2023年12月19日

産学連携講座「社会貢献と経済学」第13回授業が行われました

 12月14日の4時限に、社会貢献と経済学の第13回授業が行われ、今回は、第12回までの整理と目的の再確認ならびに、寺西教授から、東北価値創造アイディアコンテストの意義について話がありました。

 はじめにファシリテーターを務めるJTB総合研究所の藤本氏より初回の授業から第12回までの授業の振り返りが行われ、南三陸町に直接関わっている方、NPO/NGOや企業関係者、本学卒業生といった様々な分野や立場の方の話を通して、社会貢献とは何か、価値創造とは何かを考えていくことの重要性を述べられました。それを受けて、寺西教授より、東北価値創造アイディアコンテストの意義について、話がありました。寺西教授は大学での学びと社会貢献について、「大学での学びは、社会で起きている問題事象の論理的分析という抽象化の作業であり、社会貢献というのは、社会で起きている問題事象解決への実践的取り組みで、両者は、車の両輪」と言及。自分たちが現地の方のお役に立てられるような気持ちをもって、提案を行ってほしいと話されました。

 その後、グループごとにディスカッションが小一時間ほど行われ、年明けに予定されているコンテストに向けて真剣な討議が行われました。ディスカッション終了後に、再度藤本氏から、「その企画は誰がやるのか、誰に対してやるのか。どういう効果が考えられるのか。またそのスケジュールはどうするのか」といった観点から、仕上げていけると良いといったアドバイスがあり、終了しました。

 以下、参加した学生の声です。
  • 残り2回の講義でその内1回は本番のコンテストという少ない時間のなかで、まとまったアイデアを出せるのかすごく不安でしたが、議論を始めてみると、グループメンバーから次々に自分1人では思いつかなかった斬新なアイデアが出てきて、最終的には1つのまとまった仮案ができました。グループメンバーの偉大さと、ディスカッションの大切さを改めて感じました。
  • 今までで一番ディスカッションが活発に行うことができた。みんなが事前課題に取り組んでいて、魅力ではあまり被ることなく話すことができた。南三陸町に実際に足を運ぶ人を増やすか、まずは存在を知ってもらう入口・きっかけをつくるか、どっちにするか定まらなかったがアイデアが沢山出たのでこれから固めていきたい。企画のプレゼンはあまり行ったことがないため未知の怖さと、ワクワク感が共存している。
  • 今回の話し合いで思ったのは、多方面においてメリットとデメリットを考えるのと誰に向けて伝えるのかだなと思いました。自分の考える発展を考える上で、それが今後どうなるのか、だなような問題点があるのかや誰に対して評価してもらうかなどの観点につくと、やるべきことが180度変わるのだなと思いました。
ページ公開日:2023年12月19日



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