設備など、創価大学と比べてどう違いましたか?

サイモンフレーザー大学のELCプログラムに参加したのですが、メインキャンパスではなくダウンタウンにあるキャンパスだったので比較的小さい大学だなと思いました。しかし、エントランスは開放的で机と椅子が並べてあり、リラックスできるところもありました。下のフロアには、一般の人も使えるフードコートもありました。

Q.留学中に参加したサークルやボランティア活動はありますか?

メインキャンパスが別の地域にあったので、サークルには参加できませんでしたが、大学のイベントに友達が誘ってくれてよく参加しました。主に大学の教授や大学生のトークを聞くことができるイベントで、難民、言語習得、ジェンダーなど興味のあるトピックについて聞けて面白かったです。また、ダウンタウンのカフェで実施していた英会話クラブにも最初の4か月はよく参加しました。そこには英語の会話スキルを磨きたい人や友達を作りたい人など年齢、人種、性別問わず多くの人が集まって一緒に会話を楽しみました。相手の国の文化を学ぶのはもちろん、それぞれの国の人と話すときの最適なトピックやコミュニケーションをとる際の距離感なども学べました。ボランティア活動は一度参加しました。町のホームレスの人にアンケート調査をして、ホームレスの人への補助を高めようというものでした。アンケート調査をする前はホームレスの人=悲しい人と思っていましたが、話をする中でファーストネイション(カナダに住んでいる先住民のうち、イヌイットもしくはメティ以外の民族)の方で、笑顔で仲間とお酒を楽しむ話を聞くと、必ずしも悲しい人ではないと思いました。良い経験になりました。

Q.留学中、苦労したことはありますか?

バンクーバーの冬の気候に苦労しましたね。バンクーバーの夏の最高の気候とは裏腹に、冬はほぼ毎日湿気の高い雨が降るか曇りかのどちらかで、過ごしにくい気候でした。カナダに行く前に自分は大丈夫だろうと思っていたのに気分が乗らない時が多々ありました。一時期勉強も日々の生活もおろそかになっていたことがあり、さすがにまずいと思い、毎日朝冷たいシャワーを浴び、筋トレをして瞑想するなど生活に工夫を加えました。休み時間も雨が降っていても外に出て歩くようにしました。その結果、途中から毎日ポジティブに冬を乗り切れました。

Q.留学を振り返って成長したと思うことはありますか?

まず一つに英語力が飛躍的に向上しました。留学に行ったから英語力が伸びるのは当たり前だと思われますが、英語に対してどれほど熱意が強いかによって伸びる度合いが変わってくると思います。僕は、留学前の第1セメスターで全く英語が話せなかったのを覚えています。周りのみんなの英語力に圧倒されて学ぶ姿勢が欠けていき、思うように英語力が向上しませんでした。帰国後のセメスターの前に、この留学中にみんなに追いつこう作戦を立てて実行しました。同じ創価大学生の一人の友達の協力もあり、はじめの6か月間はよほどのことがない限り日本語をしゃべらないと決め実行しました。はじめは伝えられなかった細かいことも4か月目には伝えられるようになっていて成長を感じました。
もう一つには様々な経験を通して寛容な心がゲットできたと思います。留学中の目標のひとつに、人一倍バンクーバーで経験を積むという項目があり、休みの日はなるべく外に出てたくさんのことをしようと思いました。アメリカのシアトルや、カナダのアルバータ州にあるバンフに行きました。何度も近くの山を登りにハイキングにも行きました。そのほかにも、社会人によるプレゼンを見に行ったり、バンクーバーサンランというマラソン大会や、UBCという大学が主催する世界人権会議に参加しました。価値観を広げるために、教会に行ってキリスト教について学んだり、休日はホストファミリーとフィリピーノフェスタへ行ったりもしました。以上の経験から異なる価値観をもった人間と関わっていく中で生きた知識と多文化理解能力が身に付いたと思います。
このような努力の甲斐があって、留学前はTOEFL iBTのスコアが51点だったのが80点にアップしました。

Q.創価大学の進学を希望している人に向けて、メッセージをお願いします。

創価大学は壮大で過ごしやすいキャンパスです。また、この大学で出会う一人ひとりが高い志を持っていて、お互いを高め合う強固な絆を作ることができる環境だと思います。人間的に成長したい、自分の能力を最大限に発揮したいと思う方はぜひぜひ創価大学に来てください!

とある1日のスケジュール

7:30  起床 
     ホストマザーと話しながら朝食・支度
 9:00 クラス1 (100分)
10:40  休憩 町を散歩
11:00  クラス2 (100分)
12:40 昼食 晴れている日は外で
13:40 クラス3 (100分)
15:20 散歩・友達と会話
16:00 大学図書館で勉強
17:30 カフェで英会話クラブに参加
19:30 夕飯
20:00 大学図書館で勉強
22:00 帰宅
23:30 就寝
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