創大生の活躍光る秋のキャンパス
図書館長 池田 秀彦
通教生の皆さんこんにちは。日々、お忙しいなか研鑽に励まれていることと思います。
秋は、創大生の英知と不断の鍛錬が輝く季節です。10月7日から9日にかけて第53回「創大祭」、創価女子短期大学の第39回「白鳥祭」が開催されました。7日の「記念フェスティバル」での学生演目は、「希望」とは何か、の問いかけから始まり、希望を持った一人の行動は、周囲の人の希望を呼び起こし、平和の連帯を築いていくという強いメッセージが込められていました。次の時代を担う創大生の決意と素晴らしい内容に感動で胸が熱くなりました。
9日には、第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走が行われ、本学駅伝部は3年連続3回目の出場で見事準優勝に輝き、創価大学の新たな歴史を築いてくれました。続く全日本大学駅伝、箱根駅伝でも選手、スタッフの団結で創大駅伝部らしい力強い走りをしてくれると思います。
中央図書館においても学生の活躍を抜きにその歴史を語ることはできません。全学読書運動(Soka Book Wave(SBW))というものがあります。2004年1月22日、創立者が中央図書館を訪問され、中央図書館の永遠の指針となる「読書は勝利者の源泉」などの数々の箴言を贈られたことを受け、「読書の波」を起こそうとの学生の熱き思いから、同年4月にSBWが開始されました。SBWにより来館者数及び館外貸出冊数が大幅に増加しました。ちなみに、AERA MOOK『大学ランキング2022』(朝日新聞出版)によると学生1人当たりの貸出数の指数評価において大学図書館ランキング第4位となっています(総合第8位)。この運営母体は、学生と図書館職員で構成する組織Soka Reading Project(SRP)で、日本語ライティングセンターの教員の協力を得て様々なイベントも開催し、現在、活動のウイングを読書運動にとどまらず、文章作成力向上の取り組みへと広げています。
本年は、1993 年 7 月 3 日の第 22 回滝山祭 記念フェスティバルの席上、創立者より「池田文庫」ご寄贈のお話を頂戴して 30 周年の佳節を迎えます。これを記念して、本年2023年11月16日(木)より12月15日(金)まで(図書館の開館時間内)、中央図書館1階ラーニング・コモンズにて展示会を開催します。
創立者は、この折りのスピーチの中で「一冊一冊の本に、私にとって多くの思い出がこめられている。どうか、読書と研鑽に役立てていただければと思う」と語られています。創立者の私たちへの思いを胸に刻み、読書と研鑽に取り組んでいきたいと思います。
Search-internal-code:faculty-profiles-2017-