カリキュラム

4年間の学びの流れ

1年次

グローバルスタンダードな経済理論の入門を学びます。
春学期:ミクロ経済学、経済数学入門
秋学期:マクロ経済学、経済と歴史

2年次

自分の興味に応じて、ゼミや科目群を選択できます。

春学期:ミクロ経済学中級、基礎統計学、簿記入門、気候変動の経済学
秋学期:マクロ経済学中級、開発と貧困の経済学、金融論

3年次

さまざまな社会問題に取り組む経済学を学習します。
3年次に海外に飛び立つ人もたくさんいます。

春学期:原因と結果の経済学、国際経済論、社会貢献と経済学
秋学期:計量経済学上級、環境経済論、現代経済史

4年次

仲間たちと励ましあって、就職活動。
学生生活の総仕上げとして、卒業論文作成に取り組みます。

春学期:ファイナンス論
秋学期:卒業論文研究

2023年度から始まった新カリキュラムの概要

社会課題解決に貢献する人材育成を目指します。学生は複数のコースから選択し、SDGs実現力を高めるS-Cubeプログラムに参加します。

人間主義経済学 × SDGs

経済学部では、2023年度より新カリキュラムがスタートしました!
世界には、深刻さを増す地球温暖化や依然として存在し続ける貧困・不平等など、多くの課題が溢れています。

経済学部では、「冷静な頭脳」と「温かい心」をもって上記の世界的課題や身近な暮らしに潜む諸問題にアプローチし、持続可能な社会の実現に貢献できる人材を育成します。

複雑化する社会の構造を読み解く力を養う 3つのコース

  • データ&ファイナンス・コース
  • ポリシー・スタディーズ・コース
  • グローバル&ディベロップメント・コース

経済学部生は、上記3つのコースから必ず1つを選択します。

SDGs 実現力を育む S-Cube Program

SDGs 実現力を身に付け、新しい社会のカタチをデザインしよう

持続可能な社会を構築する価値創造の人材を育成するプログラムであり、誰一人取り残さない新しい経済・社会システム構築に貢献できる人材を育成すること(SDGs実現力)を目標としています。

教員による手厚いサポートの下で、課題発見力・分析力を磨きます!
実務家の方々に自分達が考えた施策を提案し、評価を受けられます!

科目の学習を通じて、SDGs 実現力を養おう
「行動経済学入門」

心理・感情に基づく人々の行動を分析!

「原因と結果の経済学」

フィールド・ワークにより社会課題を肌で実感!

あなたが思い描く未来の社会とは?

【エネルギー・食料】
  • 再生可能エネルギーの普及を促進!
  • スマートシティの実現により地域の課題を解決!
  • 国内で食料を安定供給するための施策を提案!

[関連科目]
気候変動の経済学
農業経済論
資本市場と証券投資

【発展途上国の貧困】
  • 貧困問題の原因を探究し、新たなアプローチを提案!
  • 誰もが笑顔になる教育制度を提案!
  • 気候変動に適応するレジリエントな町づくりを提案!

[関連科目]
開発と貧困の経済学
国際開発協力論
グローバル経済

 

【地方創生】
  • 後継者不足に悩む中小企業を支援!
  • シャッター街を活気ある商店街へと復活!
  • 観光資源を活用し地元の魅力を発信!

[関連科目]
環境経済論
財政学
ローカル・ビジネス論(営)

履修モデル例
問題意識「プラスチックごみによる海洋汚染を食い止めたい」

【ベースとなる専門科目】
ミクロ経済学(1年次春学期)、マクロ経済学(1年次秋学期)、基礎統計学(2年次春学期)

【履修モデル(S-Cube関連科目)】

2年次春学期 2年次秋学期 3年次春学期 3年次秋学期
グローバル経済Ⅰ 開発と貧困の経済学 アフリカ経済論 人間主義経済学
  行動経済学入門 国際開発協力論 農業経済論
  原因と結果の経済学 気候変動の経済学 環境経済論
  グローバル経済Ⅱ 社会貢献と経済学 環境と開発
    S-Cube演習 ヨーロッパ経済論
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教育目的と各ポリシー

学部の教育目的、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、およびアドミッション・ポリシーについて詳述しています。

理念・目的

創価大学経済学部は、開学以来、建学の精神である「人間教育」「大文化建設」そして「平和創出」に基づき、グローバルな経済社会を担うリーダーの育成を目指してきました。とくに、人類の新しい経済のあり方を問う「人間主義経済」の理論的・実践的な研究は、創価大学経済学部が独自に担う使命です。

教育目標

創価大学経済学部は、以下の3つの教育目標を掲げます。

  1. 体系的な経済学教育を通して、問題発見・解決能力と論理的思考力を備えた人材を育成する。
  2. 英語による経済学教育を通して、グローバル社会で役立つコミュニケーション力を備えた人材を育成する。
  3. 人間主義に基づく経済学教育を通して、世界の平和と人類の幸福に貢献する人間力を備えた人材を育成する。

ディプロマ・ポリシー

経済学部は、全学、および本学部の教育目標に基づき、以下の能力や学識の修得を求め、学位授与の要件を満たした学生に、学士(経済学)を授与します。

  1. 経済学を用いて、社会現象を複眼的視点から論理的また統計的に理解・分析することができる。
  2. 世界の多様性、および経済問題・社会問題の多面性を理解し、関連する知識と語学力を活用して適切な議論を行うことができる。
  3. 経済学の学修を通じて、自らの行動を律し、また多様性を尊重し、他者と協働しながら、目標を達成することができる。
  4. 経済問題・社会問題に取り組み、人々の平和と幸福の実現に向けて、経済学を用いて解決策を提案することができる。

カリキュラム・ポリシー

経済学部は、全学、および本学部のディプロマ・ポリシーに基づき、学生がラーニング・アウトカムズを達成できるよう、以下の方針でカリキュラムを編成しています。

  1. 経済学を用いて、社会現象を複眼的視点から論理的また統計的に理解・分析することができるようになるために、まず、必修科目「ミクロ経済学」「マクロ経済学」で経済理論の基礎を、「経済数学入門」「基礎統計学」で数量的分析の基礎を学びます。その後、中級レベルのミクロ経済学、マクロ経済学、また「データサイエンス」など統計関連科目を学び、応用経済学の諸科目を段階的に履修します。こうして経済学を用いた社会分析の具体的手法を学び、複眼的視点をもった論理的・統計的思考力を養います。
  2. 世界の多様性、および経済問題・社会問題の多面性を理解し、関連する知識と語学力を活用して適切な議論を行うことができるようになるために、必修科目「経済と歴史」で経済への歴史的アプローチを、必修科目「簿記入門」で簿記の基礎を学びます。2年次からは、コース導入科目である「金融論」「財政学」「日本経済史」「開発と貧困の経済学」「気候変動の経済学」等を履修し、世界の経済・社会問題に関連するより高度な知識を学び、それをもとに自ら課題を設定する力を養います。
    また、必修科目「学術文章作法」(共通科目)、英語(6単位必修)で、言語表現力の基礎を学びます。IP (International Program) では、学術英語を学んだ後、英語で経済学を学び、英語によるコミュニケーション力を養います。
    さらに、必修科目「演習 Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ」において、具体的な経済問題・社会問題についてディスカッションを通して学び、討議推進力を養います。さらに、SUCCEED (Soka University Courses for Comprehensive Economics Education) プログラムの科目を履修することにより、世界から集まった留学生とともに英語で、日本・アジアの経済問題・社会問題を学ぶことができます。
  3. 経済学の学修を通じて、自らの行動を律し、また多様性を尊重し、他者と協働しながら、目標を達成することができるようになるために、まず、1年次の必修科目「初年次セミナー」(共通科目)でタイム・マネイジメント、グループ学習、アクティブラーニングの基礎を学びます。その後、「演習Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ」、IP (International Program)、その他の専門科目でグループ学習やアクティブラーニングを行い、自己育成力、対人基礎力、目標達成力を養います。
  4. 経済問題・社会問題に取り組み、人々の平和と幸福の実現に向けて、経済学を用いて解決策を提案することができるようになるために、必修科目「演習Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ」で個人やグループでのリサーチを通して、経済・社会問題に取り組みます。また、「社会貢献と経済学」で、経済学がいかに社会に貢献し得るのかを実践的に学び、「人間主義経済学」では、人間主義に基づいた新しい経済の在り方を構想することによって、人々の平和と幸福の実現に向けて経済・社会問題の解決に取り組みます。さらに「演習Ⅳ」「卒業論文研究」では、教員の指導のもと、個人で課題を設定して、経済学を用いて、その解決策を提示します。

アドミッション・ポリシー

経済学部は、創価大学のアドミッション・ポリシー並びに本学部の理念・目的に基づいて、本学部の教育目標で提示した人材へと育ちゆく資質・能力を備えた学生を広く国内外から、以下のような方法で選抜します。

  1. 経済学部が、開学以来、掲げてきた人間主義経済の理念に共感し、世界の平和と人類の幸福に貢献し、グローバル社会でリーダーとして活躍する意志をもって本学部での学修を希望する学生。総合型選抜(PASCAL入試、基礎学力方式、小論文方式)、学校推薦型選抜(指定校推薦入試)において、面接試験を通してその意志を評価します。
  2. 問題発見・解決、さらに論理的な思考・判断・表現に必要とされる十分な知識・技能を修得するための基礎学力を有している学生。総合型選抜(PASCAL入試、基礎学力方式、小論文方式)、学校推薦型選抜(指定校推薦入試)、一般選抜の大学共通テスト利用入試、全学統一入試、一般入試《以下(一般選抜)》、そして外国人入試(英語プログラム「SUCCEED=Soka University Courses for Comprehensive Economics Education」を含む)では、とりわけ、基礎的な知識・技能や思考力・判断力・表現力を評価します。
  3. グローバル社会で活躍するうえで必須となる基礎的な英語能力を有している学生。総合型選抜(PASCAL入試、基礎学力方式、小論文方式)では、各種英語資格試験において一定のスコア基準を満たした者に対して優遇する措置をとります。
  4. 現実の経済社会問題に関心を持ち、自ら考え行動することによって問題解決に主体的に取り組むと同時に、多様な人々と協働して学ぶ意欲のある学生。総合型選抜(PASCAL入試、基礎学力方式、小論文方式)、学校推薦型選抜(指定校推薦入試)では、書類審査と面接試験を実施し、高等学校等までの取り組みにおける主体性、学習意欲を評価します。また総合型選抜(PASCAL入試)では、アクティブ・ラーニングの手法を用いた「グループ・ディスカッション」により、個々人の主体性、多様性、協働性、表現力を評価します。総合型選抜(小論文方式)では「小論文」により、思考力や表現力等を評価します。一般選抜においては、主体性、協働性に関する高等学校等までの取り組みについて出願時に記入を求め、入学後の修学指導等に活用します。

アセスメント・プラン

アセスメント項目
(ディプロマ・ポリシー等)
アセスメント指標(実施時期)
(1) 経済学を用いて、社会現象を複眼的視点から論理的また統計的に理解・分析することができる。
  • 必修科目「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「経済数学入門」での達成度測定
  • 必修科目「基礎統計学」での達成度測定
  • 全卒業生に対するアンケート調査(卒業時)
  • 授業アンケート
  • 学生生活アンケート
(2) 世界の多様性、および経済問題・社会問題の多面性を理解し、関連する知識と語学力を活用して適切な議論を行うことができる。
  • 必修科目「経済と歴史」での達成度測定
  • 必修の英語科目を含むインターナショナル・プログラムでの達成度測定
  • 必修科目「経済と歴史」「演習I・II」「演習III」での達成度測定
  • TOEFL, TOEICのスコアを用いて英語コミュニケーション力の達成度測定
  • 全卒業生に対するアンケート調査(卒業時)
  • 授業アンケート
  • 学生生活アンケート
(3) 経済学の学修を通じて、自らの行動を律し、また多様性を尊重し、他者と協働しながら、目標を達成することができる。
  • 必修科目「演習III」での達成度測定
  • BEVI
  • 全卒業生に対するアンケート調査(卒業時)
  • 授業アンケート
  • 学生生活アンケート
(4) 経済問題・社会問題に取り組み、人々の平和と幸福の実現に向けて、経済学を用いて解決策を提案することができる。
  • 必修科目「演習III」、および「演習IV」「卒業論文」での達成度測定
  • 全卒業生に対するアンケート調査(卒業時)
  • 学生生活アンケート
  • SOKA Generic Skillテスト(コンピテンシー)の推移

「求める教員像」及び「教員組織の編制方針」

<教員組織の編制方針>

  1. 大学設置基準、大学院設置基準及び専門職大学院設置基準に基づくとともに、教育研究上の専門分野等のバランスを考慮しながら、経済学部における教育研究上の目的等を実現するために、必要な教員を配置する。
  2. 教員間の連携体制を確保して組織的な教育研究を行うために、教育課程や大学運営等において適切に教員の役割を分担する。
  3. 広く国内外に人材を求め、年齢・性別構成及び社会実践経験等の有無に配慮する。
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卒業要件

学生が卒業するために必要な単位数、GPA基準、学科ごとの要件を紹介します。

経済学部の学生が、卒業までに必要な単位数は下表の通りです。
その上で、次のことを満たさないと、卒業までに必要な単位数を修得しても卒業できません。

  • 通算GPAが2以上であること。
  • 人文科学系・自然科学系の2分野から各々8単位以上を修得すること。

※人文科学系=共通・専門科目一覧表の分野で「人文」の表記のある科目
 自然科学系=共通・専門科目一覧表の分野で「自然」の表記のある科目

授業科目 科目特性 卒業に必要な単位
共通科目
(P.56~60)
①基礎科目 初年次セミナー 必修科目 2単位 左記の単位数を超えて修得した
単位は「自由選択」の単位として
算入されます。
学術文章作法 選択必修科目 2単位
②大学科目 選択必修科目 4単位
④世界市民教育科目 選択必修科目 4単位
⑤数理・データサイエンス・自然科目 データサイエンス入門 必修科目 2単位
⑥人文・社会・健康科目 選択必修科目 2単位
⑦キャリア教育系科目 選択必修科目 2単位
外国語科目 第1外国語 ※1 選択必修科目 6単位
第2外国語 ※2 選択必修科目 4単位
経済学科
専門科目
(P.72~74)
選択必修科目 ※3 28単位
選択科目 38単位
選択したコースから[▲印]から合計18単位以上を習得すること。
自由選択
※4
『共通科目』『経済学科専門科目』『多学科専門科目』から自由に選択して習得した単位 30単位
合計 124単位

※1 第1外国語は、原則として「英語」とし、共通科目の「③言語科目(英語)」(P.56)又は学部英語科目(P.74)から6単位取得してください。
経済学科では、卒業に必要な英単6単位は、以下の学部英語科目を履修することによって満たすことができます。

Non-IP 生 Economics English Communication Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ
IP 生
Pre-IP 生
Academic Foundations for Economic Majors Ⅰ,Ⅱ;
Global Economy Laboratory; Economics Laboratory A, B

また、IP, Pre-IPを第1セメスターのみ履修した学生は、Economics English Communication を履修し、残りの英語単位を習得してください。
※2 第2外国語は、共通科目の「③言語科目」(P.56〜57)から、第1外国語として選択した言語以外の1つの言語(ただし言語演習を除く)で4単位修得してください。
※3 専門選択必修科目で卒業に必要な単位数(28単位)を超えて習得した場合には専門選択科目として算入されます。
※4 自由選択とは『共通科目』『経済学科専門科目』『他学科専門科目』のどの科目でも自由に選択して単位を習得することができます。
ただし、『共通科目』のうち卒業基準単位数が定められている科目群の科目と『経済学科専門科目』の単位は、各々の卒業に必要な単位数を超えて修得した場合に自由選択の単位となります。例えば、専門科目の選択科目を40単位習得した場合に、2単位が自由選択の単位として計算されます(自由選択を30単位修得済の場合は、卒業基準単位数を超えた単位として計算されます)。

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履修モデル(1,2年次)

標準的な履修モデルを掲載しています。

1,2年次

履修の仕方は、IP生、Pre-IP生と一般学生で異なります。各セメスター20単位の履修制限内での標準的な履修モデルは以下の通りです。各人の興味に応じて、これ以外の履修をすることも可能です。
また、IP科目は、レベルによって異なるので、以下のモデルに示した以外の科目の履修が求められることがあります。

第1セメスター IP生・Pre-IP生 Non-IP生
専門選択必修科目 ミクロ経済学(4) ミクロ経済学(4)
経済数学入門(4) 経済数学入門(4)
  簿記入門(4)
専門選択科目 Introduction to Economic Reasoning(4)  
学部学科英語科目 Academic Foundations for Economic Majors Ⅰ(2) Economics English Communication I [2]
共通科目 初年次セミナー(2) 初年次セミナー(2)
「言語科目(英語以外)」から1科目(2) 「言語科目(英語以外)」から1科目(2)
「キャリア教育系科目」から1科目(2) 「キャリア教育系科目」から1科目(2)
  「大学科目」から1科目(2)
第2セメスター IP生・Pre-IP生 Non-IP生
専門選択必修科目 マクロ経済学(4) マクロ経済学(4)
経済と歴史(4) 経済と歴史(4)
専門選択科目 Global Economy Lecture(2)  
学部学科英語科目

Global Economy Laboratory (2)

Economics English Communication Ⅱ [2]
Academic Foundations Ⅱ [2]  
共通科目 「言語科目(英語以外)」から1科目(2) 「言語科目(英語以外)」から1科目(2)
データサイエンス入門(2) データサイエンス入門(2)
学術文章作法 Ⅰ(2) 学術文章作法(2)
  「キャリア教育系科目」から1科目(2)
  「世界市民教育科目」から1科目(2)
  • 1年次:必修科目(「初年次セミナー」「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「経済と歴史」;一般学生はさらに「簿記入門」)、IP科目もしくは学部英語科目は必ず履修してください。その他、言語科目(英語以外)、データサイエンス入門、学術文章作法、キャリア教育科目の履修を強く推奨します。
  • 2年次:必修科目(「基礎統計学」「演習I」、IP生はさらに「簿記入門」)、IP科目もしくは学部英語科目は、必ず履修してください。また、コース選択を考えて、その導入科目を履修してください。さらに、ミクロ経済学中級、マクロ経済学中級の履修を強く推奨します。1年次にIP、Pre-IPで共通科目を十分に履修していない学生は、2つ目のコース導入科目の代わりに、共通科目を履修してください。
第3セメスター IP生・Pre-IP生 一般学生
専門選択必修科目 基礎統計学(4) 基礎統計学(4)
簿記入門(2)  
専門選択科目 ミクロ経済学中級(4) ミクロ経済学中級(4)
コース導入科目を1科目(4) コース導入科目を2科目(8)
Economics Lecture A(4)  
学部学科英語科目 Economics Laboratory A (2) Economics English Communication Ⅲ (2)
共通科目など   自分の興味のある科目(2)
第4セメスター IP生・Pre-IP生 一般学生
専門選択必修科目 演習I (2) 演習I (2)
専門選択科目 マクロ経済学中級(4) マクロ経済学中級(4)
コース導入科目を1科目(4) コース導入科目を2科目(8)
Economics Lecture B(4)  
IP・英語科目 Economics Laboratory B (2)  
共通科目

「大学科目」から1科目(2)

 
「世界市民教育科目」から1科目(2)  
共通科目など   自分の興味のある科目(6)
1年秋学期の「ミクロ経済学」、2年春学期の「マクロ経済学」

E評価となった学生対象により基礎的な学修を丁寧に行うため、原則として、成績は、B、C、D、E、Nのみの評価になります。
1年春学期の「ミクロ経済学」、1年秋学期後期の「マクロ経済学」でEを取った学生は必ず履修してください。履修しない場合は、アカデミックアドバイザー(初年次セミナー担当教員)の許可を得なければなりません。

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学部英語科目とIP,SUCCEED科目

各学生の希望および英語のレベルに応じて、以下の英語教育のコースを設けています。

(1)International Program(IP)

英語で専門科目の基礎を学ぶと同時に学術的な英語能力とディスカッション能力を養うプログラムです。IPでは、各セメスターに6単位の科目を履修し、毎週、授業・授業外を合わせて計約20時間以上の学習時間を必要とします。各授業は、次のページの図に示したように、英語力(ITPテストのスコア)に応じてクラス分けが行われます。IPの履修を続けるには、セメスターごとに決められた英語力に到達し、さらに、各セメスターで3以上(第1セメスターのみ2.7以上)のGPAを取らなくてはなりません。

(2)Pre-IP

IPの履修を目指す1年生のためのプログラムです。各セメスターに6単位の科目を履修し、学術的な英語力の向上を目指します。

(3)一般学生

各セメスターにEconomics English Communication (2単位)を履修し、総合的な英語力の向上を目指します。

(4)SUCCEED(Soka University Courses for Comprehensive Economics Education)科目

留学生とともに英語で経済学を学ぶ科目です。日本人学生も以下の1,2のいずれかの条件を満たせば、履修できます。
1.①Global Economy Laboratory,Economics Laboratory A,Economics Laboratory Bの3科目のうち2科目以上の単位修得、②TOEFL-ITPスコア530以上
 ③通算GPA2.70以上、のすべての条件を満たす。
2.TOEFL-iBT 79点以上
 原則として、1クラスあたりの定員を留学生含めて20名とし、これを超過する履修希望者がいた場合は、経済学部生の履修を優先とします。

※入学時にTOEFL-ITPが520点以上の場合、Semester 1 にAdvanced Aから学修を始める場合があります

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2年次以降に開講される科目の多くは、事前に特定の科目を履修しておくことが求められます。これらの条件は、各科目のシラバスに明記されているので、履修の前に必ず確認するようにしてください。とくに、「ミクロ経済学中級」「マクロ経済学中級」は、その履修が、多くの科目で前提とされるので、2年次のうちに履修することが強く推奨されます。

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コース制

2年次秋学期(第4セメスター)の履修登録で、コースを選択して登録します。

選択したコースが指定する科目群の中から18単位を修得しなければなりません。

データ&ファイナンス

データ処理能力、統計分析、計量経済学のスキルを習得し、ファイナンス分野や国際ビジネスの舞台において新たな価値を創造しゆく力を養います。

ポリシースタディーズ

ローカル・エコノミー、日本・世界経済が直面する循環型経済社会の構築、新産業の創出、地方創生、AIと雇用問題、食糧の安定的供給、少子高齢化といった諸問題の解決をめざし、有効な経済政策・戦略の立案・デザインができる力を養います。

グローバル&ディベロップメント

日本を含めた先進経済とアフリカ・アジアなどの新興・開発途上経済の持続可能な発展について、国内外の歴史や文化を通じて考えるとともに、貧困問題や気候変動解決のための国際的な開発協力政策についての学修を通じて、グローバルな視点で経済活動を理解し、広い視野と分析力を養います。

SUCCEED(Soka University Courses of Comprehensive Economic Education)

英語による講義のみで構成されるコースです。日本人学生も以下の①、②のいずれかの条件を満たせば、このコースの科目を履修できます。

①以下の3つの条件をすべて満たす。

a)Global Economy Laboratory、Economics LaboratoryA、Economics LaboratoryBの3科目のうち2科目以上の単位修得

b)TOEFL-ITPスコア530以上

c)通算GPA2.70以上

②TOEFL-iBT79点以上

選択したコースの変更

第4セメスターで選択したコースを変更する場合は、第5セメスター以降の履修登録時に変更することが可能です。ただし、コースを変更した場合、変更先のコースが指定する科目群から18単位を修得しなければなりません。したがって、安易にコースの変更を行うと卒業に影響がありますので、コースを選択する際は将来の学修の方向性などよく考えて登録するようにしてください。

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演習(ゼミナール)

専門演習に関する詳細を提供しています。これには2年次秋学期から開講される少人数制のゼミナールが含まれ、学生は4年間の演習に継続して参加します。

(1)演習の開講時期

専門演習は、2年次秋学期以降に、少人数制(原則定員12名)で開講されます。「演習I」(2年次秋学期)「演習Ⅱ」(3年次春学期)「演習Ⅲ」(3年次秋学期)は必修です。「演習Ⅳ」は、4年次秋学期に選択科目として開講されます。原則として、一人の教員の演習に、「演習I」から「演習Ⅳ」まで継続して所属します。

(2)演習ガイダンス及び申し込み時期

2年次春学期にガイダンスおよび申し込みがあり、そこで所属する演習が決定されます。
したがって、教員が選考資料の1つとして使用するのは、1年次の成績となります。

※演習の選択は、3つのコースから選択した専門分野と必ずしも関連している必要はありません。

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現代経済

履修上限
単位数
※学期毎の上限単位数
履修制限
除外科目
成績優秀者になるための
基準
成績優秀者の
履修制限緩和
早期卒業するための基準
学期毎の
修得下限
単位数
直前セメスターのGPA数値 追加単位数 上級年次
履修
卒業判定時
通算GPA
数値基準
4セメスター終了時点の条件
通算GPA
数値基準
最低修得
単位数
20単位 特設課程
科目
16単位 4.2 4単位 4.2 4.2 84
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専門科目の認定

留学先で取得した科目の単位

交換留学先の大学、もしくは私費留学で経済学部教授会が適当と認めた大学において修得してきた経済学専門科目の単位は、経済学部教授会の議を経て、創価大学経済学部のカリキュラムや授業時間数にしたがって、創価大学経済学部の単位として認定されます。経済学専門科目の単位の認定を希望する学生(他学部生を含む)は、全学共通の海外留学単位認定願(専門科目)・講義内容(教務課窓口で配布)・留学先で発行した成績証明書原本【成績基準を含む】(教務課で写しを取った後に本人に返却)に加え、留学先での講義シラバスを教務課に提出してください。

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関連リンク