理工学部木下フローラ聖子教授が「日本バイオインフォマティクス学会賞」を受賞しました

写真提供:日本バイオインフォマティクス学会事務局

本学理工学部の木下フローラ聖子教授が「日本バイオインフォマティクス学会賞(2026年)」を受賞しました。日本バイオインフォマティクス学会賞とは、バイオインフォマティクス分野において学術上非常に重要な貢献をした研究者を讃える賞で、各事業年度につき最大1名に与えられます。

木下教授の研究分野である糖鎖は、DNA・タンパク質に次ぐ「第三の生命鎖」と呼ばれ、細胞間の情報伝達や免疫・疾患など多様な生命現象に深く関わっています。しかし、その構造は複雑かつ分岐があるため情報化が困難であり、生命情報科学の分野においてデータとして統合的に扱うことが難しいという特徴があります。
今回の受賞題目は「糖鎖を融合した真の生命科学の解明」であり、木下教授は、生命科学と情報科学(バイオインフォマティクス)の融合を目指し、長年にわたり基盤構築と国際展開に取り組んだ結果、本学会賞の受賞となりました。

また、8月28日(金)には、授賞式および受賞記念講演が神奈川県相模原市の小田急ホテルセンチュリー相模大野で行われ、受賞題目のタイトルで木下教授が登壇しました。

【木下教授のコメント】
「このたびは身に余る賞をいただき、大変光栄に思っております。私が糖鎖科学に出会った当時、この分野はデータベースも標準もない状態でした。その中で地道に基盤をつくってきた仕事を、バイオインフォマティクス学会から評価していただけたことを大変に嬉しく思います。この受賞は決して私一人の力によるものではなく、家庭を支えてくださった家族、研究室の学生やスタッフ、国内外の共同研究者の皆様、そして長年支えてくださった日本バイオインフォマティクス学会の皆様との協働の成果です。心より感謝申し上げます。
データと標準、そして国際的なコミュニティが整った今こそ、糖鎖の情報が生命の理解や医療に生きる段階に入ったと感じています。受賞題目にもある『真の生命科学の解明』に向けて、これからも歩みを進めてまいります。」

【関連リンク】

教授

木下 フローラ聖子

キノシタ フローラキヨコ

専門分野

計算機システム・ネットワーク、生体生命情報学、応用ゲノム科学、生物分子科学

研究テーマ

糖鎖の機能解明のための糖鎖インフォマティクスリソースの開発

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