教授

牛田 伸一

ウシダ シンイチ

Profile

専門分野

教育学

研究テーマ

ドイツ教授学の研究、学校教育学の研究

担当科目

教育方法論、特別活動など

専門分野

教育方法学(教授学)
学校教育学

研究テーマ

・一般教育学と一般教授学の関係に関する研究 ・伝統的な教授学の鍵概念の理論的な展開に関する研究(教育的教授、教育的タクトなど) ・伝統的な教授学の鍵概念の実践的な展開に関する研究(改革教育学志向の学校改革の構想と実践の研究)

研究内容

きわめて粗い表現になりますが、一般教育学と一般教授学の間に、これまで研究の足場を置いてきました。以下に主な研究業績を挙げますので、そちらをご参照いただければと思います。 「ビーレフェルト実験学校と学力調査――学校的学びを問い直す」『学校教育研究(第20号)』(日本学校教育学会、2005年8月)、129-143頁。(共著論文) 「プランゲの学校における教育不要論の論理――『教育的教授』を解体する『教授学的差異』(Didaktische Differenz)」『教育方法学研究(第31巻)』(日本教育方法学会、2006年3月)、49-60頁。(単著論文) 「システム理論的構成主義に基づく改革教育学志向の教授学に対する批判――オートポイエシスと操作意図の背理をめぐって」『関東教育学会紀要(第33号)』(関東教育学会、2006年10月)、29-39頁。(単著論文) 「学校批判としての『教育的教授』論――教授学的な論理を機軸としたヘルバルトの学校批判とその教授学的意味」『教育方法学研究(第33巻)』(日本教育方法学会、2008年3月)、109-120頁。(単著論文) 「相互作用システムとしての『教育的教授』論――因果テクノロジーの欠如と『教育的教授』論の間」『関東教育学会紀要(第35号)』(関東教育学会、2008年10月)、1-12頁。(単著論文) 「『教育的教授』論と教科指導(学校教授)」『学校教育研究(第24号)』(日本学校教育学会、2009年8月)、32-44頁。(単著論文) 「『教育的タクト』とシステム理論――教育のパラドックスのコミュニケーション的変換と継続」『教育方法学研究(第37巻)』(日本教育方法学会、2012年3月)、71-82頁。(単著論文)

研究・教育方針

これもまたきわめて粗い表現になりますが、いままでと同様に今後の研究についても、一般教育学と一般教授学の鍵概念の理論的・実践的な展開を究明することが柱になっています。理論的な展開の場合には、とても抽象的な議論を扱うのですが、実践的な展開となると、改革学校の教育実践の調査など、先ほどとは反対に議論は具体的になります。この両方向へと研究を進めていますが、相変わらず課題は山積みのままです。

メッセージ・ひとこと

学習のなかで追究したい問題意識がはっきりしてくること願っています。

研究テーマ

教授学と創価教育学