「全学総合防災訓練」を実施、震度6弱の地震発生を想定
隔年で開催している「全学総合防災訓練」を、10月31日(木)に実施し、キャンパス内の学生と教職員が参加しました。
大規模地震発生時の初動対応の訓練を目的に、感染対策を講じながら行い、終了後集まった学生・教職員に非常食とパン・ジュースを配布しました。
午前11時50分、緊急地震速報の訓練報が発信され、「八王子市内を中心に震度6弱の地震が発生しました」との日本語と英語による校内アナウンスとともに防災訓練が開始。教室等で防災教育映像を視聴した後、職員による避難誘導のもと、階段での避難経路を確認しながら、学生は学内で定められた4箇所の避難エリアに移動しました。避難完了の確認後には、システムによる安否登録を実施し、災害が起きた際の行動を確認しました。
その他、けが人が発生した想定で、中央教育棟に設置されている階段避難車(イーバックチェア)などを使用し、けが人の避難介助訓練を行いました。
講評では八王子消防署・井手予防長が、「皆さん落ち着いて避難されており、素晴らしかったと思います。創価大学のキャンパスは広く、建物も頑丈ですので、地震が起きた際も安心して行動してください。地震に不慣れな留学生も多く学ばれていると思いますので、自分の身を守りつつ、互いに声をかけ合って避難してください」と述べました。
続いて田代康則理事長が、「いつどこで起こるかわからないのが災害です。『自助』『共助』『公助』の3つを大切に、いざというときに今回の防災訓練の経験を活かしていきましょう」と述べました。
参加した学生からは、「実際に災害が起きた際のイメージを持つことができました。災害時は多くの学生が一斉に避難するので、周りを見ながら落ち着いた行動を意識しようと思います」との声が寄せられました。