９月２６日、法学部モジュール制開設記念セミナー第３弾「ビジネスの最前線から見るアジア：実務家の視座」（アジア公共経営モジュール主催）を開催しました。

アジア公共経営モジュールでは、変動期に直面したアジアへの深い知識と理解を通じ、将来アジアで活躍できる問題解決型の次世代リーダーを養成します。今回のセミナーでは、アジア諸国・地域を拠点にビジネスを展開してきた実業家の沖本信幸氏（コトハ・リアルエステート・フィリピン取締役）を講師に、ビジネスフィールドとしてのアジアの最前線を学びました。

参加した学生からは、「ケーススタディを通じて、自分自身が重要だと感じてきた語学力や資格という履歴より、日本の文化や価値観とは全く異なる国や地域でどうやって壁を乗り越え、それを自分の糧にしてくかという貪欲な挑戦心や他者を励まし学び取る姿勢が大切だと感じた」「日本がアジアを引っ張っていこうとする時代は終わり、これからはアジアと一緒に共存していく時代になっていくだろうという部分が印象に残った」「沖本さんが胸に刻んでこられた創立者の「事業を左右せよ、事業に左右されるな」という言葉に感銘を受けた」など、多くの声が寄せられました。

＊法学部では2023年度よりコース横断的に学びを深める「モジュール制」を開設しました（７モジュール：人権・自由、エコノミーと法、社会生活と法、地方創生・まちづくり、環境・サステナビリティ、国際・外交、アジア公共経営（基幹・展開））。