創価大学通信教育部の新たな挑戦!
通信教育部は、いま新時代を迎えています。新時代とは、1つには2018年4月から待望の文学部人間学科の通信教育課程が開設されたことです。これは、創立者池田大作先生の示された「生命の尊厳の探求者たれ!」「人類を結ぶ世界市民たれ!」「人間主義の勝利の指導者たれ!」との3つの指針のもと、「創造的人間」の育成を目指す学部であり、文学部の第1期生として、約600名の方が入学されました。文学部の開設により、通信教育部は4学部5学科11コースとなり、より多様な形で「学ぶ喜び」を感じていただけるようになりました。
通教新時代のもう1つの要素は、通教生の皆さんにとって学びやすい環境を実現するための、ICTの本格的な導入です。レポートの提出や返却をWEB上で簡単にできるようにしたことに加えて、海外や地方の通教生のために、インターネット上のみで単位が修得できる科目を大幅に増設しています。
さらに、通教出身の教員採用試験合格者は、19年連続で100名を突破しており、累計では3530名(2020年3月現在)となっていますが、通教新時代を迎えて、この分野でも更なる充実を図っています。とくに合格後の現職教員の相談にもきめ細かに対応する本学独自の取組みに力を入れています。
こうした、通教新時代にふさわしい取組みを通して、本学の「人間教育」の伝統をさらに一段と輝かせ、充実した学びの機会を提供したいと考えています。多くの方が通信教育部で、学びへの挑戦を開始されることを心から期待して、私の挨拶といたします。
通信教育部長 花見常幸/Tsuneyuki Hanami