学科の概要
学部長からの学科に対するメッセージ
児童教育学科では、小学校教員および幼稚園教諭の養成を中心に、児童教育の分野において学識と実践力を備えた人材の育成を目指しています。教育学部は2026年度に50周年を迎えましたが、その歩みのなかで、本学科は両養成において確かな歩みを重ねてきました。現在では、その基礎の上に特別支援学校教諭免許状の取得も可能となっており、子ども一人ひとりに応じた教育に取り組むための道も開かれています。
また、児童教育学科には教職大学院教職研究科への5年一貫プログラムも設けられており、学部から大学院へと接続しながら、より実践的・専門的に教師としての形成を深めていくことができます。加えて、他学科科目履修制度を活用することにより、中学校教諭免許状(英語・社会)、高等学校教諭免許状(英語・公民)の取得も可能です。こうした制度的な広がりは、教師としての進路や形成の幅をいっそう豊かなものにしています。
本学科では、教育は何を目指すのか、そのために教師は何をすべきなのか、という問いを持ち続けることのできる教員を育てたいと考えています。子どもが自分はどこへ向かうのか、何をなすのかを考えていくように、教師自身もまた、自分はどこへ向かうのか、何をなすべきなのかという問いの外には立てません。教師の仕事は、既成の方法をそのまま適用することではなく、目の前の子どもたちの姿に即して考え、判断し、働きかけていくことにあるからです。そうした教師であればこそ、授業や学級づくりを工夫し、新しいテクノロジーについても、その意義と限界を見きわめながら教育に生かしていくことができるはずです。児童教育学科は、教職大学院とも連携しながら、これからも子どもの教育に真正面から向き合い、自ら考え、工夫し、歩み続ける教師を育ててまいります。