内海 友子

開発経済学

発展途上国の教育と労働市場

これまで、発展途上国における教育政策、インフォーマル労働、難民の労働市場への影響、自然災害、開発のためのリスク管理などに関する研究に取り組んできました。最近では、日本の初等・中等教育に関する研究も行なっています。

研究では、「誰一人置き去りにしない」というSDGsの根底にある理念を念頭におきながら、人々の生活の基盤となる「労働」、そして人々の可能性を開く「教育」という２つの側面に焦点を当てています。
教育方針は、貧困問題はさまざまな要因が複雑に絡み合っているため、多角的に物事を考える力を磨くとともに、「何のために学ぶのか」を意識し、データの先にいる人々に思いを馳せられる想像力を育めるような教育を目指しています。

ミネソタ大学
応用経済学専攻
博士課程修了
PhD

大学院の勉強や研究は、目に見える結果が出るまで時間がかかることが多いかもしれません。しかし、目に見えない決意や努力の積み重ねが大事な糧となり、皆さんにしかできない使命の道は必ず拓きます。今の挑戦と苦労を大切にしながら、人生の軸となるような日々を、この創価大学で共に築いていきましょう！