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勘坂 純市(教授)
カンザカ ジユンイチ
専門分野 | 数量経済史 |
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担当科目 | 経済と歴史、経済学史、Economic Development of Japan I |
研究テーマ | 水利システムの発展の比較研究 |
- 自己紹介をお願いします。
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富山県出身。創価学園(中学9期、高校12期)で6年間、寮生活をしました。大学時代から本を読むのは好きで、読んだ本について友人たちと夜通し議論したのも懐かしい思い出です。また、議論の後、ギターを弾いてみんなで歌うのが大好きでした。
- 研究について教えてください。
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日本農業の灌漑・排水の水利システムの発展を、他国の事例と比較しながら研究しています。とくに、人々が共同で使用する用水路などの設備(「公共財」といいます)を、村人たちがどのように協力して建造、維持したかを、経済学を用いて分析しています。
- その研究が進むと、どのような社会貢献が期待されますか。
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発展途上国の農業を発展させ、それらの国の貧困を削減することに役立つと思います。日本の水利システムは、高度に発展しており、とくに同じように米作りが盛んなアジアの農業が発展する一つのモデルを提供できます。
- ゼミではどんなことが学べますか。
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ゼミでは、歴史に限らず、様々な社会問題をとりあげ、経済学を用いて解決策を探ります。「問題」は、学生自身に発見してもらいます。おからを使った健康食材の普及から、街のトイレの美化作戦など、これまでのテーマは多彩です。
- 学生の皆さんに一言お願いします。
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「労苦と使命の中にのみ人生の価値(たから)は生まれる」 若い時は、悩みも多いと思います。しかし、自身の誓った「使命」を忘れなければ、いまのひとつひとつの「労苦」は、必ず「人生の価値(たから)」になります。負けないで。応援しています。
勘坂ゼミ(37期生)
文系大学院 経済学専攻
専門分野 数量経済史・比較制度分析 研究テーマ 比較農業制度分析 研究紹介 中世イングランド社会経済史を主なフィールドにして研究してきました。主要な業績は、Kanzaka, J., ‘Villein rents in thirteenth-century England: an analysis of the Hundred Rolls of 1279-1280’, Economic History Review, vol. LV, no. 4, pp.593-618, 2002.
最近は、比較制度分析の手法を用いた経済史研究を進めています。研究、教育方針 比較制度分析の基本的な研究を学んでいきたい。経済史は、経済理論が苦手だからという消極的理由で選択される場合もある。しかし、ミクロ経済学、マクロ経済学をしっかり学んだうえで、応用経済学としての経済史を研究、教育していきたい。 メッセージ 努力を続ければ実力は必ず伸びます。しかし、ゆっくりにしか伸びません。
学問に王道なし。勉強にウラワザはありません。
ページ公開日:2017年09月01日
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