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  • 法学部「人間の安全保障ワークショップ」の授業でアムネスティ・インターナショナル日本のシムカート・ビョルン氏が講演されました。

2023年11月08日 12時00分

法学部「人間の安全保障ワークショップ」の授業でアムネスティ・インターナショナル日本のシムカート・ビョルン氏が講演されました。

アムネスティ・インターナショナル日本でキャンペーン・コーディネーターを務めるシムカート・ビョルン氏が、10月25日に行われた法学部「国際平和・外交コース」の「人間の安全保障ワークショップ」の授業においてオンラインでコース生に講義を行いました。

最初に、シムカート氏からアムネスティ誕生の歴史や活動の説明に続き、これまで取り組んできた人権問題についてお話しがありました。1961年に発足したアムネスティは現在、世界で約 1000万人の人々がサポーターとして活動しています。日本支部の活動ではユースネットワークのメンバーの活躍が目覚ましく、アースディに出展したりLGBTIについて講演会やワークショップを開催したりするなど、多様な課題に積極的に取り組む様子が紹介されました。こうした人権活動において、シムカート氏は「皆さんの声に力がある!」と一人一人が声をあげていくことの重要性を強調され、一人の声は小さいとしても、仲間と連帯していくことで大きな力になっていくのですと受講した学生に強く訴えられました。
さらに、気候変動と人権について、アムネスティ日本支部も来年度のフォーカステーマとして掲げていることを紹介、気候変動による被害者は多くが女性や子ども、先住民族や貧困層など弱い立場の人々であり、そういった人々と連帯して声をあげ政治等に働きかけていくことが具体的な行動となると主張されました。

受講した学生からは、「私たちにできる最も重要なことは、問題について周囲の友人たちと話し、その問題を認識している人の範囲を広げることだという話を聞いた時、連帯の力がどれほど重要なのかを改めて感じた。」といった感想がありました。また。「今回のレクチャーで紹介された活動の内容を聞いて非常に興味をもちました。機会があればぜひ参加したいと感じました。」などの声がありました。

ページ公開日:2023年11月08日 12時00分
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