2023年05月04日 10時25分

第16回GCP総会が開催されました

    グローバル・シティズンシップ・プログラム(GCP)の総会が、5月3日(水)にハイブリッド型式(対面・オンライン)で開催され、卒業生と現役のGCP生が参加しました。

    総会では、GCPディレクターの佐々木諭教授のあいさつの後、卒業生紹介に続き、在学生を代表して3名が活動報告しました。

    GCP 14期生の田中美月さん(教育学部・1年)は、GCPで英語力と発信力を鍛え、日本の幼児教育を発展させるために、海外の幼児教育の研究が進んでいる国に留学する決意を述べました。

    GCP14期生の保坂優子さん(理工学部・1年)は、10年前のオープンキャンパスでGCPに出会い、英語学習へのモチベーションが大きく変わったことを述べ、今後は健康医療分野や教育分野の問題を、データサイエンスで改善したいと決意を述べました。

    GCP 10期生の庵下さやかさん(経済学部・5年)は、就職活動において、厳しい選考に挑む中、「労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる」との創立者の言葉に触れ、自身を鼓舞し、外資系ITコンサル企業に内定をいただいたことを報告しました。また、残りの学生生活では、留学や就職活動の経験を生かして、大学建設に貢献し、さらに成長していく決意を述べました。

    その後、GCP卒業生を代表して2名の方が活動報告を行いました。

    GCP 8期生の布川裕一さん(経済学部卒)は、本学卒業後、東京大学 公共政策大学院に進学。レベルの高い英語でのディスカッションやグループ研究など苦戦する中で、「何のための学びか」との原点に立ち返り、奮闘。卒業時には成績優秀賞を受賞したことを報告しました。また、大学院卒業後は、国家公務員として入省し、「労苦と使命の中にのみ 人生の価値(たから)は生まれる」との創立者のご指導を胸に、社会で困窮する人を支えていく決意を述べました。

    GCP 5期生の尾張智華子さん(法学部卒)は、本学卒業後、日中友好と世界中の人に笑顔を届けたいという想いから、社会インフラを支える損害保険会社に入社。さまざまな困難にぶつかりながら、誠実に仕事に取り組む中で、今年度より中国現地法人に配属となりました。「現地のスタッフや地元の方々との交流を大切にし、創立者が築いてくださった日中友好の金の橋をさらに磨いていきたい。創大卒業生としての誇りと使命を持ち、後輩の道を切り開いていきたい。」と決意を述べました。

    最後に鈴木学長が、「社会では、人間力が求められている。直面した難局に対して、いかに価値を創造するかが問われている。いかなる職業や立場であれ、社会の役に立っていこうとの真心と誇りをも持って、不屈の負けじ魂で勝ち進んでいただきたい。」とエールを送りました。

     

    ページ公開日:2023年05月04日 10時25分