国際平和外交プログラム

プログラムの4つの特長

プログラムの4つの特長
入学から卒業までのきめ細やかなプログラムとサポートを通じて、「国際問題についての専門性の練磨」「高い英語力の修得」「グローバル・ビジョンの涵養」「キャリアパスとしての留学の推奨」をバランスよく身につけていくプログラムです。

1.国際問題についての専門性の練磨

「人間の安全保障論」、「人間の安全保障ワークショップ」、「人間の安全保障フィールドワーク」で理論と実務を包括的に学びます。

2.高い英語力の修得

1年次に本コース志望者のための「Academic Foundations」基礎力を身につけた後、2年次以降、All English科目で英語力と専門力を高めます。

3.グローバル・ビジョンの涵養

ネイティブ教員と日本人教員による徹底したチュートリアルで、進路に向けた指導、対策を行うとともに、地球市民としての視座を養います。

4.キャリアパスとしての留学の推奨

法学部独自の留学制度(ダブル・ディグリー、長期留学、短期研修)などを活用し、上記3つの力の向上と完成をめざします。

プログラムの魅力

グローバル・キャリアの養成概念図
グローバル・キャリアの養成概念図
「専門性とスキルの修得」「少人数制の徹底したチュートリアル」「All Englishと多様な留学」の包括的な知識とスキルの修得ができます。

1.専門性とスキルの修得

「人間の安全保障論」、「人間の安全保障ワークショップ」、「人間の安全保障フィールドワーク」の連動によりグローバル・キャリアに求められる専門性とスキルを身につけます。

2.少人数制の徹底したチュートリアル

少人数選抜制とチュートリアルにより、キャリア獲得までの徹底したサポートを行います。なかでも、法学部は本学の外交官のうち、約75%を占める実績を誇ります。

3.All Englishと多様な留学

All English科目の履修の必修化と法学部独自の留学制度(ダブル・ディグリー、長期留学)、交換、私費留学を通じて、国際舞台で活躍できるグローバル・キャリアを養成します。

Advanced Program

人間の安全保障ワークショップ

実務家を招き、地球的諸問題を「人間」の視点で学ぶ
外交官や国連職員等、国際舞台の最前線で活躍する方々を講師に招き、理論と実務のつながりを学びます。これは、「平和」「人権」「環境」「開発」について、学生のグループ・リサーチと政策の現場の報告をもとに、地球的課題を人間の視点から学ぶ課題設定型の授業です。
授業の概要
本授業は、「人間の安全保障論」で学んだ理論をふまえて、人間の安全保障をめぐる諸分野に携わる実務家を招き、理論と実務の架橋をはかることをねらいとします。実務家としては、外交官、国際公務員、研究者、NGO関係者などを予定しています。
授業を通じて、理論が実務の場面においてどのように実践、応用されているのかを学ぶとともに、実務が理論の立場から見るとどのように説明できるのかについて学びます。また、理論だけではカバーしきれない現実の課題があるとすればどのような課題かについて検討し、それに対してどのように対処すればよいのかについて考えていきます。

授業のすすめ方
具体的には、地球的課題としての「平和」「人権」「開発」「環境」、およびその担い手としての「国家」「国連」「NGO」を軸として人間の安全保障に関するいくつかのテーマ(課題)を設定し、講師を迎えるにあたって、それぞれのテーマについてグループに分かれてリサーチを行い授業に臨みます。
授業では、グループによるプレゼンテーション、ディスカッションを通じて課題をより深め、問題意識を共有します。それを受けて実務家を招いてのワークショップを行うという形で、理論と実務の両面から課題に迫っていきたいと思います。

「人間の安全保障フィールドワーク」

授業の概要
「人間の安全保障ワークショップ」でリサーチした内容について、学外でのフィールドワークを通じてより学びを深め、発表を経てリサーチペーパーとしてまとめます。

授業のすすめ方
学外の国連関連機関や官公庁、資料館、NGOなどさまざまな関係施設や専門家などをグループごとに訪問し、インタビューやリサーチなどを行います。

オールイングリッシュで学ぶ「平和と人権」

PHR科目でグローバル・キャリアの実現をサポート
グローバル・リーダーの育成をめざすPHRプログラムでは、Global Issues、Peace Studies、International Relationsなど、平和と人権 に関する先端科目をオールイングリッシュで学びます。また、海外留学プログラムによるアウェイ(海外)体験により、グローバル社会で通用する実践的なコミュニケーション能力を身につけます。

到達目標

【専門的能力】としては、以下の能力が身につけられるようにしたいと思います。
国際社会で起きている人間の安全保障をめぐるさまざまな政策課題について認識するとともに、当事者の立場に立って問題を共有し共感することができる。
理論に基づき、実務の現場で起きている個別の事例を理解できるとともに、実務をふまえ、理論をより実践に即した形で展開できる。
理論と実務の双方をふまえ、それぞれの課題について、人間の安全保障の観点から考察し、解決策を示すことができる。

【アカデミックスキル】としては、以下のスキルを磨いていきます。
グローバルな諸問題を発見し、適切な課題を設定できる
課題についてのリサーチやインタビューを通して、論理的、体系的な分析ができる
チームワークをもって行動できる
的確なプレゼンテーションとディスカッションができる
設定した課題にしたがって適切なレポート作成ができる
  • キャンパスガイド2023法学部
  • 在学生からのメッセージ
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  • キラめき★学生REPORT
  • バッキンガム大学留学日記