教授
寺西 宏友
テラニシ ヒロトモ
Profile
専門分野 | 西洋経済史 |
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研究テーマ | ドイツ近現代史 |
担当科目 | 基礎演習・演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ |
Interview
自己紹介をお願いします。
北海道生まれであることと創価大学で学んだことを誇りに思って生きています。ドイツに5年間留学したことで自身の専門の学びとともに、社会のあり方について深く考えさせられました。
研究について教えてください。
グローバル化時代の歴史認識について、特に日独の比較を中心にしています。近隣諸国から日本の歴史認識を非難されるたびにドイツが引き合いに出されますが、戦後のドイツの歩みを理解すると、そこには紆余曲折の道のりがあったことがわかります。日本の現時点の為政者が抱いている歴史認識が最終的に固定的なものということではなく、これからの世代が変えていくことは十分に可能だということを主張しています。
その研究が進むと、どのような社会貢献が期待されますか。
これからの社会を担っていく世代の学生の皆さんが、過去の歴史に興味を持ち、正しい知識に基づいた歴史認識を抱くことは、ヒトの移動・交流が加速化していくグローバル社会で生きていく上で、必須の要件であると思います。
ゼミではどんなことが学べますか。
日本の近代における戦争の歴史についての正しい知識を身につけられます。また、ドイツが思い出したくないような過去の歴史とどのように向き合ってきたかを学びます。
学生の皆さんに一言お願いします。
歴史を学ぶゼミではありますが、未来に生きるための歴史学習を目指しています。