教授
前田 幸男
マエダ ユキオ

Profile
専門分野 | 政治学、平和学、国際関係論 |
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研究テーマ | 惑星政治学、平和の政治思想、大衆文化と世界政治、批判的安全保障研究 |
研究内容 |
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研究・教育方針 |
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担当科目 | Global Issues、Peace Studies、国際政治論、平和学、テーマゼミ(アメリカ研究)、演習Ⅰ~Ⅳ、人間の安全保障ワークショップ、人間の安全保障フィールドワーク、国際平和・外交チュートリアルなど。 |
ゼミテーマ | 惑星平和学研究:ポストSDGsを見据え、変革の主体へ |
主な経歴・職歴・学歴 |
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所属学会・団体 | ①日本政治学会、②日本国際政治学会、③日本平和学会、④日本政治思想学会、⑤総合人間学会、⑥International Studies Association(ISA) |
主な論文・著書 | 著作 『世界政治を思想するⅠ・Ⅱ』(共編著、国際書院、2010年) 『国際政治モノ語り:グローバル政治経済学入門』(共著、法律文化社、2011年) 『グローバル政治理論のための30冊』(共著、人文書院、2011年) 『EUの規制力』(共著、日本経済評論社、2012年) 『平和を考えるための100冊+α』(共著、法律文化社、2013年) 『政治概念の歴史的展開 <第7巻>』(共著、晃洋書房、2015年) 『デモクラシーとセキュリティ: グローバル化時代の政治を問い直す』(共著、法律文化社、2018年) 『「国際政治学」は終わったのか―日本からの応答』(共著、ナカニシヤ出版、2018年)など。 論文 「パスポート・ビザからみた統治性の諸問題――「e-パスポートによる移動の加速・管理の深化」と「アフリカ大陸への封じ込め」」(査読有)、『国際政治』(155)、2009年 "A Genealogy of Japan’s Governance under the U.S. Nuclear Regime: An Approach from the Military-Industrial-Media-Entertainment-Network," East Asian Review(15), 2014。 「気候変動問題から見る「惑星政治」の生成:「人新世」時代に対応するための理論的諸前提の問い直し」(査読有)『境界研究』(8)、2018年 「構造的暴力論から「緩慢な暴力」論へ ―惑星平和学に向けた時空認識の刷新に向けて」(査読有)、『平和研究』(54)、2020年など。 翻訳 ヨハン・ガルトゥング「グランドセオリー序説―平和のミニ・セオリー」『平和のグランドセオリー序説』 (ICU21世紀COEシリーズ)、風行社、2007年。 ジョン・G・ラギー『平和を勝ち取る――アメリカはどのように戦後秩序を築いたか』(小野塚佳光との共訳)岩波書店、2009年 リチャード・フォーク『パワー・シフト : 新しい世界秩序に向かって』(千葉眞他との共訳)岩波書店、2020年など。 |
メッセージ・ひとこと | 「深みのある人間はすべて、いつかは飛び魚のようになって波浪の切っ先にたわむれ遊ぶことに、至福の思いをいだくものだ。」ニーチェ『悦ばしき知識』p.256より |
専門分野 | 国際政治学 |
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研究テーマ |
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研究内容 |
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研究・教育方針 | 今後の研究については、国際政治学・政治地理学・政治理論・平和学などの諸分野における「マテリアル・ターン」の持つ意味についての包括的検討を進めていきたいと考えています。教育方針については、今後の創価教育を支える「平和文化」を体現した人材を育成するのに必要な知識は引き継げるよう、真摯に学生と向き合いたいと思います。 |
メッセージ・ひとこと | とにかく知的体力をつけていってください。閉じられた限定的な言説空間だけで満足せず、新しい英知を取り入れることに貪欲になってください。かつて創立者はこう述べています。「川というのは流れているからきれいなんだ。川の流れがとまってしまったら、たちまち、水は腐ってしまうんだよ。人間も同じだよ。動いている人、絶えず考えている人、そういう人は腐らないんだ。川の流れのように、常に清らかに、物事が進んでいくんだ。」(高村忠成, 創大通教生フォーラム第5号, 2011年, 24頁) これからは本当に価値創造できる人材だけが残っていきます。真価が問われます。だから、どうか本を読み続け、それらの知と知をつなげていく作業を続けていってください。 |