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February 5

観世会能楽講座「小袖曽我」で、本学文学部の坂井孝一教授がパネリストとして登壇します

2019年2月5日(火)18時開演

観世会能楽堂(東京都中央区)

2月5日(火)の18時から、銀座の観世能楽堂で観世会能楽講座が開催されます。東京大学の松岡心平教授、観世流宗家の観世清和師と一緒に本学文学部の坂井孝一教授が『小袖曽我』という能の作品をテーマに鼎談を行います。
ご興味のある方は、下記の観世会能楽講座のページよりお手続きください。
■パネリストを務める坂井教授のコメント
最近は、主に鎌倉初期の源実朝や承久の乱について研究していますが、室町期の芸能、とくに能楽についての論考もこれまでいくつか発表してきました。また、今回の能楽講座のテーマは『小袖曽我』です。『小袖曽我』は、源頼朝期の大事件「曽我兄弟の敵討ち」を文学作品化した『曽我物語』をもとに作られた能で、『曽我物語』に関する著書を3冊刊行している私に、能楽研究者の東京大学教授松岡心平氏から、ゲスト・パネリストして登壇してもらえないかというご依頼があったわけです。学生時代に東京大学観世会というサークルで、観世流の能と葛野流の大鼓を稽古してきた私にとって、白足袋を履いて、観世流宗家の観世清和師とともに観世能楽堂の舞台に上ることは貴重な経験であり、今から楽しみにしています。「比較文化史概論」「比較文化史」などの授業の中で能・狂言について学んだ学生の皆さんにも、この機会にぜひ観世能楽堂に足を運んでいただきたいと願っています。

教員情報

ページ公開日:2019年01月29日