文学研究科の菅野博史教授が『現代語訳 法華文句』(下)を出版しました

本学文学研究科の菅野教授が、『現代語訳 法華文句』(上)に引き続き、公益財団法人東洋哲学研究所から、『現代語訳 法華文句』(下)を3月16日(月)に出版しました。

『法華文句』全十巻は天台大師智顗(538-597)の『法華経』の講義を、弟子の章安大師灌頂(561-632)が書物としてまとめたもので、『法華玄義』、『摩訶止観』と並んで天台三大部の一つとして数えられ、『法華経』の随文釈義の注釈書として、古来、長く広く読み継がれてきました。本書は、詳細な注を付した本邦初の現代語訳で、総頁は864頁となります。

長年にわたり中国天台教学を研究してきた菅野教授は、「『法華玄義』(上)(下)に引き続き、今回の出版で『法華文句』の現代語訳を完成させることができました。大変嬉しく思っております。今は『摩訶止観』の現代語訳に取り組んでいますので、何とか、天台三大部の個人現代語訳を完成させたいと思っています」と述べました。

教授

菅野 博史

カンノ ヒロシ

専門分野

仏教学、中国仏教思想研究

研究テーマ

中国における法華経注釈書の研究、中国天台宗の研究、中国三論宗の研究、南北朝・隋代の中国仏教思想の研究

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