中国の厦門大学、清華大学からの研究教員が研究成果を報告しました
本学と交流協定を締結している中国の厦門大学、清華大学から2名の研究教員を招聘し、滞在中の研究成果報告会を8月~9月にかけて開催しました。
報告会では、厦門大学の鄭国慶教授が「日中のモダニズム文学と東アジアのモダニティ」をテーマに報告しました。日本・中国・台湾の現代文学を比較研究することで、「白話文学(口語を基にした文学)」がどのように相互作用し、東アジアの現代文学体制が形成されたかを明らかにしました。日本の二葉亭四迷の文学展開や白樺派の役割などを各国・地域の事例と関連づけて論じました。
また、清華大学の梁爽副教授が、「コミュニケーション能力を育成する日本語教育に関する研究」と題して報告しました。