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2023年10月16日

産学連携講座「社会貢献と経済学」第4回授業が行われました

 10月12日の4時限に、社会貢献と経済学の第4回授業が行われ、今回は、認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事、鬼丸昌也氏を迎えて、約40分弱の講義をオンラインにて行いました。

 鬼丸氏は、大学在学時に、テラ・ルネッサンスを設立され、世界平和の実現のために、地雷・小型武器・子ども兵・平和教育に取り組まれてこられました。講義では、コンゴ民主共和国での取り組みを通して、地域紛争と私たちの生活の関係性について言及。「微力だけど、無力ではない」との言葉とともに、自分自身の変化が世界の変化に繋がっていくことを話されました。
 
 講義の後、学生はグループごとに分かれ、ディスカッションを行いました。その中で、質問者と質問内容が検討され、鬼丸氏との質疑応答の場に移りました。

 以下、参加した学生の声です。
  • 「悲しさに沈み込むだけじゃなにも変わらない」脱走を防ぐために、まず自分が生まれた育った村に襲いに行かされる、というお話を聞いて、率直な感想として、えぐくて残酷だと感じました。でも同時に「悲しさに沈み込むだけじゃなにも変わらない」「その背景や仕組みを理解しなければならない」というお言葉を聞いて、子ども兵が存在する背景を、今回の講義を通して知れて、本当に良かったなと感じました。
  • 鬼丸さんご自身も、現地での生活に絶望を感じたり、不安やネガティブな感情を感じることも往々にあると思うのですが、その中での悲しみの中に沈み込んじゃダメだという言葉は、私自身とても励まされました。今のうちに希望を感じられる原体験を積んでいきたいです。
  • 今日の授業で感じたことは、鬼丸さんはとても人間的な人だなと感じた。講義の内容は堅いはずなのに、とても親近感の湧く内容に感じることができた。鬼丸さんのような人になりたいと感じたので、これから「人、本、旅」で自分と異なるものにたくさん触れていこうと思う。
  • 私たちが、平和に暮らしている一方で発展途上国では、今も紛争やこどもたちが戦っているという事実に胸が痛くなりました。私たちが、直接紛争をするよう、命令したり、殺し合いをして欲しいと願っているわけではありません。しかし、間接的にでも自分たちがそれに関わっているのかもしれないということを聞きとても、心が痛くなりました。児童雇用をしてない正規の値段で材料を仕入れたお菓子を買ったりして、微力でも力になれるように頑張って行きたいと思います。
  • 最初は少ない人数でテラ・ルネッサンスを始めて、現在は支援者をたくさん集めて、元こども兵士の社会復帰を支援していることは、まさに微力だけど、無力ではないことの体現であると思ったので、素晴らしいと思いました。私も将来少しでも誰かの役に立つ仕事をしたいと思いました。また、世界には様々な問題がありますが、今後は身近な問題と結び付けて考えていきたいと思いました。
  • 「人は弱さを抱えているけど、弱さだけではない。自分を変えていこうと努力する姿がある。」が心に残った。また、子供の幸せさを表したデータを示してくれた時、僕は経済政策を学ぶうえで、それに関する人々が何を感じているかを考えていなかったことに気づいた。実際にどう感じているかは、データや統計が示された表だけを見るだけじゃ考えられないと思った。
ページ公開日:2023年10月16日



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