創価大学通信教育部の新たな挑戦!
通信教育部は、2016年に開設40周年を迎えました。
創立者が示した「学生第一」の精神を基本理念として、どんな人間にも秘められた無限の可能性を引き出し育てていくことをめざし、さらに充実したカリキュラム、教育環境、サポート体制で実り豊かな学びを提供いたします。
新しい挑戦には、大きく二つの目標があります。「時代のニーズに応える質の高い教育の提供」と「学習サポート体制の充実」です。
第一の「時代のニーズに応える質の高い教育の提供」については、学士課程教育として求められる質の高い教育を行うために、2014年度から新カリキュラムがスタートしました。
また、スクーリングにDVDによるメディア授業を導入されています。各科目の最初の5コマ分を自宅でDVD学習をして、スクーリングに参加をする学習方法であり、分からないところは繰り返し視聴できるメリットがあります。
第二の「学習サポート体制の充実」は、2013年度より、種々の新たな学習サポートを実施しています。サポート体制の一つに「アカデミック・アドバイザー制度」があります。私立大学通信教育協会の「学生生活実態調査」によれば、「学習に取り組むための不安を感じた時期は入学後どのくらいの時期か」との質問に対し、約8割の方が「1年以内」と回答しています。こうした現状に対応するために、通信教育部の専任教員が、1年生の学習上の不安や悩みを解消するためのアドバイスを行う制度として実施しています。また、レポート作成の支援として「レポート作成特別講義」を行っています。これは通信教育で学ぶ学生の皆さんの最大の悩みである「レポート作成」について、分かりやすくアドバイスする課外の講義です。大いに活用して下さい。
21世紀の現代は、変化の時代です。こうした時代にあって人間教育の伝統が光る本学通信教育部で学ばれ、社会の変化に柔軟に対応しながら、ご自身の創造性と主体性を大きく発揮されますことを心から期待しております。
通信教育部長 花見常幸/Tsuneyuki Hanami