國島 弘行(教授)

クニシマ ヒロユキ

専門分野 経営管理論
担当科目 経営管理論、ベンチャービジネス論、情報とビジネス、中小企業論、ベンチャー企業論
研究テーマ 1.ハリウッド・モデルとシリコンバレー・モデルとのビジネス・モデルの比較
2.ITC革命とEビジネス・モデル
3.市民が自ら公共性を作る社会(新しい市民社会)と市民事業モデル
4.大企業形成・確立期におけるビジネス・モデルと管理論
5.ビジネス・モデル作成法
研究内容 大量生産・大量販売・大量廃棄、大企業、行政国家、官僚制組織などからなる20世紀型の企業経営が動揺・解体している現状を分析し、21世紀型の企業経営のあり方を理論的・歴史的・実証的に模索している。

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研究者情報詳細

研究の概要

情報ネットワーク化と企業経営の革新、ニュービジネスの動向と起業法・新しい働き方

略歴

1979年卒業 中央大学商学部会計学科会計学専攻
1983年修了 中央大学大学院商学研究科商学専攻博士前期課程
1987年退学 明治大学大学院経営学研究科経営専攻博士後期課程(単位取得)
1987年 小樽商科大学商学部商業学科 助手
1988年~1993年 岩手大学人文社会科学部人文社会科学科 講師 助教授
1993年~ 創価大学経営学部経営学科 助教授

最近の主な著書論文

  • 新しい市民社会論と市民経営学をめぐっての覚書 『創価経営論集』第31巻1・2号 2007年2月
  • 「ハリウッド・モデル」とギルド 『経営学史学会年報 第十一号 経営学を創り上げた思想』文眞堂、2004年5月 
  • IT革命と事業戦略の展開 ―ビジネスプロセスの再編をめぐって―権泰吉・高橋正康編著『組織と戦略』文眞堂 2004年3月 第3章(41~61頁)
  • セオリーZ論争の再検討と信頼 ―日本的信頼の現代的意義検討のために―『創価経営論集』第27巻第2・3号、2003年3月
  • IT革命と雇用問題 ―「ハリウッド・モデル」と新しいセルフ・エンプロイメントを中心としてー 労務理論学会『労務理論学会誌 第12号 現代の雇用問題』晃洋書房、2003年2月
  • 非営利組織と新しい経営理論-J.リプナック&J.スタンプスとP.ドラッカーの所説を中心として-『創価経営論集』第25巻1・2・3合併号、2001年3月
  • 経営組織革新と情報ネットワーク化-ナレッジ・マネジメントとネットワーク型組織- 林正樹、井上照幸、小坂隆秀編著 現代経営学叢書第18巻『情報ネットワーク経営』ミネルヴァ書房、2001年5月、第7章
  • バーチャル企業と現代経営の課題 丸山祐一・川岸清編著『今日の企業と経営』八千代出版、2000年4月、第11章(251~270頁)
  • アメリカにおける伝統的組織論の形成・展開-職能論的組織論を中心として-國島弘行・池田光則・高橋正泰・裴富吉『経営学の組織論的研究』白桃書房、1992年、4月

文系大学院 経済学専攻

  • 専門分野 経営管理論
    研究テーマ
    • アメリカにおける経営管理論の歴史的展開
    • 日米企業におけるコーポレートガバナンスと労働問題問題の展開
    研究紹介
    • 19世紀末から20世紀初頭の大企業形成・確立期における米国における経営実践と経営管理論の展開
    • 20世紀末から21世紀初頭の大企業の変容期における米国における経営実践と経営管理論の展開
    • 日本企業における20世紀末以後のコーポレートガバナンス、経営戦略、管理、労働問題の変容
    研究、教育方針 今、世界の経済、社会、企業のあり方が、大きく変容してきている。株式・金融市場の影響力が拡大し、人権保護のための企業や市場への規制力が後退するなかで、民衆の市民生活がグローバルに疲弊してきている。しかし、株主でなく、働く人や地域社会を重視する企業経営も注目されてきている。人間を物的・精神的に豊かにする社会と企業経営のあり方を考えていきたい。
    メッセージ 企業経営の手法を学ぶだけでは、社会科学としての経営学を研究することにはならない。企業は、社会と人間との関係のなかで存在している。そのような関係性が、どうあるのか、どうすべきか、どうするのかを考えて、研究して欲しい。

ページ公開日:2017年08月09日
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