学生から見た創大通教

現役生や卒業生が語る「創大通教」での学びや魅力を紹介します。

学生インタビュー

働きながら学ぶ・子育てをしながら学ぶ。
それぞれのライフスタイルに合わせて学ぶ通教生に、「創大通教」の魅力を伺いました。

2024年度

自分のペースで学び、さらにスキルを深めた自分に

山本櫻里さん

#働きながら学ぶ #リカレント #医療現場に活かす

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

人間や社会について教養を深め、仕事に活かしたり、自身の成長に繋げたいと考えたときに、創大通教の教育に魅力を感じ、入学を志望しました。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

スクーリングでは、年齢やバックグラウンドが違うさまざまな学友と交流できます。テキスト学習など、自宅で行う学習では孤独になりがちですが、スクーリングでのグループワーク等を通して、様々な考え方や価値観を持った学友と交流できたことは刺激になり、自身の励みにもなりました。

今後の展望

医療関係の仕事をしているため、「人に寄り添うために自分には何ができるのか」を、創大通教での学びを通して考えていきたいです。また、周囲の社会問題や人間について知識を深め、私に何ができるのか、貢献できることは何か、自身の成長に向けて、生涯学習を深めていきたいです。

最後に一言

仕事との両立ができるか不安で、入学を決断するのに時間がかかりました。でも「何事にも挑戦していきたい」と思って入学してみると、学びの楽しさの方が不安よりもはるかに大きいと思いました。今では働きながらでも、ライフスタイルや自分のペースに合わせて、自由に学習方法や学習計画を工夫して、仕事との両立を頑張っています。是非一緒に学びましょう!!

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子育てと通教での学びを通して他者の心に寄り添える自分に

入江 暖子さん

#子育て #社会貢献

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

入学したのは長女が小学5年生、次女が年長、三女が年少のときでした。三人目の子どもを出産して間もなくコロナ禍になり、様々なことが制限され「弧育て」をしてきたひとりです。世間では芸能人の自殺、世界情勢の悪化、子ども虐待による殺害などが相次ぎ、全て他人事ではなく、自身も鬱々とする苦しい日々でした。自他共の幸福のために自分にできることは何か、希望を求めるように創価大学通信教育部の門をたたきました。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

今年はじめて夏期スクーリングに参加しました。日本全国、世界各地から集まった学友との交流、はじめて会ったはずなのにずっと一緒に頑張ってきたような、お互いの苦労を分かち合える、とても温かな空気が流れていました。授業では教科の内容だけでなく、様々な学問の視点から平和や生命について学びました。先生方は素晴らしく、面白い、そして創立者の話を聞ける機会もたくさんあります。とても価値のある日々でした。  
通教では新しい知識を学ぶこと全てが新鮮で、努力を評価してもらえることも嬉しく、自分に自信がもてるようになりました。

今後の展望

子育ては「先が見えないトンネル」だと思うこともあります。母の学ぶ姿が子どもにどのような影響を与えるのか。家族を卒業式に連れていくことが目標です。
また、自身の子育て経験と、教育学部で専門的な知識を身につけ社会に貢献したいです。「孤独」「孤立」は現代の社会が抱える深刻な問題です。自身の「弧育て」の経験と創大通教の学びが誰かの心に寄り添うことができるように力をつけたいです。

最後に一言

通教に興味があるのなら、ぜひチャレンジしてほしいです。勉強との両立は大変ですが、努力して学んだ分、自分自身や人生を大きく変えられるのだと思います。そして壮大なキャンパスでのスクーリングを体験してほしいです。

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さらに実力と心を磨きたい ~海外で奮闘する日本語教員~

飯塚さやか さん

#日本語教員 #海外 #スキルと心を磨く

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

海外で日本語教員として仕事をしていますが、教える機会が増えるにつれ、プロフェッショナルとしての知識と技術を身につけたいと思うようになりました。また、長期にわたってこの仕事を続けていくためにも、国家資格となった「登録日本語教員」の資格を取得したいと思いました。そのために学習する場所として、最高の青春の思い出のつまった、人間教育と価値創造の教育を目指す、母校である創価大学で再度学びたいと思い、入学しました。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

今年初めて夏期スクーリングで対面授業に参加できたことです。日本全国・世界各地から集った、年齢も経験も多種多様な学友と寮生活をしながら、20年ぶりに母校のキャンバスで思い切り学べたことが本当に良かったです。対面授業では思いきり、教授に質問することも、学友とディスカッションすることもでき、「学ぶことで生命がいきいきと輝いていく」と感動する瞬間がありました。​​​​

今後の展望

「登録日本語教員」の国家資格を取得し、相手の立場に立って人々の幸せへ寄与できる、実力もハートもある日本語教員になりたいです。誰よりも学習者の立場に立って、日本語を学ぶことで学習者の生活が豊かになり、さらに人権が守られ、学びと経験の機会が増加し、健康で幸せな人生を歩めるような教育を実践する教師を目指し、人間として成長したいと思います。

最後に一言

学ぶ喜びを共に味わいましょう!

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親子で学ぶ喜び

徳永洋子さん・勇人さん

#親子 #触発

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

徳永勇人さん(息子)
中学から高校まで関西創価学園で過ごしました。過ごす中で創価教育の素晴らしさや創価大学の環境の良さを知り、創価大学で学びたいという思いがありました。と同時に、高校を卒業してすぐに大学に行くということが精神的に辛い気持ちもあったので、卒業して2年後に通教生として創価大学で学ぶことに決めました。
徳永洋子さん(母)

以前から通教で学びたいと家族に話していたのですが、先に学びだしていた息子が、昨年のスクーリングから帰ってきた時に、目を輝かせて、スクーリングがとても楽しく充実していた事を話してくれました。 そして、私にも強く進めてくれたことで、入学を決意できました。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

徳永勇人さん
スクーリングで知り合った、僕よりも何十年も先輩の方々と顔見知りになれたことです。1年前のスクーリングで初めてお話して、それから1年経っても顔を覚えて下さっていた方々が沢山いて、話しかけて頂けた時凄く嬉しかったです。住む場所も違えば世代も違うので、友達とはまた違う、とても大事な縁だなと思っています。
徳永洋子さん
2年先に通教生となっている息子と、2年間は共に通教生として、親子で学びあえることは、とてもかけがえのない時だと、嬉しい気持ちでいっぱいです! また、生活の中で、時間を作って“学ぶ”ということは大変ですが、これまでにない充実感があります。 また、スクーリングでは、国内はもちろん、海外から来られている方もおり、数名の方とLINEでも繋がることができたことも、とても嬉しかったです。

今後の展望

徳永勇人さん
僕は元々、将来の目標や夢を見つけるために創価大学通教に入学しました。今年の夏期スクーリングで社会人として働きながら大学で学んでいる方や、生涯学習を胸に勉強に励む方と触れ合う中で、何を目指すにしても、「今までやってきたことは何も無駄にはならない」「今から始めて遅いということは無い」ということを学びました。 今僕は法学部で勉強をしていますが、卒業後は理系の大学でもう一度学び直し、天文学に関わる仕事に就きたいと思います。こう考えられたのは確実に通教生の皆さんの学び続ける尊い姿勢を直接目にすることが出来たからです。このフレッシュな気持ちを胸にこれからも挑戦を続けます。
徳永洋子さん
特に今は「これ」という具体的なことはまだないのですが、学んでいくことで、得られるものが必ずあると思っています。 文学部ですから、日本語教員の免許を取得することができれば良いなと考えており、日頃からのコミュニケーション能力を高めていきたいと思います。

 

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生涯学習を目指す私にとっての最高の学習環境

松本博 さん

#海外在住 #第2の人生

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

ハワイでリタイアを迎えた私にとって、第二の人生を歩む上でスタートとなるきっかけを作りたいと考えていました。ニューヨークやサンフランシスコ、ロンドンに住んでいる友人が創大通教で学んでいると聞いて、私もやってみたいと思いました。過去に2度、大学に入学するも途中で挫折した私にとって3度目のチャレンジとなる今回は、卒業を勝ち取るという決意で頑張ってます。

通教の学びやすさ

海外に在住していますが、通教は基本、オンラインの授業とレポート提出、それに科目試験とパターンさえ掴めば決して難しいことはありません。ようは辛抱強く、途中で諦めずにやり切れば大丈夫なのでとても学びやすいと思います。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

実際にスタートしてあっという間に1年半が経ちました。日々学べることが喜びです。また今年の夏期スクーリングは、ハワイの地から夏期スクーリングに参加でき、寮での生活やクラスで知り合いになった全国・海外から来られた素晴らしい方々との出会いで大いに触発されました。さすが創大ならではの人間教育の場であると思います。来年も、夏期スクーリングに参加するのが楽しみです。

今後の展望

まずは卒業を勝ち取った後に、生涯学習をどう継続していくか。また創大で学んだことをどう社会で活かし貢献できるかということを現在模索中です。卒業まであと2年半、じっくりと考え行動して行きたいと思います。現在まだアイディアの段階ですが、夏期スクーリングで出会った方の体験に感化され、東南アジアに行って日本語教員になりたいということも漠然として思い描いている状況です。

最後に一言

人生100年時代、60歳でも70歳でも、「何か目標を持って人生を楽しむ」ことに最適なのが創大通教だと思います。また、若い方でも人生はいくらでもやり直しができます。まずは資料をもらって検討し、チャレンジしてみてください。学べる喜びは何ものにも代え難いものになると思います。

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「学生第一」の精神に感動。 学びを支える手厚いサポート

吉田三男 さん

#資格取得 #働きながら学ぶ

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

創価大学でいつかは学んでみたいとの思いが漠然とありました。また、私がまだ若い頃でしたが、既に、創価大学通信教育部で学んでいた友が語る通教の魅力に触発され、その思いが更に強くなりました。そして、その後、人生のひとつの転機が訪れた時に、思い切って入学を決めました。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

スクーリング等で、教員や全国から集った通教生と触れ合ったことでしょうか。私の勉強不足による頓珍漢な質問にも、誠意をもって本当に丁寧にお答えになる先生方には「学生第一の精神」が脈打っています。さらに、夏期スクーリングでは、全国・全世界から集った通教生と知り合う良い機会を提供してくれています。来年の学光祭(創大通教生のイベント)は、片隅に立つ整理役員でもよいので、創大通教を盛り上げる当事者として参加しようと思っています。

今後の展望

私は現在、ハローワークで生活困窮者の就労支援をおこなっています。生活相談をおこなう自治体とも連携して進めていますが、取得したFP(ファイナンシャル・プランナー)の資格や学修している専門科目は、実際の仕事でもとても役立っています。社会の現実とアカデミックな学問領域の往復を可能ならしめる創価大学通信教育部は、「英知を磨くは何のため」、「大学は、大学に行けなかった人々のためにこそある」との創立者からの指針に対するひとつの具体性を表していると思います。これからも、この指針を自身に絶えず問いながら、より専門性を高め、今いる現実の足元から社会に貢献できるよう研鑽に励んでまいります。

最後に一言

創大通教は、会社員や主婦の方など、様々な立場の方、また、様々な年代の方が、日々の生活の中で勉学に挑戦しています。 あなたの踏み出す一歩が、その可能性を無限に開いていくことを可能にします。 また、各々、日々、格闘する場は異なっていても、共に集い、そして共に成長していける場が創大通教です! 待っています!

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ずっと行きたかった大学に今こそ

沼岡真理子 さん

#生涯学習 #ボランティア #音訳 #日本語教員

創価大学通信教育部へ入学を決めた理由

ずっと大学に行きたいと思っていました。でも日常の諸々に流され、「その時」が巡ってきたのは還暦のタイミングでした。家族全員が大卒になったことにも背中を押されました。創大通教はカリキュラムや授業形態などが自分に合っていると思い、入学しました。

創大通教に入ってよかったことやエピソード

レポート課題や試験には泣きたくなりますが、それ以上に学ぶこと、思考を深めることは、今までの人生でやり残したことなので、何もかもが新鮮で楽しいです!また、スクーリングで出会う方々の様々な背景を知り、自分の世界も大きく広がりました。

今後の展望

今は日本語について学んでおり、とにかく、無事4年で卒業を勝ち取ることだけ考えています。ボランティアで音訳に従事しているので、目の不自由な人に正しい表現と磨かれた語彙力でお役に立てたらと思います。最終目標は「日本語教員」ですが、難関度と年齢を考えると臆する気持ちも現れます。ともあれ卒業できたらひとつの大きな自信にもつながりますので、その後はマイペースで考えて参りたいと思います。

最後に一言

とりあえず始めてみることです!  やってみたい!と思うその心の声が、きっと勝利に導いてくれますよ!

 

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2023年度

海外から学ぶ

学びのカタチ<07>

中里文子さん

学びのカタチ「海外から学ぶ」

創立者の人間学を深く学び、ヨーロッパにその教育理念を広めるお手伝いがしたい


「夢は見るものではなく叶えるもの」との信条をもって渡英したのが54歳でした。その後、イギリスでガイドをするなかで、たくさんの創価同窓の方々にお会いし、皆さんの振る舞いに感動して、自分も創大で学びたいと考えるようになりました。通教では創立者の人間学を深く学び、自分のものとして、イギリスそしてヨーロッパにおいて、その教育理念を広めるお手伝いをさせていただけたらと思っています。
海外ではレポート作成の参考文献を手に入れることが難しく、教科書を何回も読み返しています。それぞれのレポート締切日に焦点をあて、必要があればインターネットで検索もします。勉強を続けるうえで、支えになっているのはイギリス国内に在籍している通教生の存在です。また、1年次のころ、レポート作成が進まず、悩んでいたときに大学事務室から届いた「時間はまだある。自分はできるんだと言い聞かせましょう!」という激励のメッセージは、自分を鼓舞し、前向きに挑戦する力になりました。今後も生涯教育を掲げ、次なる学部に編入学するつもりです。

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生涯学習として学ぶ

学びのカタチ<06>

鈴木静代さん
香川県在住

「生涯教育として学ぶ」学びのカタチ

毎朝4時過ぎにパソコンを開き、通教学生ポータルサイトから創価大学の門をくぐります。そこには新たな情報や見落としていた事柄が掲載されています。受験した科目試験の結果やスクーリングの結果が報告されていることもあります。通教生である私たちと大学とを繋いでくれるポータルサイト。大学の風景を目に浮かべながら様々な情報を収集し、今日1日の勉学の時間を生み出すスケジュールを立てます。そして今も学んでいる友が日本中、世界中にいるのだろうと想像しながら、楽しい出発の時間を過ごします。
私は以前に通教法学部を卒業し、新たに開設された文学部に編入学しました。自分を磨くための勉学ではありますが、長年「光友会」に所属してきて、通信教育では孤独にならず、友人と励まし合い、支え合うことが大切だと実感しています。家族の応援も強い力になりました。卒業後も夏季大学講座などに出席して学ぶ努力を続けるとともに、「光友会」を通じて創大通教への支援に携わっていくつもりです。創立者の想いのもとで学ぶことができる喜びをかみしめながら、多くの人に創大のすばらしさを伝えていきたいと思っています。

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子どもの介護をしながら学ぶ

学びのカタチ<05>

三好京子さん
愛媛県在住

「子どもの介護をしながら学ぶ」学びのカタチ

娘は現在21歳。先天性の疾病を抱えて生まれてきました。私は、娘が成長できるいちばんいい環境はどこかを常に考えながら、病院や幼稚園、学校を決めてきました。この21年間で多くの出会いがあり、その出会いからたくさんのことを学びました。そして、ここ7年ほど、入退院をくり返す娘に付き添った病院での出会いを通して、「これまでの経験を活かした仕事がしたい。そのためにも、まずは基礎から学びたい」と考えるようになり、創大通教への入学を決意しました。幸い、娘は手術を受けて無事に退院し、医師からも元気になると伝えられ、安心して入学することができました。
以前は勉強に対する苦手意識がありましたが、今は、学ぶ喜び、知る喜びを実感しながら取り組んでいます。先生はもちろん、ともに学ぶ仲間や地域の先輩、家族の応援にも力をもらっています。卒業後は、私がこれまで経験してきたこと、教育学部で学んだことを活かし、社会に貢献したいと考えています。入学前に思っていた以上にいろいろな可能性があると感じたので、これから学びを深めていくなかで具体的な目標を見つけて進んでいきたいです。

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夫妻で学ぶ

学びのカタチ<04>

勝木勝さん・勝木ひとみさん
北海道在住

「夫妻で学ぶ」学びのカタチ

創価大学に入って長女(卒業生)と長男(在学生)が見違えるほど成長した姿を見て、私たちも創立者の精神を引き継ぐ学生がたくさん育つ大学で学びたいと思うようになりました。創大通教に夫婦そろって入学することを決めたのは、昨年、夫が早期定年退職をして時間ができたのがきっかけです。それぞれの目標をもち、夫は教育学部教育学科、私は文学部を選びました。学修ではレポート作成で苦労することもありますが、娘や息子にアドバイスをもらったり、夫婦間でお互い感動した授業内容を教え合うなど、家族とともに成長できるすばらしい時間を過ごしています。子どもたちも55歳を過ぎてから通教で学ぶ親に刺激を受けているようで、家族全員で語り合う機会がとても増えました。
通教で学び、「学は光であり、知は力となる」ということを実感しています。コロナ禍で夏期スクーリングもオンラインでしたが、Zoom によるグループディスカッションを通じて様々な年代の方や海外在住の方とも出会えたことは大きな喜びです。卒業後、夫は社会教育士として地域貢献に関わること、私は日本語教師として国際交流に関わることを目指して学び続けたいと思います。

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姉弟で学ぶ

学びのカタチ<03>

平林正恵さん・平林幸一さん
長野県在住

「姉弟で学ぶ」学びのカタチ

私たちは二人とも創大通教で学び、私は教育学部、弟は経済学部を卒業しています。その後、文学部が開設されたことを知り、小学校の図書館司書として働く私も、新聞社で本の装丁や配架、資料の管理をしたことのある弟も、文学に興味があるということで、「せっかくなら1 期生として一緒に学ぼう」と決意しました。働きながら通教で学び続けることは容易ではなく、ときには弱い心に流されそうになることもありますが、創立者の哲学を学び、学問の楽しさや学んだことを人生に活かす喜びを知って、様々なことにチャレンジしようとする意欲が湧いてきます。姉弟で通教に入ったことで、課題の期日や情報を共有するとともに、お互いが学びの触発にもなっています。
卒業後、私は今の仕事で子どもたちに本の魅力を伝えるとともに、いつか「児童文学の旅に出る」という夢をもっています。弟はもともと「世界の国々と地元の長野県をつなげる」という目標がありましたが、文学部で日本語教師の資格を取得できると知り、人生プランが明確になりました。二人で夢を叶えるために頑張っていきたいと思います。

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働きながら学ぶ

学びのカタチ<02>

砂川弘さん
愛知県在住

「働きながら学ぶ」学びのカタチ

私は創大法学部8期として卒業し、富士銀行(現みずほ銀行)に入行した後、50歳で名古屋の商社に転職して現在に至ります。その間、「いつか、もう一度母校で学びたい」と思いながらも、多忙な生活に追われ、挑戦する余裕はありませんでした。しかし4年前、原因不明の高熱で入院した経験から、「いつか学ぶではなく、今学ぶ」ことを決意。一昨年、通教文学部3年次編入学の開始を知り、まさに自分のために用意していただいたと感じて、昨年春から通教生としての生活をスタートしました。今は、通学生時代とはくらべようがないほど、テキスト学修、レポート作成などに時間を費やし、学修が確実に自分の身になっていることを実感しています。  
人生100年時代を迎え、一定の社会経験を積んだ人生の半ばで、もう一度教育を受け、自身をリチャージする必要性があると感じます。自身のリテラシーを磨くためにも、幅広い学問的知識と深い思索の基盤を身につけるべきではないでしょうか。働きながら学べる通教は、今後の人生を豊かにする最善の環境を提供してくれます。ぜひ多くの仲間に、「いつかやろう」ではなく、今踏みだす勇気と希望を持って挑戦してほしいですね。

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親子で学ぶ

学びのカタチ<01>

下郷久美子さん・下郷結衣さん
滋賀県在住

「親子で学ぶ」学びのカタチ

10年ほど前、私たち母娘は追突による交通事故に遭ってしまいました。数年後、その事故の後遺症で娘は体調を崩してしまい、それまで通っていた九州の大学から2学年3学期を最後に実家に戻ってくることになりました。「心身ともに挫折した」と沈み込む娘を見て、「今がそのときではないか」と強く感じ、創大の入学資料とPR 画像を二人で拝見し、創立者がつくってくださった学び舎で一緒に学ぶことのすばらしさと意義について深く話し合いました。人生で初めての大きな挫折に自信をなくしかけていた娘でしたが、新たな目標をもって創大で学ぶ喜びを実感し、今では通教の文学部で母娘でともに元気に勉学に励んでいます。
娘は、「通教に入って、本当の意味での学ぶ楽しさと苦労を知った」と話します。今後は「語学力やコミュニケーション能力をさらに磨いて、人の役に立つ仕事に就きたい」と目を輝かせます。母である私は、今学んでいる日本語教育を活かしつつ、多言語を習得し、仕事の幅をもっと広げていくつもりです。まだまだ二人で一人前ではありますが、創価教育をしっかり学び、それぞれの胸に刻みながら、ともに成長していきたいと思っています。

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わたしと通教

わたしと通教(02)

アメリカロサンゼルス
文学部 横田由記子さん

自然豊かなLAでの生活

夫が日本の会社を退職後にロサンゼルスでの新しい仕事が決まり、2014年12月に東京の大田区からロサンゼルスに移住しました。
実は2006年に観光でアメリカ創価大学を訪問した際、その素晴らしい環境に感動し、「将来絶対にLAに住む!」と心に決めていたところ、本当に実現することになりました。
現在は、 日本からの留学生を支援する「留学生ホットライン」というNPOでボランティアをしています。
ロサンゼルスは公園などの自然も多く、毎朝1時間のウォーキングを日課にしています。リスやハミングバード、たまにコヨーテにも遭遇することもあります。

創大通教入学のきっかけ

海外光友会のオンライン懇談会に参加させていただき、海外でも通信教育を受講することができるということを知り、また参加されていた在校生の方々がイキイキと勉学に励まれている姿に感動し、入学を決意しました。
通信教育部文学部の三指針の一つ「人類を結ぶ世界市民」として国際社会に貢献できる人材になりたいと思い、文学部への入学を決めました。

限られた時間と教材の中で学ぶ工夫

通教での学びでは、教科書をとにかく理解できるまで何度もよく読むことを心がけています。また、自分でテキストを朗読してスマートフォンに録音し、車の運転中や朝のウォーキング中に聴くように工夫しています。
日本と違い、海外では日本語の参考文献や書籍が限られているため、インターネット上のありとあらゆる情報にアクセスします。また、紙の本がないので、電子書籍は重宝しています。大学の図書館の本も、早く電子化されるといいなと思っています。

支えとなった「光友会」でのつながり

ともすれば孤独になりがちな通信教育ですが、海外光友会*のLINEグループを通じてお互いに情報交換をしたり、悩みを共有することが出来、「一人じゃない!」という気持ちになれることで本当に救われています。
海外光友会の支えがなければ、ここまで学修を継続することができなかったと思います。今年の夏、創価大学のキャンパスでアメリカ以外の海外から参加された通教生にお会いできたことは本当に嬉しかったです。

*光友会…都道府県や海外地域を一つの単位として、通教生同士で構成されている組織です。地域ごとに勉強会などの活動を行っています。

学びを通じて身についたもの

入学前は、自立性が求められる通信教育での学びに不安を感じていましたが、いざ学修を始めると新しい知識を学ぶことがうれしくて、その不安もすぐに消えました。とにかく、勉強が楽しくて仕方がありません。
レポートの作成は大変ですが、一つ一つの課題に真剣に取り組むことによって、テキストを読み込む忍耐力、情報を探す検索力、そして文章作成能力が格段に向上したことを実感しています。また、物事を捉える視点が以前と変わり、膨大に溢れる情報の中で、何が価値あるものなのか本質を捉え、情報を整理し活用しようとする意識やスキルは、通教での学びの中で身につきました。

学びを続け、学びを生かす

通教では社会学を専攻し、現代社会の様々な問題への関心が深まりました。
これからは、これまで学んできたことを英語で学びなおしたいと思っています。まずはアメリカの社会の中で自分な何が貢献できるかを模索していきたいと思っています。

よこた  ゆきこ

【好きな言葉】
希望
【性格】
楽観的
【趣味】
映画鑑賞、ワイナリー巡り
【最近読んだ本】
『サーカスの少女』 植木 雅俊 (出版:COBOL)
【出身地】
東京都

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わたしと通教

わたしと通教(01)

千葉県
教育学部 根本秀美さん

通教に入学するまで

かつての私は自己否定が強く、自分なんかに可能性はないと挑戦する前から諦め、周りに合わせては後悔の日々を送っていました。

夢も希望も目標もなかった空っぽな毎日。

そんな私でしたが、創立者の『誰が何と言おうと、私は君を、あなたを信じています。信じ抜いてます』『もし君自身が、「もうダメかもしれない」とあきらめそうになっても、私は絶対にあきらめません』との励ましの言葉に出会い、自分を信じたい、弱く臆病な自分を変えたい、と思えるようになりました。そして、絶対に創価教育を学びたいと創価大学の受験を決意しました。

同じ学部の仲間と

しかし、結果は不合格。2年間浪人し、最後の試験でも悔いなく自分の力をだしきりましたが合格することができませんでした。

どん底に落ち、希望を見失っていた時、地元の先輩から通教の話を伺ったことを思い出しました。それまで創価大学に通信教育があることも全然知らなかった私ですが、これまで必死で戦ってきた日々を無駄にしたくない、自分の心の弱さで諦めてしまった教育者になるという夢に、もう一度挑戦してみようと通教への入学を決意しました。

入学後、自分を変えてくれたのは…

しかし、自分の中の通信教育のイメージは、孤独で冷たい、さみしいマイナスなイメージが強く、入学当初は仕事との両立にも慣れず、悪戦苦闘の連続でした。
このまま続けられるか不安ななか、初めて参加したスクーリング。衝撃を受けたのは、ご年配の方が慣れないパソコンに苦労しながらも、いちばん前の席に座り、前のめりになり一生懸命学ぶ姿でした。学びの喜びを体現されるその姿は、とても尊く、輝いて見え、授業をうけているだけなのに感動で涙があふれてきました。

学光祭の様子

もう1つ、私の通教生活がガラッと変わったのは、光友会と出会ったことです。
初めてのスクーリングで、千葉県光友会の方に誘われ、学光祭で前に出て体操をすることに。緊張の思いで舞台に立った時、見えたのは幅広い世代の通教生が学びの喜びに溢れ、会場中が歓喜でいっぱいになっている様子でした。

『学びの世界は喜びと輝きで満ち溢れている、希望で溢れている。

ここは世界一の最高の学舎、私は一人じゃない』

このときの感動は言葉で言い表すことができません。
このことがきっかけとなり、光友会の活動にも積極的に参加するようになりました。

私にとって光友会とは
 

光友会には全国そして海外から集まった幅広い世代のメンバーがいます。これまで光友会の勉強会などで、多くの通教生と関わってくるなかで、皆さんが仕事や勉強など日々大変な中でも、「負けない」と決めた笑顔で自分らしく輝いている姿から、挑戦をやめない人が必ず勝つということを教えていただきました。

通教の最大の魅力は、人生の友を得られることだと思います。これまでも、家族の病気や親友との別れなど、悩みにぶつかることはたくさんありましたが、そんな暗闇の中でも、自分の希望の光だったのが光友会で頑張る通教生の存在でした。どんなに疲れても、辞めたくなっても、通教を続けてこれたのは、仲間との友情と絆があったからです。

千葉県光友会の集いをオンラインで開催

今、私は 創大通教生でいられることを心から誇りに思います。

これからも、大好きな千葉光友会のみんなと手を取り合って、最高の学びの青春を歩んでまいります。

ねもと ひでみ

【好きな言葉】
今日も負けるな 今日も勇みて 誓いの道を 勝利の道を
【性格】
楽観的
【趣味】
読書 ・ カフェ巡り
【最近読んだ本】
『もうすぐ死に逝く私からいまを生きる君たちへ』水谷修・著
【出身地】
千葉県

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【特集】通信制高校卒業生が語る創大通教

年齢も国も異なる学友との学びは視野を広げる絶好の機会

通教生が語る創大通教 vol.09

小杉朱音さん
第一学院高校卒業

「創大通教」に入学したきっかけは、何だったのですか。

通信制高校卒業後、専門学校への進学を考えていましたが、母から「創価大学に通教があるよ」と教えてもらい興味を持ちました。以前、創価大学のオープンキャンパスに行ったことがあり、大学の雰囲気がとても良かったこと、また大学卒業のほかに資格取得も目指せることから、入学を決めました。

「創大通教」での学びは、いかがですか。

創価大通教では、年齢も職業も住んでいる国すら異なる方々と一緒に学ぶため、高校時代より、自分の考え方や視野が大きく広がったと思います。
授業ではグループディスカッションなどで、高齢の方や、社会で働いている方、主婦の方など、さまざまな立場の方の意見が聞けるためとても勉強になり、1科目ごとに自分が成長している実感があります。
また、インターネット環境があれば、どこでも勉強を進められることも魅力の1つです。レポートの締切が迫っていたとき、アルバイトの休憩時間を使って、レポートを書き上げたこともありました。
机に向かって勉強する時間を設けることも大切ですが、学ぶ意欲と姿勢、そして少しの時間でも工夫してコツコツ勉強をする習慣も重要だと思います。

学修する上で意識していることはありますか。

私はカレンダーに予定を書き込みながら、学習計画を立てて学習を進めていますが、予定通りにいくとは限らないので、大まかに「この日までには終わらせよう」と目標を再設定しつつ、自分のペースで学べています。来年からはファイナンシャルプランナーの講義を受け、資格取得にも挑戦したいと思っています。

「創大通教」への入学を考えている方に、ぜひ一言。

通教は、一人で学習を進めていくことになり、不安を感じることもありますが、創価大学では、同じ地域ごとで通教生同士が交流する機会もあり、ともに励まし合う仲間がいます。一人ひとりに寄り添って、学修を円滑に進められる環境が整っていますので、ぜひ、一緒にここで学びましょう

こすぎ  あかね

【好きな言葉】
初志貫徹
【性格】
慎重
【趣味】
アニメ・音楽鑑賞、漫画収集、RPGゲーム、美術館巡り
【最近読んだ本】
『麦本三歩の好きなもの』住野 よる
【出身地】
富山県

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勉強もやりたいことも思う存分、学べる最高の学修環境

通教生が語る創大通教 vol.08

髙橋悠翔さん/松森一輝さん
N高校卒業

「創大通教」に入学したきっかけは、何だったのですか。

松森:僕たちは、幼稚園からの幼馴染で。家も歩いて1~2分のところに住んでいます。
髙橋:高校は、別々の高校に行っていたんですけど、1年生のころに、僕が転校することになって、先に松森君が入っていたN高に僕も編入しました。
松森:卒業後の進路は、父が創価大の通教卒業生で、「良かったよ」と勧めてくれたので、入学を決めました。
髙橋:僕は就職も考えていたんですけど、経済を勉強してみたいという思いもあって、松森君が行く創大通教に経済学部があると聞いて、それなら一緒に行ってみようと思いました。

実際に入学してみて、いかがですか。

髙橋:自分の時間を有効に使えるところが、通教のいいところだと思います。平日は、朝の頭がすっきりしている時間に勉強することを習慣にしていて、計画的に学修を進めることができています。
松森:髙橋君がすごい勉強を進めているので、それを聞いて僕もやらなくちゃって思って。近くに触発してくれる存在がいるのは大きいですね。
髙橋:夏期スクーリングは2人で飛行機に乗って、10日間八王子(東京)で過ごしました。大学のキャンパスが想像よりも大きくて建物も綺麗で、すごい感動しました。
松森:学食のサラダがめっちゃ美味しかったです。ほぼ毎日食べてました。笑
髙橋:大学での勉強は、専門的な知識を得ることができるので、面白さを感じています。また、幅広い年齢層のなかで勉強できるのは新鮮で楽しいです。
松森:高校のときから動画やオンラインで勉強してきたことで、通信で学ぶことには慣れていたのが良かったと思います。高校のときより、自分の理解力や考えを求められることが多く難しいと感じることもありますが、スクーリングでは先生方が丁寧に教えてくれて、わかりやすかったです。

これから挑戦したいことはありますか。

髙橋:4年間でしっかり卒業することを目標にしています。また経済の勉強と並行して資格取得にも挑戦したいと思っています。
松森:僕もです。あと、飲食店でアルバイトを始めて、接客をする中で、漢字が読めないと困ることもあって…。漢検の勉強もしたいなって思っています。
髙橋:卒業後のことはまだはっきりしていませんが、これから視野を広げながら、自分のやりたいことを見つけていきたいです。

後輩の皆さんに伝えたいことがあれば、ぜひ。

髙橋:勉強に励みながら、自分のやりたいこともできるのが通信教育のいいところで、楽しく学んでいます。皆さんにおすすめできる大学です。
松森:広いキャンパス、整った学修環境が創価大学の一番の魅力だと思います。ぜひ素晴らしいキャンパスで一緒に学びましょう。

たかはし  ゆうと

【好きな言葉】
継続は力なり
【性格】
明るい
【趣味】
音楽を聞くこと(official髭男dism)が好き 
【最近読んだ本】
『ナポレオン』
【出身地】
岡山県

まつもり  かずき
 
【好きな言葉】
ありがとう
【性格】
おとなしい
【趣味】
格ゲー
【最近読んだ本】
『タコピーの原罪』
【出身地】
岡山県

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全ての経験を力に。
最後に掴んだ教員という使命の舞台

通教生が語る創大通教 vol.07

板垣美知華さん
都立砂川高校卒業

教員を目指すようになったきっかけを教えてください。

子どもたちの心の声を聴くことができる教員になりたいとの思いから、一度は養護教諭を目指し、看護師資格を取ろうと看護学部を受験するも不合格。「創立者である池田先生の創られた大学で学びたい」との思いは変わらず、通信教育部の児童教育学科へ入学することを決意しました。
私が教員を目指すようになったきっかけは小・中・高と過酷ないじめを経験したことがきっかけです。
毎日学校が終わるまで、クラスメイト全員から「死ね」と暴言を浴びせられ、一時期は「喜怒哀楽」の感情が全く無くなってしまったこともありました。今振り返ると、感情を消すことで自分自身を守っていたのだと思います。このいじめの経験は「子どもを徹して守り抜く教員になりたい」との強い決意に変わりました。今まで希望を持ち続けることができたのは、どんな時も私の可能性を信じ支え続けてくれた両親のお陰です。辛く苦しかった経験は「強く生き抜いていく為の糧」となり「かけがえのない大きな勲章」となっています。

教育実習先の子どもたちからのプレゼント

通教での学びで身についたことはありますか。

入学後まず、"4 年間での卒業”と"教員採用試験合格"の2つを目標に掲げました。
通教での学びは、卒業までの履修登録や学習計画をすべて自分で考え、組み立てていかなければなりません。「どの科目を優先して勉強するのか」「いつまでに何を終わらせるのか」等、常にスケジュールを逆算し、毎月・毎週の学習計画を立て取り組みました。
教育実習先で指導教員から「教員は日々の見通しを立てる力が大切だよ」と指導していただいたことがあります。通教での学修を通し、知識だけでなく、仕事に活かされる「見通しを持つ力」が養われたことは、大きな財産になったと感じています。

教育支援員として働かれていたそうですね。

大学2年生からは、「教育支援員」として学校現場で働き始めました。
1年目に特別支援学級で担当させていただいたA君は、自分の感情や思いを言葉で伝えることができず、蹴ったりビンタしたりすることで意思表示を示し、家でも学校でも声を発したことがない児童でした。自分には何ができるだろう、と悩みましたが「この先生なら安心できる」と思ってもらえる存在になろうと決め、関係性作りに努めました。すると初日に声を出してくれ、その後も徐々に発語ができるようになり、言葉で意思疎通をしようとする姿をたくさん見せてくれるようになったのです。
児童が”できなかったことができるようになること”を共に喜びあえる、教員という職業の魅力に改めて気付かせてもらった出来事でした。
こうした子供たちとの出会いが、目の前の子供の可能性を信じ抜くという自分自身の教員としての信念に繋がり、「絶対に教員になる」との採用試験に向けたエネルギーになりました。

教員採用試験の合格、おめでとうございます。

仕事と大学での単位修得に加え、採用試験の勉強との両立を全てやり抜き、迎えた採用試験。さまざまな方にサポートしてもらい、試験当日は全力を出し切ることができ、無事に現役合格を勝ち取ることができました。この「合格」は、私一人では決してつかみ取ることはできなかったと感じています。
 
人間教育の最高学府である創価大学の通教生として4年間学ばせていただけたことを心から誇りに思います。
これまでどんな時も私の可能性を信じ支えてくれた両親をはじめ、励まし続けてくださった皆様に感謝の思いでいっぱいです。
来春から「小学校の先生」として教壇に立ちます。私が目指す教師像は「子供たちの可能性と良さを信じ、伸ばし続けることができる教員」です。これから出会う子どもたち、保護者の方々から「みちか先生に出会えてよかった」と思ってもらえる教員へ成長して参ります。

教採試験に向けて使用していた参考書

いたがき  みちか

【好きな言葉】
負けないと 決めた笑顔の尊さは 栄光輝く 勝利の人かな
【性格】
芯が強い
【趣味】
散歩・音楽鑑賞
【最近読んだ本】
「未来を育む友に贈る」第三文明社
【出身地】
秋田県

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悩んだことに無駄なことなんてない

通教生が語る創大通教 vol.06

教育学部児童教育学科
小黒華蓮さん
N高校卒業

高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください

中学時代に不登校を経験し、通学しなくてもそれぞれが好きなことを目指して挑戦できる通信制の高校へ進学しました。個人の考えを重視する高校での学びは、大学に入ってからも、自分で考えて学ぶという点に繋がっています。
通信制高校で充実した学びができることを実感していたこともあり、大学も通信制を考えていました。母が創価大学の通信教育部を卒業していたため、幅広い年齢層が学ぶ創大通教の魅力を聞いていました。実際に他の通信制大学と比べてみて、通信教育にも力を入れて教育を行っていることを感じ、創大通教への入学を決めました。

学修する上でのコツや工夫していることはありますか

スクーリングは、オンラインで受講する場には長時間座ったままになるので、体調に気をつけることが一番大事だと思います。
レポートは、難しいです(笑)。1200~2000字を書くということに慣れていなかったので、はじめのうちは、レポートの内容が段々と脱線してしまうことがありました。そうした経験も踏まえ、言いたいことを初めに書いてから、その他のことを付け加えていくように工夫をしています。また、「自立学習入門」の授業などでレポートの書き方の基礎を学ぶので、そこで学んだことや自分で調べたことを生かしながら、レポートに挑戦しています。

現在学んでいることや学びを通じて感じていることはありますか

中学校の頃の不登校の原因として、学校や先生たちの雰囲気に馴染めなかったことがありました。今、自分で教職に関する授業を学ぶ中で、先生たちの大変さもわかった一方で、教師の対応一つが、子どもの将来に大きく影響を与えることを実感しています。自分が経験したことも学んだことも、自分が教育に携わるときには大きな財産になると感じています。
創大通教での授業は、ただ知識を学ぶだけではなく、今後の人生や生きるための学びが多いと感じています。将来、教師になるかはまだ分かりませんが、学んだことを生かし、子どもたちの役に立てる仕事に就きたいと思っています。

通信制高校から創大通教を目指そうとしている方たちへアドバイスをお願いします

通信制高校に通われている人の中には、人生の壁に突き当たっている人もいると思います。もしその壁から逃げてしまっていたとしても、その壁に対して「どうしよう」と悩んだこと、考えたことは、決して無駄ではありません。他の人たちには無い経験は、将来、大きく飛躍するための大切な糧にすることができます。そのためにも、さらなる学びに挑戦して欲しいと思います。

おぐろ  かれん

【好きな言葉】
マイペース
【性格】
頑固
【趣味】
ゲーム 
【最近読んだ本】
『炎の戦士クーフリン/黄金の騎士フィン・マックール』 ローズマリー・サトクリフ
【出身地】
神奈川県

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通信制だからこそできることがある

通教生が語る創大通教 vol.05

文学部人間学科
國永美沙希さん
ルネサンス大阪高校卒業

高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください

高校2年生の時、学校に馴染めず通信制の高校へ通うことにしました。通信制高校に入学したことで、自由に使える時間ができ、高校2年生の時には親の勧めでアメリカへ2週間、スペインへ1週間行きました。3年生の時には、1年間分のレポートを1ヵ月で終わらせ、専門学校に進学するため6月に東京へ引っ越し、一人暮らしを始めました。結果として、通信制高校は自分のペースで学べたので、自分に合っていたと思います。
もともとスポーツが好きで、卒業後はスポーツトレーナーを目指し専門学校へ進学しましたが、スポーツトレーナーの仕事に就くことに迷い始め、自分の将来を考えた結果、専門学校をやめてアルバイトをしながら生活をしていました。そんな時に、家族や地元の知り合いの方たちから創大通教を勧められました。もう勉強はしたくないと思っていましたが、周囲の激励もあり、進学を考え始めました。通学課程への進学も考えましたが、自分のペースで学べること、働きながら学べることに魅力を感じ、通信教育にしようと思いました。

創大通教で実際に学んでみて、どのように感じていますか

通教卒業生の母からスクーリングの楽しさを聞いていたので、入学後は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、大学でのスクーリングに行けなかったことが残念です。来年こそ、大学でのスクーリングに参加できることを楽しみにしています。
オンライン授業で受けた、文学部の「家族の社会学」という授業では、家族の役割や特性、自立の考え方について、海外と日本との違いを学んだことが印象に残っています。高校時代から、一人暮らしを経験した自分に当てはめて学べることがたくさんあり、自分の経験を生かすことができることを学びました。
大学での勉強を通し、いろいろな分野を知る機会がとても増えましたが、今はまだ、自分の将来や興味のある分野が何なのかは、模索中です。
しかし、残り2年間で、通教の勉強を第一に取り組みながら、興味のあることに積極的に挑戦していき、自分らしく輝けるものを見つけたいと思っています。そして、将来は、自分の得意なことを生かせる仕事に就きたいと思っています。

創大通教の特徴や魅力はどんなところですか

母が創価大学の卒業生で、通教で教員免許を取得し教員をしていたこともあり、創大通教のこと、スクーリングのことは聞いていました。今はコロナ禍でオンラインでの授業になっていますが、それでもいろいろな年代の方たちと接することができ、刺激になっています。通学課程では味わえないことがたくさんあることが通教の魅力です。
また、通教では学ぶ時間も場所もペースも、自分でコントロールすることができるので、その点は自分にとても合っていると思います。

学修する中で工夫していることや大事にしていることはありますか

学び方は人それぞれだと思いますが、オンとオフの切り替えは意識しています。私はあまり無理をせず、自分のやる気にあわせて勉強しています。机に向かって勉強を始めてみても、どうしてもやる気が出ないときや勉強していても頭に入らないなと思う時には、短時間で勉強を切り上げ、メリハリをつけて勉強するようにしています。

通信制高校から創大通教を目指そうとしている方たちへアドバイスをお願いします

通信制高校は、だんだんと当たり前になってきています。日中に街中を出歩いていると「学校はどうしたの?」と聞かれることがあるかもしれませんが、引け目に感じる必要はありません。通信制でもちゃんと高校を卒業できますし、自分に無理をして通学の学校に行く必要はないと思います。通信制だからこそできること、経験できることはたくさんあります。私自身、海外に行ったこと、早めに一人暮らしを始めたことなど、その当時は目の前のことに必死でしたが、振り返るとすべてが良い経験となり、意味があったと感じています。
私は、学ぶことでこれまで経験してきたことの意味を発見できたので、ぜひ、皆さんも、自身の経験を生かすためにも学びに挑戦してほしいです。

くになが  みさき

【好きな言葉】
自分らしく
【性格】
面倒くさがり、好きなことにはとことん
【趣味】
音楽を聴く、テレビを見る
【最近読んだ本】
『新・人間革命』30巻
【出身地】
長崎県

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学んだ知識と技術を人や社会の役に立てたい

通教生が語る創大通教 vol.04

経済学部経済学科
佐藤湧他さん
都立砂川高校(通信制)卒業

高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください

小学校5年生のころから過敏性腸炎という病気を抱えており、中学校までは体育の授業を特別に休ませて頂くなどの配慮をもらいながら通学をしていました。しかし高校では部活への所属が必須なことも多く、通学の負担なども考え、普通課程の高校生活を送るのは少し厳しいだろうと判断して通信制の高校に通いました。高校時代は、学校での勉強のかたわら「基本情報技術者(FE)」という情報技術系の資格の勉強も重ね、高校在学中に資格を取得することができました。
大学進学にあたり、高校の時と同じように体調のこともあって通信制大学を選択肢として考えていました。基本情報技術者の勉強をする中でビジネス戦略や企業活動に関わる内容があり、そこから経済学に興味を持ち、知識を深めたいと思いました。
経済学部がある通信制大学であることと創価大学の創立の理念に共感し、その理念のもとで学ぶために創大通教への進学を決めました。

創大通教での学びについて教えてください

経済学部では、現在の社会が抱えている経済問題がどのようにして生まれたのかについて詳しく学んでいます。この学びを通して、社会が抱えている諸問題に対しての理解やどのように対処していくべきかという考えがより深いものになりました。
また、創大通教ならではの貴重な体験だと感じているのが、社会経験が豊富な学友たちとディスカッションができる機会です。「経営学」の授業を受講した際、一緒にディスカッションをした学友が、中小企業の経営者の方でした。実際の現場での経験やお話を直接聞けたことで、授業の内容を具体的により深く理解することができました。これは通常の大学生ではできない貴重な経験だと思います。今後、就職して社会の一員となった時にも社会経験が豊富な年長者の方たちと議論を交わしてきた経験は、大きく役に立つと思います。

創大通教の特徴や魅力はどんなところですか

オンラインでの学修が充実していて、時間や場所に縛られずに学ぶことができるのが、大きな魅力です。創大通教では、F科目というスクーリングまたはレポート学習から学修方法を選択できる科目があり、個人の生活環境や学習スタイルにあわせて学ぶことができます。またスクーリングも対面授業だけではなく、オンライン形式での授業やオンデマンドでの視聴と様々な選択肢があり、多くの人が受講する上でも便利な点だと感じています。

学修する中で工夫していることや大事にしていることはありますか

履修科目を決める段階で、いつまでにどの科目の学修を完了させるかをカレンダーに反映させ、年間の学修スケジュールを作成しています。さらに、そのスケジュールよりもできるだけ前倒しで学修を進めていくことを心掛けています。昨年は、当初立てていた年間スケジュールよりも早く学修を完了させ、空いた時間を利用して「基本情報技術者」の上位資格である「応用情報技術者(AP)」資格に挑戦し、合格することができました。
予めスケジュールを立てることにより自分の学修ペースを常に確認でき、カリキュラムの進行状況を客観的に把握することで、安心して学びを進めることができます。また、そのことがモチベーションの維持につながっています。

今後の目標を教えてください

ここまでは履修した科目を一つも落とすことなく学修を進めることができました。高学年の科目はより専門的な授業が増えますが、今後も履修する科目をすべて修了して卒業することが目標です。
また目標としてきた資格を取得できたので、その資格を活かしSIer(エスアイアー)等の情報系分野で就職を勝ち取りたいと思います。資格の勉強をする中で、社会的問題を解決するためには経済的な視点やITの技術が重要になることを学びました。この経験から通教の学修で得た経済の知識や資格の知識を活かし、更にこれからも知識を深めていくことで社会に貢献できる人になりたいと思います。

通信制高校から創大通教を目指そうとしている方たちへアドバイスをお願いします

私自身、通信制大学と言うと高校までの学びとは違って対面授業が少ない分、疑問点があった場合に質問や相談をしづらいというイメージを持っていました。ですが創大通教の場合には、わからないことがあった時に電話などで質問をすると、教職員がいつも丁寧に対応してくださるので、当初のイメージを払拭することができました。
また通信制大学での学修は、周りとの触れ合いが少ないため、孤独な中で勉強をすることになるのではと心配をする人もいるかもしれません。しかしスクーリングに参加すると、同じ環境の中で頑張っている学友たちと一緒に学ぶことができるので、お互いに励まし合い、相談しながら学修をすることができます。また機関誌の『学光』では、国内外で勉強に励んでいる学友の活躍の様子を知ることができ、刺激を貰うことで自身の学びのモチベーションに繋がっていると感じます。ぜひ、多くの学友とともに学びに挑戦して欲しいです。

さとう  ゆうや

【好きな言葉】
挑戦と努力に無駄はない
【性格】
温厚
【趣味】
映画鑑賞・釣り
【最近読んだ本】
『妖怪アパートの幽雅な日常』シリーズ 香月 日輪
【出身地】
東京都

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生徒に寄り添える教師を目指して

通教生が語る創大通教 vol.03

教育学部児童教育学科
三浦正栄さん
屋久島おおぞら高校卒業

高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください

中学3年生の時に体調を崩してしまい、無理なく学修を進めることのできる通信制高校に進学しました。通信制高校には、様々な環境や状況の中で勉強をしている生徒が多く、いろいろな経験や考え方に触れることができ、刺激の多い高校生活でした。また、屋久島でのスクーリングでは、自然学習などもあり、普段は感じられない雄大な自然や固有の植物を体験できたことは新鮮でしたし、全国から集う生徒との出会いは、非常に良い思い出になっています。
高校時代の通信制での学びは、基礎的な知識として大学での学びに大きく役立っていますし、特にレポートを書くということについては、高校でレポートを書く機会が多かった分、基礎が身についていたように思います。
大学への進学にあたっては、体調のこともあり、通信制大学への進学を考えました。教員になりたいという夢があるので、通信制大学で教員免許を取得できる大学として、多くの教員を輩出している実績のある創価大学の通信教育部を選びました。

創大通教での学びについて教えてください

今は、教員免許の取得を目指して学修をしていますが、授業を受ける中で、教員の責任の重さや業務の大変さを感じています。ですが、大学でスクーリングを受講する際には、一緒に授業を受けている学友に、難しい部分や悩んでいる部分を相談し、話し合い、協力しながら学びを進めていくことができます。優しく、いい人ばかりの学友たちの存在が、大変な中でもスムーズに学修を進めてこられた大きな要因だと感じています。
教員を目指すことになったきっかけは、小学校や中学校での素晴らしい先生方との出会いです。生徒の話をしっかり聞いて、大変な時も寄り添ってくれた先生方の姿を通して、私自身も、親しみやすい、身近に感じてもらえる教師を目指します。

創大通教の特徴や魅力はどんなところですか

1年次に受講した「共通総合演習」という授業で、「平和」に関するテーマでのグループワークがありました。その時に同じグループになった人たちの中には、実際に原爆を経験された方や、ご主人がベトナム戦争に出征されていた方がいらっしゃいました。私の周りには、戦争を体験した人はいなかったので、実体験を通した貴重なお話を、心震える思いで聞いていました。このような体験ができるのも、幅広い年代が同じ教室で学ぶ創大通教ならではですし、普通の大学生では経験できないことだと感じています。

大学での学修は大変なことも多いですが、創価大学の建学の精神を学べたことや、同じ志を持つ学友との出会いや交流は、学びの大きなモチベーションになっています。特にスクーリングでは、信頼できる素晴らしい友人がたくさんでき、普段、一人で学ぶ中でもお互いに励まし合える存在ができたことは、本当にありがたく思っています。

学修する上でのコツや工夫していることはありますか

学修のスケジュールを組むことは必須です。レポートは、提出期限を明確にし、そこから逆算して、この日までに教科書を読む、この日までに情報を集めるなど、やるべきことを細かく区切って学修計画を立てています。スクーリングも同様に、受講日を決めてから、事前のメディア授業視聴などの学修計画を設定しています。あとは、体調と相談しながら学修を進められるように、余裕を持ったスケジュールを立てるようにしています。
あと、メディア授業を受講する際、はじめのうちは、講義の内容をすべてノートに書き留めていましたが、書く量も膨大になり、体力的にも大変でした。そこで、配布される授業資料を印刷し、資料の余白に、重要だと感じるポイントだけを書き込むようにしました。丁寧で優しい先生が多いので、普段の授業は聞き取りやすいように比較的ゆっくり講義をしてくださいます。そこで、メディア授業については、学修の時間効率を考え、1.4倍速で映像を視聴するようにしています。それでもちょうどいいくらいのペースです。

通信制高校から創大通教を目指す後輩たちへアドバイスをお願いします

通教での学びでは、スケジュール管理が大事ということを一番に伝えたいです。あとは、実際の勉強は、私が高校時代に考えていたよりも断然大変でした。甘く見ていると痛い目に遭います(笑)。高校までとは違って、先生が面倒を見てくれるわけではないですし、例えば、試験やスクーリングは忘れずに申し込みをしないと受講できないですし、勉強はもちろん、学修の計画や必要な手続きなどを、すべて自分で考えて管理しないといけないという点は、高校までとは大きく違います。
あとは、スクーリングの時には、たくさん仲間を作って欲しいです。通教では、友達の存在が本当に心強いです。家で一人、勉強をしている時でも友達に相談することができますし、私自身、友達ができたからこそ、楽しい時間を過ごすことができ、一生の思い出ができました。ぜひ、仲間を作って、充実した通教生活を送ってください。

みうら  まさえ

【好きな言葉】
I arise (私は奮い立つ)
【性格】
明朗快活
【趣味】
舞台鑑賞
【最近読んだ本】
『明け方の若者たち』 カツセマサヒコ
【出身地】
東京都

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目標を見つけることで学びがより深くなる

通教生が語る創大通教 vol.02

教育学部児童教育学科
大野真美さん
日本ウェルネス高校卒業

高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください

小学校から続けていたバドミントンが大きなきっかけで、通信制高校に進学しました。3年生の時には団体でインターハイ、ベスト8まで勝ち進むことができました。
高校卒業後は、資格取得のために専門の勉強をすることも考えましたが、親の勧めもあり、創価大学の入学説明会に参加しました。その時に知り合った方との話や大学の雰囲気から、創価大学の素晴らしさを実感して創大通教への進学を決めました。その中で、子どもとの触れ合いに興味があったこともあり、児童教育学科を志しました

現在はどんなことを学ばれていますか。その中で感じていることはありますか

今は、卒業と教員免許の取得に向けて、日々の勉強に取り組んでいます。教育について学べば学ぶほど、その難しさを感じています。ただ「教える」ということだけでなく、児童のやる気などの「心理」については、特に学ぶことが多いです。その中でも、「ほめる」ことの大切さを実感しています。これは、教育の場面に関わらず、普段の生活や仕事をしている中でも大切なことだと感じ、実践するように心がけています。

創大通教の特徴や魅力はどんなところですか

学友の年齢層が幅広く、いろいろな体験を聞くことができるのは、創大通教の大きな魅力です。勉強のことだけにとどまらず、人生の先輩の体験や様々な仕事のことなど、普段の生活の中では聞くことのできない話を聞けることは、貴重な経験だと思います。また、仕事をしながら目標に向けて学習を続けることは、大変なことも多いですが、普通の大学生ではできない貴重な体験だと思っています。
1, 2年生の時に受講した夏期スクーリングでは、全国にたくさんの友人ができ、今でも定期的に連絡を取り合っています。同じ年代の学友が仕事や勉強をがんばっている状況を聞くと、自分も頑張ろうと触発され、大きなモチベーションになります。友人がいなかったら、ここまで学修を進めることもできなかったと思います。ですので、これから入学をされる方には、ぜひ友人をたくさん作ってほしいと思います。

学修する中で工夫していることはありますか

スクーリング科目のメディア授業は、忙しい中だとしても一日一つは視聴したり、テキスト科目のレポートは、休日に集中して勉強するなど、メリハリをつけながらも地道に学修を進めていくことが大事です。とはいえ、なかなか思い通りに進まないことも多いですが(笑)。
あと、児童教育に関することでは、私は昨年まで学習サポーターの仕事をしていましたが、そこでの経験を通して、学修と実践の重要性を感じました。実際の教育現場で見たことや感じたことは、そのまま大学での学修で役に立ちます。児童教育学科の方であれば、少しでもいいので、学童や児童館、学校等、教育の現場に携わる仕事をすると、大学での学びがより深いものになります。

通信制高校から創大通教を目指そうとしている方たちへアドバイスをお願いします

どんなことでもいいので、やりたいことや目標を決めて勉強するということが大事です。目標がない中で、ただ勉強をすると言うのは大変だと思います。はじめは目標がなかったとしても、目指すものを見つけることで、勉強をより主体的で効果的なものに変えていくことができます。
あとは、無理せずに休む時は休む、学ぶときは学ぶと決めて、オンとオフをうまく切り替えた方が、楽しく集中して勉強ができると思います。大変な中でも、楽しんで学んでもらいたいです。

おおの  まみ

【好きな言葉】
一番苦労した人が、一番幸せになる
【性格】
明るい
【趣味】
バドミントン、ドラマ鑑賞
【最近読んだ本】
『香峯子抄』 主婦の友社
【出身地】
東京都

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なりたい自分を実現できる学びがここにある

通教生が語る創大通教 vol.01

法学部法律学科
河村旭洋さん
県立網干高校(通信制)卒業

高校時代から創大通教に入学するまでのことを教えてください

中学校で不登校を経験したことや親の勧めもあり、通信制高校に進学しました。僕にとっては、その選択が大きなターニングポイントだったと感じています。中学校ではなかなか学習ができなかったため、高校では基礎的な内容から学び直す形になりましたが、その時の基礎的な知識や学び方は、今の大学での学びにおいても一番の礎、財産になっています。また、高校で通信制の学びを経験していることは、通信制大学で学修するにあたって、大きなアドバンテージになっていると感じています。
高校の卒業が近づく中、将来何をやりたいかと考えていたときに、親からのアドバイスで、創価大学通信教育部の資料を請求しました。将来に向かって、改めて自分を見つめ直し、しっかりと自分を作り上げられる環境が、創価大学通信教育部にはあると感じて、入学を決めました。
地元の豊岡市は、鞄の生産地として有名なのですが、今は鞄の卸会社で仕事をしながら、通信教育部での学修をしています。地元に貢献したいという思いがあり、地場産業に携わりながら学修をしていることは、やりがいもあり、うれしく思っています。

創大通教で実際に学んでみて、どのように感じていますか

創大通教に入学する時に2つの目標を掲げました。1つは「4年間で卒業すること」、もう一つは「学費はすべて自分で賄う」ということです。その目標を念頭に、ずっと学修を進めています。
通信教育は自学自習が基本なので、学びを進めるためには自分自身をうまくコントロールすることが求められます。そうした通教での学びを通じて、自分の行動が周りにどのような影響をもたらして、どのような結果や責任が生じるかということを意識するようになったと感じています。また、自分の行動を通して「価値創造」とはどういうものなのかということを考え、顧みながら、将来を見据えた発展的な考え方ができるようになったと感じています。

創大通教の特徴や魅力はどんなところですか

一つは、インターネットを利用して自宅で学修ができることです。創大通教では、今の時代に即した先進的な学習スタイルが提供されています。また、新型コロナウイルス感染が拡大した時には、すぐにオンラインに切り替えてスクーリングが実施されたり、様々なフォローアップ体制が取られるなど、柔軟できめ細やかな学修サポートは、本当に素晴らしいと感じています。
創大通教では先生方がとても熱のこもった講義をされていて、学生一人ひとりに寄り添い、とても丁寧に教えてくれるので、スクーリングへの参加はいつも楽しみです。理想的な通信教育の形であると思っています。

学修する中で工夫していることや大事にしていることはありますか

計画性が大事だと思います。高校時代は、目標を掲げて、それを達成するためには「いつまでに何をしたらよいのか」ということを計画し学習するということを行っていましたが、それはそのまま、大学での学びに生きました。大学では、高校時代よりもさらに緻密な計画を求められますが、4年間での卒業を念頭に、毎年、学修計画表を作り、いつまでにどの科目のレポートを完成させるのか、試験やスクーリングはいつ受けるのかなどの計画を明確にして学修を進めています。また、計画を立て実行するための情報収集や、実行するための環境を作っていくことも大事になります。
もちろん、計画を立ててもその通りにいかないことはあります。人によっては、モチベーションが下がってしまったり、仕事の状況や体調の変化など、様々なことがあると思います。私自身も、決して順風満帆に学修を進めてこられたわけではありません。入学初年度、4年での卒業を固く決意して入学しましたが、送られてきた大量の教材を見て、これだけの学修ができるかと不安を感じ、1ヶ月以上、学修に手を付けられなかったこともありましたし、2年目には、体調を崩して1ヶ月入院し、スクーリングが受講できずに単位が取れなかったこともありました。また、仕事が忙しくて思うように時間が取れないこともありました。でも、その都度、「自分は何をしたいのか」と思い返し、「4年間で卒業する」という当初の目標を確認し直しました。

計画通りに進まないことがあっても、目標を達成するために次の年で挽回するんだという気持ちに切り替えて、学修を進めてきました。明確なゴールがある分、何があっても前に進むことができたと思います。人それぞれに様々な状況やスタイルがあり、一概には言えませんが、「目標をもって、それにチャレンジする」ことの大事さは、変わらないと思います。

通信制高校から創大通教を目指そうとしている方たちへアドバイスをお願いします

通信制高校には、様々な環境の中で学ばれている方が多くいます。ですが、そうした状況の中で学ぶということは、価値のあるものだと実感しています。さらにもう一歩高いレベルである大学での学びは、その価値をより高めます。
大学教育を通信で学べるということは素晴らしいことですし、創大通教は、学費の面や教育の質を見ても、本当に学びやすい環境が整っています。仕事をしていたとしても、困難な状況にあるとしても、「もう少し学びたい」という気持ちを少しでも持っているのであれば、創大通教で思う存分、学びへの挑戦ができます。なりたい自分を明確にしてくれる創大通教で、人生を切り開くチャンスに挑戦してもらいたいと思います。

かわむら  てるひろ

【好きな言葉】
建設は死闘 破壊は一瞬
【性格】
真面目
【趣味】
ゴルフ、ツーリング
【最近読んだ本】
『海賊とよばれた男』 百田 尚樹
【出身地】
兵庫県

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通信から通学へ。 転籍合格体験記

通教での学びは、今も原点。 授業に全力で臨む姿勢は、
ともに学んだ通教生の姿から

転籍試験合格 体験記②

創価大学教育学部2年
常盤亮太さん

通信教育部に入学した理由を教えてください

両親とオープンキャンパスへ行った際、創大生の活気溢れた姿に、自分もここで先輩方や仲間と共に学びたいと強く思いました。しかしながら、公募推薦で受験したものの不合格となり、兄が美容師ということもあり美容学校へ進学を決めました。
その後、美容学校へ行く中でも創価大学で学びたいと思う気持ちは変わることなく、就活の時期を迎えたとき、このまま本当に美容師として働いていいのか、自問自答を繰り返していました。しかし、このまま美容師になったら後悔すると思い、通学課程に転籍もできる通信教育部の教育学部に入学しました。

通信教育部に入学しての印象はどうでしたか

幅広い年齢の人が学んでいるなと感じました。同年代だけでなく色々な世代の方から、様々な経験を聞くことができ、私自身も学ぶことが多くありました。また、同世代の友達も沢山でき、今でも連絡を取っています。転籍試験に合格したときも、みんな喜んでくれました。
私は、通信教育部に入学するまで、勉強が好きではありませんでした。しかし、通教に入学して、スクーリングという限られた対面授業を受講していく中で、自分自身が「もっと学びたい」「もっと沢山の分野を学びたい」と勉学に対して強い思いを抱くようになりました。

転籍試験の受験はどうでしたか

2024年度

出願時に提出が必要な英語スコアについては、入学当初から英語の勉強を始めていたものの、新型コロナウイルスの影響で一度しかTOEICを受験することができませんでした。可能であれば、複数回受験をすることをお勧めします。
また、面接の対策としては、転籍の志望理由を重視し、面接官に何を聞かれても自信をもって話せるように準備しました。志望書に関しては、先輩方に添削をして頂き、何度も書き直しました。なるべく沢山の人に見てもらうといいと思います。

転籍試験当日は、教育学部のテストがあまりにも勉強したところ以外から出題されたため、想像以上に難しかったですが、自分にあるすべての知識を振り絞り最後までやり遂げました。
その後の面接では、「なぜ転籍をしたいのか」、「何を学びたいのか」などについて質問されました。緊張はあったものの焦らず、自分が考えていることをしっかりと伝えることができました。合格発表の日は、自分の合格が信じられず、受験番号を100回以上は確認して、本当に合格しているのか創価大学にも電話しました(笑)。

通教での学修は現在も活かされていますか

一つひとつの授業に全力で臨んでいることです。通教生のときは、授業が受けられる機会は限られているので、一回の授業を大切にしていました。授業中も先生の講義を一言も漏らさないとの思いでノートを取っていました。それらの経験から現在では、事前に授業の予習を行ったり、一つひとつの授業を大切に取り組んでいることに繋がっています。また、一緒に授業を受ける通教生も、真剣に学ばれており、その姿勢にも刺激を受けていました。授業に対しての姿勢は、通教で学んだからこそ、身に付けることができたと思っています。
通学課程に入学した当時は、ちゃんと単位を修得できるか不安もありましたが、通学課程での成績も良い評価を取ることができ、自信にもなっています。

今後について教えてください

私は、教育学部に入学し、「教育」について学んでいく中で、今まで理解できなかった学校での先生方のお言葉や指導、行動の全てに意味があったと気づく事ができました。そして、私自身がそれを実感できたからこそ、教師として子どもたちに同じように寄り添っていきたいと思いました。
そのため、教育学部で教職科目を取り、卒業後は一度社会人として社会経験を積み上げ、再度通信制大学に入学して、体育教師の免許取得して体育教師になりたいと考えています。

転籍試験を目指そうとしている方へアドバイスをお願いします

私から言えることはとにかく行きたいと思う気持ちを切らさないでください。その気持ちがあれば必ず合格できます。僕が行けたなら、皆さんも絶対に行けます。「自分にはできない」「無理かもしれない」と思うことがあるかもしれませんが、挑戦しなければ感じられないものが必ずあります。最後まで諦めず、目標に向かって頑張ってください。

ときわ  りょうた

【好きな言葉】
起こること全てに意味がある 
【性格】
はっちゃけてるけど、根は真面目 
【趣味】
バスケ、音楽を聴くことと歌うこと
【最近読んだ本】
『ひとりで生きる』 伊集院静
【出身地】
栃木県

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転籍試験は「自分との戦い」 諦めずにがんばれば、目標は
必ず叶えられる

転籍試験合格 体験記①

創価大学文学部3年
桑田弘美さん

通信教育部に入学した理由を教えてください

兄が創価大学に入学していて、私もキャンパスが綺麗な創価大学を受験しようと思っていました。また、もともと「言葉」に興味があり、「言葉=国語教員」と思い、教員を沢山輩出している創価大学を受験しました。
通学課程をセンター利用で受験しましたが、残念ながら不合格だったため、浪人するかギリギリまで迷っていたときに、母から通信課程を勧められました。通教入学後に、転籍試験を受験して合格すれば、合計4年間で卒業できることもあり、通信教育部の文学部に入学しました。

通信教育部に入学しての印象はどうでしたか

はじめは、自分の同級生から、大学のサークルなどキャンパスライフでの楽しい様子を聞いて、やっぱり「寂しいな」という思いが強かったです。
私が、初めて参加したスクーリングでは、10・20代の受講生がいなくて、他の学生に子供・孫のように可愛がられました(笑)。でも、はじめて参加した創価大学での夏期スクーリングでは、10・20代の通教生も沢山いたので、とても嬉しかったです。同世代の友達も20人ぐらいでき、授業の終わりに遊びに行ったりもしました。そのときのグループは、今も連絡を取り合ったり、Zoom飲み会をやったりしています。私が転籍試験に合格した後も、通教の友達が東京に遊びに来てくれました。

転籍試験の受験はどうでしたか

私は英語が苦手で、受験時に提出が必要な英語スコアも、TOEICを1回しか受験ができず、不安が大きかったです。それを挽回する気持ちで小論文と面接の対策に取り組みました。
面接対策として、志望理由書で書いたことを、どの角度から質問されても答えられるようにしました。創価大学のホームページや「創立の精神を学ぶ」などを読んで創立の精神を勉強して、転籍の志望理由や自分の学びたい学問分野、通学生になってやりたいことなどをまとめて志望理由書を作成しました。そして、更にその内容を具体的且つ簡潔に話せるよう、面接での予想問題を作ってそれに対する答えの道筋を決めて練習していきました。でも、面接は緊張してガチガチでした。当日のことはあまり覚えていません(笑)。

小論文の対策に関しては、ホームページで公開されている過去試験問題の小論文の出題傾向から、文学部の必修科目である「人間学」の学習が基になっているのではないかと予想し、人間学の教科書を読みこみました。そして実際に1時間を計って自分で作った予想問題や転籍試験の過去問を解き、それを兄に添削してもらい、書き直すという流れで対策を進めました。
転籍試験当日の小論文では自分が対策していた内容が問われたため、時間いっぱい自分の考えを書き込むことが出来ました。面接では、志望理由や将来の夢、志望理由書に書いた内容に関することなどを問われましたが、予め自分の考えを明確にしていたので、全ての質問に答えることが出来ました。

通学課程に転籍しての感想を教えてください

2020年4月から通学課程に転籍入学したので、コロナ禍で、授業もオンラインのみでした。今年に初めて山口県から八王子に引っ越してきたので、オンライン上で一緒に授業を受けていた友達と創価大学で会えて嬉しかったです。
また、通教のときは、同世代より先輩方のほうが多いので、授業のディスカッションでも色々な経験を聞く機会が多くて、他の方の意見を聞いて納得してしまうことばかりでしたが、通学課程では、同世代の同じ目線で、意見を言い合えるので、「いや私はこう思う!」とバチバチとディスカッションができています(笑)。
現在は、中学校高校の「国語」免許取得に向けて頑張っています。年間45単位ほど履修しているので、課題に追われる日々ですが、とても充実しています。最終的には故郷の山口県に教員として帰りたいと思っています。

また、通教での学びが今の通学課程での学びにも生きています。通教のときはレポート学習が多いので、レポートを書くにあたって、文章の根拠を自分で掘り下げて考える癖が付いたと思います。今もレポートを書くときや、授業中に発言するときなど、なんで自分がそう考えているかを事前に整理して話すことができるようになっていると感じます。

転籍試験を目指そうとしている方へアドバイスをお願いします

転籍試験は「自分」との闘いです。私も、このまま通信課程にいようかなと、途中であきらめそうになることもありました。でも、自分が満足できるまで全力で頑張ると決めて挑戦しました。通教の勉強と転籍試験の準備との両立は大変ですが、最後まであきらめず頑張ってください。
私は、転籍試験に合格した先輩が親身になって応援してくれ、沢山アドバイスをもらうことができ、本当に助かりました。皆さんも不安なことや聞きたいことがあれば、遠慮せず言ってください。皆さんの合格を応援しています。

くわた  ひろみ

【好きな言葉】
すべての出来事には意味がある 
【性格】
楽観的 
【趣味】
イラスト製作 
【最近読んだ本】
『アフターダーク』 村上春樹
【出身地】
山口県

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卒業生からのメッセージ

人生のモットーは、
何があっても負けないこと。 創大で新たな一歩を踏み出しました。

卒業後の私 vol.1

宮本あつ子さん

日本語教師をめざして、66歳で創大通教に入学した宮本さん。みずから3年間で卒業するという期限を設定し、海外研修で1年間休学しながらも、強い意志で取り組み、見事に目標を達成しました。
「人生では、60歳を過ぎるころ、家族最優先で生きる期間が終わり、自分ひとりのための期間が始まります。そこからどう生きるかが大切ではないでしょうか?前向きに挑戦することで、新たな景色が広がります。創大通教は、そのためのまたとないチャンスになるはずです。」
年齢や環境を言い訳にせず、夢に向かう宮本さんに、パワーの秘訣をうかがいました。

息子の夢に想いを込めて、66歳からスタート

創大を卒業した息子はマレーシアの企業に就職し、結婚して子どもも生まれ、充実した生活を送っていましたが、出張先のフィリピンで体調を崩し、34歳の若さで亡くなってしまいました。私は悲嘆に暮れて半年ほどうつ状態で過ごしました。そこから立ち直れたのは、息子の会社で残務整理をしていたとき、同僚の皆さんが、息子に日本語を教えてもらっていたと話してくれたのを思い出したからです。「彼は最高の日本語の先生でした!」と言って泣いてくれた光景が浮かび、息子にはまだまだやりたいことがたくさんあっただろうと考えるうちに、「私が息子の意志を受け継ごう」という思いが湧き上がってきました。そして息子の夢であった「世界の懸け橋に」との想いを込めて日本語教師をめざすことを決め、創大通教に入学しました。66才からの出発でした。

日本と自国の懸け橋となる人材育成に尽力したい

創大では日本語教授法だけでなく、心理学や教育学なども学び、知識の幅を広げることができました。さらに最初のスクーリングで、講義中に国際交流基金の日本語パートナーズについての紹介があり、挑戦を決意。英会話も勉強し直し、数少ない60代の合格者としてインドネシアの高校に派遣されました。日本語の授業のサポートのほか、日本文化を伝えたり、民族楽器のガムランに合わせてオカリナを演奏するなど、とてもいい経験になったと思います。帰国後は通教と並行して420時間の養成講座を受講し、不安のあった実技面を強化。レポートや試験に苦労しながらもやり遂げることができました。今後は日本語を教えることで、日本と自国の懸け橋となれるような人材育成に尽力し、私なりに国際平和に貢献していきたいと考えています。

宮本 あつ子 さん

東京都在住。2020年3月教育学部教育学科卒業
大学卒業後、臨床検査技師として医学部の研究室で難病研究に取り組む。結婚後、育児、介護を経て創大通教で日本語教師資格を取得。現在は中国のネットスクールで中国人学習者に向けてオンライン授業を行う。趣味はオカリナ演奏。

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多くの出会いが自身の学びの活力に

卒業生メッセージ vol.01

磯部亜利沙さん

創大通教の学生生活を振り返って

通信教育で卒業するまでに最も苦労した事はレポートだと思います。レポート作成のコツや方法がわかるまでは、非常に辛く感じました。「やっと終わった」というのが、最後のレポートを提出した時の正直な感想でした。
入学から卒業までを振り返ってみると、長かったような短かったような、少し寂しくも感じる不思議な気持ちです。特に、アルバイトをしながらの学習は辛い時期もありましたが、スクーリングでご高齢の方が必死になって語学の授業を受けているお姿を拝見して、頑張る力を頂き、レポートを作成する上でのカ、励みとなりました。また、スクーリングでの多くの方々とのコミュニケーションをいつも楽しみにしていました。
最終学年時には一般の学生に交じり新卒での就職活動を行い、外資系大手IT企業から内定を頂きました。これからは責任ある社会人となり社会に貢献していきます。 

創大通教へ入学される方へのメッセージ

創価大学通信教育部の魅力は、日本だけでなく海外で学ぶ方や、幅広い年代の方々と一緒にキャンパスで学ぶことができる点です。
スクーリングでは、職業、年代が異なる方と出会うチャンスがあります。それぞれ、いろいろな経験を勉強に活かしていらっしゃるので、その経験を聞くことができることも創大通教の魅力だと思います。
通教で学ばせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです。諦めなければ、絶対に夢は叶います。一歩踏み出して頑張ってください。

いそべ ありさ

【好きな言葉】
誰かの為に生きてこそ、人生には価値が有る
【性格】
前向きな性格
【趣味】
K-POP
【最近読んだ本】
「Steve Jobs(スティーブ・ジョブズ)」 ウォルター・アイザックソン
【出身地】
ロサンゼルス(アメリカ)

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すべての子どもを幸せに。 通教での学びを生かし、夢を現実に

卒業生メッセージ vol.02

宮﨑晴菜さん(教育学部卒業)

創価大学通信教育部に入学した理由は?

短大卒業後は一般企業で働いていましたが、様々な人と関わる中で、子ども時代の思い出が、その後の人生に影響することに気づき、全ての子どもを幸せにしたいとの思いから、小学校教員を目指すため創大通教へ入学しました。

通教での学修と現在の仕事とのつながり

通教ではたくさんのレポートを作成しますが、そのおかげで文章作成能力が身に付きました。授業の指導案作成の際は、お褒めの言葉をいただいたことが嬉しかったです。
創大通教は幅広い年代の方と触れ合うので、いま教員として働く中で保護者や同僚とのコミュニケーションにおいて、その経験が活かされていると感じます。誰とでもコミュニケーションができる力、自分に負けない力を身に付けることができたのは、創大通教だからこそだと思います。
最初の授業で教えていただいた、教員として“中立の立場”でいることの重要性は、今も自身で思索し続けることで成長へのエネルギーになっています。

入学希望のみなさんへ

仕事と勉強の両立は大変でしたが、学修計画をしっかり立てて友人と励まし合えたので卒業することができました。
創大通教でしか得られないたくさんの学びを皆さんも経験してください!

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通教での学びを生かし、 留学生の夢を叶えられる日本語教師に

卒業生メッセージ vol.03

金子正美さん(教育学部卒業)

創価大学通信教育部に入学した理由は?

アメリカ創価大学への留学を通し、外国人と交流することに興味を持ちました。外国の方と交流するうちに日本語にも興味を持つようになり、短大卒業後、日本語教師を目指し創大通教へ入学しました。

通教での学習と現在の仕事とのつながり

何のために学ぶのか、その心を大切に在学中から今も日々努力しています。夢を持って日本に来た外国人留学生のこれからのステップアップのために、自分ができること、伝えるべきことを意識しながら授業内容を考えています。
通教在学中に学んだ模擬授業で、事前準備の大切さを教えてもらったので、「学生にとって必要なことは何か」を考えながら興味を持ってもらえるように工夫し授業をおこなっています。
学習したことを実践し報告してくれる学生の様子や文章力、言葉遣いが上達する様子に、日本語教師のやりがいを実感しています。

入学希望のみなさんへ

通教は幅広い世代や様々な環境の方と出会うことができ、自身の価値観が大きく広がります。お互いの目標や苦労を共有しアドバイスし合いながら卒業を勝ち取ったので、今でも繋がっている方がたくさんいます。
国、世代を越えて創立者の理想を探求し勉強に励める創大通教では、素晴らしい出会いと仲間が待っています。ぜひ、入学して世界を広げてみてください!

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創立者へ考った卒業苦労の先に使命の道が

卒業生メッセージ vol.04

教育学部 児童教育学科卒業
奥田由紀さん

Q1,入学を決意されたきっかけがあれば教えてください。

大学で学びたいという気持ちがありましたが、結婚・出産・子育てなど多忙でいつしか諦めかけていました。
そんな中、子育てをしながら小学校などでのボランティアやPTA活動を通して小学校と関わることが多く、創大通教で教員免許が取得できることを知り興味を持ちました。4人目の出産を機に、「創価教育を学び、子供たちの最高の環境となるべく小学校教員を目指したい」と一念発起し、翌年入学しました。

Q2,在学中の印象に残っている思い出はありますか?

入学して1年目の夏期スクーリングで「学光祭」の実行委員として活動しました。メンバーと寝食を共にし、早朝の呼吸合わせから授業終了後に夜までの作業、そして寮に帰ってから深夜までレポート作成に皆で切磋琢磨したことが特に印象に残っています。
年齢の離れた学友とお風呂で悩みを相談したり、自身の試練に立ち向かっている話などずっと昔からの旧友のような深い語り合いも忘れられません。限られた期間での過密スケジュールではありましたが、共に乗り越えた仲間として今でも強い絆で結ばれていると感じます。
その後も皆でことあるごとに励まし合いそれぞれの課題に挑戦し勝ち越えてくることができました。

Q3,どのような思いで卒業式を迎えたのでしょうか。

いよいよ卒業を迎えられた喜びとともに、通教生活6年間の中で経験した子どもの不登校やうつ病、そして夫の失業など経済的事情から学びの継続を何度も諦めかけたことなどいろんなことが思い浮かびました。大変な時こそ「創立者と誓った卒業を!」という原点に立ち返り、また家族や地域の方々、教員や学友からの激励に支えられてここまでたどり着くことができました。
当日は雨模様でしたが、私には祝福の雨のように心地よく感じられ晴れやかな気持ちで卒業の日を迎えることができました。
夢のような素晴らしい卒業式でした。
記念映像の「お母さんありがとう!」との映像と「母」の曲を聴き、どんなに辛かったことも全部報われて、すべてに意味があり、これでよかったんだと心の底から感動し涙が止まりませんでした。こうしてすべて乗り越えることができたのも、同居している母の存在あってのことだと感謝の想いでいっぱいになりました。
さらに嬉しいことがあります。ずっと引きこもっていた長男が卒業式の数日前に一緒に東京に行きたいと言い出したのです。不登校になった高校の友人と自ら連絡を取り、会いに行きたいとのこと。私の門出の日に大きな成長の姿を見せてくれました。

Q4,卒業後の進路や目標を教えてください。

卒業式では「必ず子どもたちを幸福にできる教員になります!」と決意しました。
自宅に戻ったその日に教育委員会から電話があり、講師で特別支援学級の担任をお願いしたいとのことでした。なんと、4月から小学校の特別支援学級の担任として勤務することになったのです。春からの教員として採用を諦めていただけに思わぬ嬉しい展開にただ驚いています。
学童クラブの支援員として勤務していた時から発達障害の児童やハンディのある児童の支援に関心があったので、私にとって希望通りの採用でした。自身の子どもが不登校やうつ病、引きこもりであった経験から、そういったハンディのある児童の気持ちや保護者の方の気持ちに寄り添えるように努力していこうと思います。
創立者が示された、一人一人を大切にする創価教育の教員として、子どもたちと向き合い寄り添いながら成長していける教員になってまいります。

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挑んだ2つの大きな山 80歳で大学卒業

卒業生メッセージ vol.05

法学部法律学科卒業
本田智子さん

Q1,入学を決意されたきっかけがあれば教えてください。

若いころ、「アルバイトをするから高校に行かせてもらえないだろうか」と親にお願いしましたが許してもらえませんでした。
それ以来、我が家では進学という言葉は禁句となりました。時が経ち、結婚、出産して家庭をもちましたが、主人が亡くなり、
これからどう生きるか、やり残したものはないかと考えたとき、娘の勧めもあり、創価大学通信教育部に入学することを決めました。

Q2,在学中の印象に残っている思い出はありますか?

在学したこの4年間で私にとっての「大きな山」が2つありました。
ひとつはパソコン操作です。パソコン教室に3回通っても苦手意識が先行してなかなか身につかず、レポート提出ができるのだろうかと不安でしたが、腹を決めてパソコンに向かいました。大学からの連絡はスマホのGmailでどこにいても確認できます。2020年の夏期スクーリングはオンラインでした。しかし「80歳で大学卒業」を目指すからにはこれを乗り越えなれば達成できないと奮起して挑戦しました。創立者からの「破れぬ壁は断じてありません」とのメッセージを机に貼って頑張りました。つまづきながらも最後までできたことが自信に変わりました。
ふたつめの山は白内障の手術待ちで教科書を拡大印刷して読み込んだこと、スクーリングでは一番前の席で受講するも黒板の字が見えにくく、それでも必死に授業を受けたことでした。

授業で印象に残っているのは『憲法』です。午後からの授業で「眠くなる方は?」と聞かれ私を含め何人かが手を挙げ、眠らないように私たちの名前を呼んで質問やテキストの音読、講義の確認をされ教室の空気がやる気満々と感じました。

Q3,どのような思いで卒業式を迎えたのでしょうか。

池田先生が創立された創価大学をこの年で勉強し卒業できてとてもうれしいです。
学ぶことがこれほど楽しいものであることを教えていただいたことは宝です。

Q4,卒業後の進路や目標を教えてください。

卒業後は、地域の方の話し相手となり、相続問題、離婚、家庭問題等ある時は相談にのりながら、適切な法的手段をとれるようアドバイスして行きたいと思います。
また生涯、何かを学び続けること、挑戦する心を失わずに生きていきたいと思います。

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病を乗り越え 念願の通教文学部1期生に

卒業生メッセージ vol.06

文学部人間学科卒業
鈴木佐登実さん

Q1,どのような経緯で入学を決意されたのでしょうか。

8年前に原因不明の肺炎を発症した折に、自身の人生で後悔していること、やり残していることはないか、と考えました。
いくつか思いつきましたが、そのひとつが「創価大学通信教育部で勉強し、卒業する」ことでした。
高校は大学進学を目指していたので、進学校に進みました。そこでは、勉強をサポートしてくれる先生のおかげで成績も上がりましたが、
経済的理由で大学進学を断念することになりました。その後は就職し、充実した青春時代を過ごし、結婚し3人の娘に恵まれました。
子育ても落ち着いた頃に肺炎を発症したのです。
治療方法は薬剤投与のみでしたが、副作用が強く家事も休憩しながらの日々を送りました。
それでも家族のサポートのおかげで、一年で完治することができました。
健康になったので、まずは夏季大学講座に3~4回挑戦しました。
ある時、定期的に大学から届く資料のなかに、「文学部開設」の記載を見つけました。
すぐに家族に「通教生になりたい」と相談したところ、以前から「いつか通教を始めたい」と話していたためか、快諾してくれました。
そして、念願の通教生になりました。

Q2,実際に通教生になって、いかがでしたか?

スクーリングでは、一緒に勉強する年上の方たちの真剣に取り組む姿勢や、その方たちをサポートしながら自分自身も勉強しているメンバーの姿勢に感動しました。そして自分の勉強に取り組む姿勢をよく反省していました。特に海外在住メンバーのスクーリングに参加するまでの話を聞くたびに、「日本に居るのだから、まだまだできる!」と発心しました。
勉強を始めた当初は「レポートが作成できるのかな?」と不安でしたが、レポート作成講義に参加したり、レポート作成講義での資料を参考にしながら挑戦していくと、後半になっり、少しずつレポート作成が楽しくなってきました。

Q3,この度、卒業を迎えて感じていることがあれば教えてください。

こうして4年間で文学部一期生として卒業できたのは、対面スクーリングで友人になった方たちと、不安を感じている時やレポート作成が進まず悩んでいる時に、連絡を取り合い、互いに励まし合い踏ん張ることができたからだと思います。励まし合える友人の存在はとても大きかったです。
また、通教生に挑戦したことは、私の人生に大きな変化を与え、新しい価値を持つことができたと思います。学ぶことの喜びと「学は光」を感じ取ることができたと思います。関わっていただいた方たちには感謝しかありません。ありがとうございました。
今後は、日本語に関することを学び続け、地域の日本語教育に少しでも関わることを目指していきます。

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卒業生アンケートの結果