第8期実施報告

農業支援ボランティアをさせていただきました(宮城県南三陸にて)

 2016年6月24日(金)から26日(日)の2泊3日(1泊目はバス車中泊)の日程で、東北復興スタディーツアー(TST)を実施しました。このスタディーツアーは、産学連携事業(JTBコーポレートセールス・南三陸ホテル観洋などと連携)の一つとして、2012年より開始し、今回で8回目の実施となりました。今回のツアーには、経済学部・経営学部・法学部・文学部・工学部・国際教養学部の学生や引率など、一行31名が参加しました。このツアーにおきまして、宮城県南三陸町の皆様のご協力をいただき、大変にありがとうございました。宮城県南三陸町の皆様に対して、心から感謝申し上げるとともに、更なる復興を心よりお祈りし、復興に向けて尽力して参りたいと考えております。今回のツアーの概要と参加者からのメッセージを掲載します。

■6月24日(金)22:30、創価大学の池田記念講堂前より貸切バスが出発しました。バスの中で、全員が自己紹介し、参加理由や決意を発表し合いました。「3.11の時、何もできなかった悔しさ」「復興のために何か行動を起こしたい。」 一人、一人の”勇気”の1歩が踏み出された瞬間でした。6月25日(土)06:50、日の出前、宮城県石巻市の旧大川小学校に到着しました。静かに小雨が降り始め、教室にはカエルの低い声がこだまし、沈黙を帯びた旧大川小学校で津波によって失われた命の重さを一心に感じました。参加者全員でお亡くなりなった方々へのご冥福を祈りました。
=参加者からのメッセージ(女性:Y・K)
「自分の使命が何なのか」私はそのヒントを東北で見つけました。自分の知識や考えだけでは見えない復興の形に気づくことができます。ぜひ、一度、東北の素敵な方々に触れて、新たな目標を!
■6月25日(土)07:00、南三陸ホテル観洋に到着しました。参加者は、温泉に入らせていただき、朝食をいただいた後、08:45より、「語り部バス」に乗車しました。「語り部バス」では、ホテル従業員の米倉様より、震災当時のお話を伺いました。語られる言葉と車窓から見える風景とが、時間を遡りながら重なり合い、参加者は皆、真剣な面持ちで、被災当時を感じていました。到着した旧防災庁舎前でお亡くなりになった方々へのご冥福を祈りました。間近で見る旧防災庁舎の前で、参加者は津波の恐ろしさを実感しておりました。
=参加者からのメッセージ(男性:R.H)=
元気がない方、勇気を持ちたい方は、ぜひご参加ください。人とのつながりの大切さ、人の温かさを感じることができ、長い人生を歩む上で1番大切なことを学び、体験できるツアーです。
■6月25日(土)10:30、南三陸さんさん商店街(仮設商店街)に到着すると、チリより贈られたモアイ像が参加者を迎えてくれました。参加者は、震災時の模様が展示された会場を訪問し、更に志津川中学校まで登り、町全体を見ました。また、地元の方との交流を深め、対話をさせていただきました。お昼は、商店街で新鮮な魚介類などをいただき、食事を楽しみました。
=参加者からのメッセージ(男性:H・W )=
実際に現地へ行き、話を聞いてみると、テレビや報道などのメディアでは伝わりきらない部分を感じることができました。
=参加者からのメッセージ(女性:I・M )=
初めてのボランティアでしたが、何か行動に移すことで得られる経験がたくさんありました。
■6月25日(土)13:30、仮設魚市場に到着しました。ここでは翌日行われる南三陸福興市の準備をボランティアの方々と一緒に行いました。一人ひとりが主体的に作業を行い、清掃、机・椅子の設置、のぼりの組立を行いました。作業後、南三陸応縁団事務局の内木様と宮本様、マルセン食品の三浦社長よりお話しを伺いました。
=参加者からのメッセージ(女性:K・T )=
本当に充実した3日間でした。密度の濃い内容の中で、被災地で学べるものはとても大きいです。観光としての魅力も詰まっているので楽しく、新たな発見をすることができました。
=参加者からのメッセージ(女性:Y・H)=
この東北復興スタディー・ツアーに参加して、いかに自分が分かったつもりになっていたことが多かったか気づかされました。必死に南三陸町を守るため前をみて進み続けられている方々がいることを忘れてはいけないと強く思いました。このツアーを通して、沢山のことを学べ、沢山の人々に出会え、南三陸町とつながりを持てたことが本当に嬉しいです。ありがとうございました。
=参加者からのメッセージ(男性:K・M)=
東日本大震災から5年が経ち、この度、東北復興スタディー・ツアーに参加しました。5年という月日が経過した今でも、東北の復興はまだまだ終わっていないというのが、実際に現地を見ての感想です。メディアでの取り扱いが少なくなり、風化しつつある東北の復興を、ぜひ自分の足で東北へ行き、その現状を知って、さらに周囲の友人や家族に伝えていきたいと思います。
=参加者からのメッセージ(女性:N・K)=
現地の状況や雰囲気は自分の足を使うことで理解できます。ぜひ参加してください。
=参加者からのメッセージ(女性:S・S )=
現地の方々の姿を見て深く感動しました。自ら足を運ぶことでしか得られない大切なことが沢山ありました。
■6月25日(土)16:00、南三陸町入谷地区にあるYES工房を訪問しました。阿部事務局長より、これまでの取組みについて説明をしていただきました。また、参加者からの質問に対して、親身に回答をしていただきました。その後は、工房で作られたお土産品を購入し、ホテルへ戻りました。