• Tag:
  • 産学連携講座「社会貢献と経済学」第3回授業が行われました

2023年10月03日

産学連携講座「社会貢献と経済学」第3回授業が行われました

 9月28日の4時限に、社会貢献と経済学の第3回授業が行われ、今回は、南三陸ホテル観洋の女将である、阿部憲子氏がオンラインにて登壇。学生に対して、40分弱の講義を行いました。

 阿部氏は、東日本大震災の発災直後から、ホテル利用者だけではなく、地域住民の避難対応に尽力。その後も、様々な困難を知恵と行動力で乗り越えて来られた経験を通しながら、学生に語り掛けてくれました。
 
 講義の後、学生はグループごとに分かれ、ディスカッションを行い、オンラインを通して、阿部氏との質疑応答が行われました。その中で、「困難を前にして、前向きになれた原動力とは何か」といった質問には、「一人では何もできませんでした。仲間の存在が大事です。また、何事もやってみるということです。成功体験や人に喜んでもらったことがモチベーションの維持に繋がります。」と実体験に即した回答がされ、学生にとっては、多くの触発を得られた時間となりました。

 以下、参加した学生の声です。
  • 阿部女将の話を聴いて震災の悲惨さとそこから再起していくことの大変さを改めて実感しました。また、課題を打破するためには人の繋がり、ネットワークの重要性も感じました。これから先、震災のことを自分たちも語り繋いでいく担い手であることを実感した。
  • 子供の引きこもり防止対策として、本の読み聞かせやそろばん教室を立ち上げたり、お年寄りのために仮設住宅ツアーを企画したり、どの世代も置き去りにしない阿部女将の企画に胸を打たれました。仲間を巻き込みながら前向きに活動される姿から、私もこんな大人になりたいと思いました。
  • 阿部さんの復興に対する姿勢や意気込み。また、それに関わる多くの人たちの思いは、聞いているだけで私のモチベーションになりました。授業内でもおっしゃっていましたが、何かに挑戦する時に奮い立つ人間でありたいと私も思います。本当にすばらしい講義をありがとうございました。
  • 災害が起こった時は初動が重要。ホテル観洋はその初動が早かったことが多くの人の命を救うことができた要因であると考えた。多くの人の意見を聞き、要望や困りごとに対応するため、新しいことに臆せず行動することができたのは、女将の熱意に周りの人がついて行ったからではないかと感じた。
  • 困難があるとそれをチャンスにして、様々なことをやってみるということ、また「千年に一度の震災」を「千年に一度の学び」と捉えられていたと聞き、物事の捉え方で気持ちの持ち様が変わるので、とても大事な考え方だと思いました。また、困難が起こった時は、なんでもスピード感を持ってやってみることが大事だということを学びました。
ページ公開日:2023年10月03日



  • キャンパスガイド2023経済学部
  • 経済学部公式Facebook
  • WEBカメラ
  • IPカリフォルニア・グローバル研修
  • IPシンガポール・グローバル研修
  • クアラルンプール・インターンシップ・プログラム
  • 香港インターンシップ・プログラム
  • 東北復興インターンシップ・プログラム
  • 東北復興スタディーツアー
  • 就業力「強化」書
  • カリキュラム・チェックリスト
  • 経済学部教育ラウンジ(FEEL)